本記事は、2020年9月5日(土)に行われる新馬戦(札幌5R 芝1500m)の追い切り評価となります。
出走14頭中、追い切り動画で確認できた11頭分の追い切り評価となります。
なお、追い切り動画がない馬については評価しておりませんので、ご了承ください。
1枠 1番 キトゥンズルンバ 【B+】
札幌芝併せ。馬なり⑦
2頭併せの内。外は同レースに出走予定のララマカロン。コーナーリングが下手。首を曲げすぎ。直線に入ると前脚をしっかりと伸ばし、クビを使った美しいフォーム。脚元の力感がもう少しあればなお良いのだが。軽く仕掛けた相手とは併入した。
同レースに出走するララマカロンと比較すると、どちらも一長一短で難しいところだが、フォームの美しさからこちらを上位に取りたいが、2頭とも押さえるのはありかも知れない。
2枠 2番 アオイナギサ 【B-】
札幌