《2020》有馬記念【1週前追い切り】調教

2020 有馬記念 1週前追い切り 調教評価
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2020年12月27日(日)に中山競馬場で行われる『有馬記念(G1)芝2500m』の1週前追い切り評価となります。

出走登録があるのは23頭。追い切り動画で確認できた17頭の追い切り評価となります。

以下の6頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • アールスター
  • オセアグレイト
  • サンアップルトン
  • ブラックホール
  • ペルシアンナイト
  • ラストドラフト

1週前追い切り動画が追加アップロードされることはないと思うので、上記の馬については来週の最終追い切り評価記事を楽しみにしていてください。

目次

オーソリティ    55.0 【B-】 

美浦南W併せ。G前強め③

2頭併せの内。直線併走状態から鞍上が押して押して1馬身先着という内容。アタマの位置は若干高めも、これはまだ許容範囲。評価しづらい点は、まだまだ身体を伸ばし切って走れていないこと。手前を替えなかった点も割り引いた。

カレンブーケドール 55.0 【B-】

美浦坂路併せ。馬なり。

いつも追い切りをよく見せてくれない馬なのだが、今回も見栄えしない。馬場の真ん中ややラチ沿いを走り、ラチ沿いを走る相手との併せ馬。併せた相手にはクビ差先着も、ラスト1Fで替えた右手前の走りがイマイチ。ラスト1Fで0.7秒失速している点も割り引いた。

キセキ       57.0 【B-】

栗東CW単走。馬なり⑩

馬場の一番深いところを通り直線へ。直線向いた直後の左手前に替わってからの走りは、アタマが上がり全く前に推進して行かないフォーム。これは大きく割引。直線半ばで右手前に替わると見違えるように伸びやかな動きとなったが一瞬だけ。徐々にアタマが高くなりトップスピードを維持できなかった点も割り引いた。

クレッシェンドラヴ 57.0 【B】

栗東CW併せ。馬なり⑨

2頭併せの外。1馬身追走から馬なりのまま相手に追いつき併入という内容。右手前1本での走りではあったが、前脚は高く上がり脚元の力感十分の走り。時計は出ていないものの、真っ直ぐ前を向き集中して余力十分に駆けた点については一定の評価を与えたい。

クロノジェネシス  55.0 【B+】

栗東CW併せ。馬なり⑦

2頭併せの内。低い姿勢の好フォームで、この馬らしいスナップの効いた走り。1馬身半追走から、直線並びかけジワっと少し前に出ると、外の相手が強めに追い出しを開始。こちらは、馬なりのまま抜かせることなく、ハナ差先着した。この勝負根性も評価したい。

サラキア      55.0 【B】

栗東CW単走。G前軽く促す⑦

軽めの内容。この馬らしいピッチ走法でキビキビと駆けた。トモの蹴りに力強さは感じないものの、キレはある。スピードが上がるに連れ、前脚を同時に前に投げ出すような走りとなりどちらの手前で走っているかが分かりづらくなる独特の走り。本追い切りは最終追い切りだろう。

ディープボンド   55.0 【B】

栗東CW併せ。G前強め⑦

2頭併せの内。直線でアタマ差前に出るも、軽く仕掛けられた相手に追い付かれそうになる。そこから勝負根性を見せ、僅か(ハナ差)ながらも先着できた点は評価できる。とは言え、強めに追われての内容であり、走りに余力は感じない。良化途上という見立て。

トーラスジェミニ  57.0 【B-】

美浦坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を登坂するも、身体進行方向に対して真っ直ぐ向かず、外ラチ側にジワジワと斜行。鞍上が左肩に強烈なステッキを1発入れ補正すると、右手前に替えて真っ直ぐに駆けた。右回りの中山の舞台を考えると右側のラチを頼る走り自体、気になる度合いは少ないのだが…。全体時計51.7-13.1秒。時計は出ているもラスト1Fで0.6秒の失速。評価は割り引いた。

バビット      55.0 【B】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

馬場の真ん中ややラチ沿いを登板。低い姿勢の好フォームから、ラスト1Fで仕掛けられると反応し伸びた。キレ味ある走りではないのだが、フォームを崩すことなくゴールに向かって加速し続けるラップを踏めた点は評価できる。ただ全体時計は遅く、これくらい動けて当然とも言える内容。評価は据え置いた。

フィエールマン   57.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑦

半馬身先行からコーナーをショートカット気味に入ると直線向いて早々に3馬身以上突き放す内容。低い姿勢の好フォームは相変わらず。舌をベロベロと出していたのは割引も、弾むようなフットワークで、柔らかく伸びやかに動けている。プラスに評価したい。

ブラストワンピース 57.0 【B-】

美浦南W併せ。G前強め⑥

2頭併せの内。直線半ばからめいいっぱい追われるも、外の馬なりのままの相手を突き放すことができない。馬も活気十分で走る気は見せていたが、身体が付いてきていない印象。何とかクビ差先着も評価はしづらい。

ミッキースワロー  57.0 【B-】

美浦南W併せ。直線終始促す⑧

2頭併せの内。直線入った時点から早々に促すも伸びず。外を楽々と走る相手に対して、終始促し何とか併入という内容。相変わらずのアタマの高い走法で前への推進力を欠く走り。評価できない。

モズベッロ     57.0 【C】

栗東坂路併せ。G前強め。

ラチ沿いを左手前で登板。右前脚が真っ直ぐ前に出ず、外に向かって出ている。そのため走りも安定せず、伸びてもこない。ラスト1Fで手前を替えた際にもバランスを崩し、右手前なら替わってからの走りは更に酷くなった。全く評価できない。

ユーキャンスマイル 57.0 【A】

栗東CW併せ。馬なり⑦

4馬身追走からコーナーワークを利して、直線向いた時点でクビ差まで差を詰める。そのまま馬なりでスーッと相手の半馬身前に。そこからめいいっぱい追って来た相手に対して、馬なりのまま抜かせることなく併入した。手前の切替はスムーズで、終始鶴クビ気味で集中した走り。クビをしっかり使えており、前脚を前に大きく投げ出し、とても伸びやかに動けている。高く評価したい。

ラヴズオンリーユー 55.0 【B】

栗東CW併せ。馬なり⑨

直線向いた時点で相手の1馬身前。鞍上が後ろを振り返り、来る気配がないことを確認してから軽く促すと反応し、この馬らしい弾むようなフットワークで伸びた。しなやかな動きは見せているのだが、G前で手前を替え遊びながらの走り。今一つ本気さが感じられず、評価しづらい。動きは悪くないため評価は据え置いたが…。

ラッキーライラック 55.0 【B】

栗東CW併せ。G前強め⑥

2馬身追走からコーナー〜直線序盤で3馬身以上突き放すと、後は一人旅。アゴを前に突き出し、この馬らしい走る気に満ちた活気ある走りではあったが、最後は少しスピード感が失われていた。とは言え、全体時計は78.9-12.6秒としっかり負荷をかけた内容だった点は好感が持てる。最終追い切りに期待したい。

ワールドプレミア  57.0 【A】

栗東CW単走。馬なり⑥

クビを大きく縦に動かし身体全体を使った走り。各関節の動きがしなやか。前脚を高く上げトモも大きく動かし、弾むような走りができている。直線半ばで右手前に替えると一段ギアが上がり伸びた点も評価できる。時計は出ていないものの、動きが秀逸。高く評価したい。

最終追い切りは必ずチェックしよう

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