《2020》有馬記念【最終追い切り】調教

2020 有馬記念 1週前追い切り 調教評価
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2020年12月27日(日)に中山競馬場で行われる『有馬記念(G1)芝2500m(定量)』の最終追い切り評価となります。

出走は16頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。

目次

オーソリティ    55.0 【B】

美浦南W併せ。強め③

2頭併せの内。1馬身前を追走からコーナーで並びかけ、直線で強めに追って1馬身先着という内容。グンと伸びる感じはないものの、ジワっとしっかり伸びている。追われてからの反応は良く四肢の可動域も広い。ただ鞍上が肩を叩き、手前を替えさせようとするも、手前を替えることなく右手前1本で走った点は割引き。

【1週前追い切り B-】 

オセアグレイト   57.0 【B-】

美浦南W単走。馬なり⑥

ハロー明けの綺麗な馬場の6分どころを淡々と馬に任せて流しただけの軽い追い切り。動きとしては可もなく不可もなくなのだが、大舞台を前にした最終追い切りとしては内容が軽過ぎる。評価しづらい。

【1週前追い切り 映像なし】

カレンブーケドール 55.0 【B】

美浦坂路併せ。馬なり。

左回りの美浦坂路の緩いコーナーを逆手前で入る。途中で左手前(正手前)に修正し、そのまま左手前で登坂。ラスト1Fで右手前に替わるとグッと半馬身前に出るも、相手の前に出た後、フッと脚元を緩めて半馬身差以上広げることなくゴールした。相手の前に出た後、相手に合わせるかのように脚色を緩めた点を割引きたい。フォームはカチッとした好フォームで1週前よりかはよく見えるが…。

【1週前追い切り B-】

キセキ       57.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。今回からクロス鼻革を付けての追い切り。効果はあるようで落ち着いた走りが出来ていた。クビを使って力強いフットワークは健在も、迫力という意味では何か物足りなさも覚える内容。ラスト1Fで0.1秒失速しているが、これは前を走る馬がヨレて進路に入ってきたため。気にする必要はなさそうだ。

【1週前追い切り B-】

クレッシェンドラヴ 57.0 【B-】

美浦南W併せ。G前仕掛け⑨

コーナー深く回り直線へ。顔を右に向ける仕草が早く不自然なコーナーの回り方。ラチ沿いを走れれば問題なさそうだが、外を回らされては辛いだろう。直線で並んだ状態から先に仕掛けるも、強めに追われた外の相手になす術なく半馬身遅れてしまう。脚元の力感欠く走りで評価できない。

【1週前追い切り B】

クロノジェネシス  55.0 【B】

栗東CW併せ。馬なり⑧

2頭併せの内。併せた相手はリュヌルージュ。これを2馬身追走から、めいいっぱいに追う相手に馬なりで併入した。最終追い切りは調整程度の内容。終始相手の影に隠れる形となり動きはほとんど見えなかった。この馬は元々ピッチ走法の馬。そのため前脚の出は悪く見え、動きに伸びやかさは感じない。ただ追う相手を抜かせないあたり状態は悪くなさそう。評価は据え置いた。

【1週前追い切り B+】

サラキア      55.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

何を嫌がっていたのだろうか。登坂途中に、アタマを高く上げ、顔を大きく右に向ける仕草。鞍上に補正されるも、少し間隔を置いてからまた同じように嫌がる仕草。何度か映像を見直したが何が原因だったりは分からなかった。線は細く見え、大きく割引き。踏んだラップは優秀も評価しづらい。

【1週前追い切り B】

バビット      55.0 【B-】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

馬場の真ん中ややラチ沿いを登坂。動きは推進力を上に逃す走りでスロー。動きに迫力を感じない。全体時計55.6-13.1秒と遅く、評価しづらい。

【1週前追い切り B】

フィエールマン   57.0 【B+】

美浦南W単走。馬なり⑧

低い姿勢で走る馬。コーナーでもクビを振りながら加速しており、コーナーリング性能は高い。直線での手前の切替も極めてスムーズで見るからに調子は良さそう。直線半ばで右手前に戻すとそこから更にグンと伸びた。時計は出ていないが、十分にプラスの動き。

【1週前追い切り B+】

ブラストワンピース 57.0 【B+】

美浦南W併せ。軽く促す⑥

アタマは高めも力強いフットワークでトモの回転力も豊富。直線軽く促すだけで3/4馬身前を走る相手を1馬身突き放してフニッシュ。調子は良いだろう。確実に押さえたい。

【1週前追い切り B-】

ペルシアンナイト  57.0 【A】

栗東CW併せ。馬なり⑦

映像は直線だけの動きしか無かったが、外の相手を一瞬にして3馬身近く突き放す好内容。前脚を高く上げ、弾むようなフットワークでスピード感満点の迫力ある動き。動きが柔らかく、近走の中では一番よく見える。終始舌を出していた点は割引もそれを凌駕する動き。高く評価したい。

【1週前追い切り 映像なし】

モズベッロ     57.0 【C】

栗東坂路併せ。G前強め。

ラチ沿いを登坂。ラスト1Fで苦しくなり右手前に戻すも既に脚が上がっておりバテて真っ直ぐ走れない。やや右に斜行気味に走り、後ろから来た相手に半馬身交わされる内容。時計も遅く、全く評価できない。

【1週前追い切り C】

ユーキャンスマイル 57.0 【C】

栗東坂路単走。G前仕掛ける。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。前脚の着地ポイントが近い馬で元々バランスを崩しやすいフォームで走る馬なのだが、今回の最終追い切りは走りの軸がしっかりせずフォームがバラバラ。酷かった。右前脚を回すように走っており力が入っていないのが原因に思われる。この評価としたが、1週前のコースでの追い切りが良かったため当日の気配は是非チェックして頂きたい。

【1週前追い切り A】

ラヴズオンリーユー 55.0 【B】

栗東CW単走。軽く促す⑨

馬場の外目を回り、軽く促しながら直線へ。終いの時計はそこそこしっかり出ているものの、クビの可動は狭く、何か脚元だけで走っているかのような走り。最後は手前を戻しており余力も感じない。全体的に動きが硬く、四肢の可動域も狭め、高い評価は与えられない。

【1週前追い切り B】

ラッキーライラック 55.0 【A】

栗東CW単走。馬なり⑧

この馬はいつも一生懸命に走る馬。軽めの内容ではあったが、直線半ばから、馬自らがクビを振って加速。変わらずバランスの取れた好フォーム。トモの回転は鋭く脚元も力強い。このレースで引退とのことだが、まだまだ元気いっぱい。馬の走る気は全く衰えていない。

【1週前追い切り B】

ワールドプレミア  57.0 【B+】

栗東CW単走。馬なり⑨

武豊騎手が騎乗。1週前にしっかりと追われ最終追い切りは軽めの内容。ゆったりと馬場の外目を走らせただけの内容ではあったが、1週前同様、クビを大きく動かし柔らかくしなやかに動けている。間違いなく好調だろう。高く評価したい。

【1週前追い切り A】

残念ながら回避となった馬

出走を予定していたミッキースワローは23日の追い切り後に脚部不安を発症。回避することになったとのこと。これにより、出走馬決定順で次点だったクレッシェンドラヴが繰り上がることに。なお、同馬は坂井騎手と初コンビを組むことが決まった。

~sanspo.com の記事より抜粋~

ミッキースワロー 57.0 【B-】

美浦南W単走。馬なり⑧

馬場の8分どころを通り直線へ。アタマが高いのはいつもの事だが、その分脚元の力が売りの馬。今回はその脚元の力が強さがなく、いつものような唸るような走りとは程遠い内容。時計も平凡。あまり調子が良さそうに思えない。

【1週前追い切り B-】

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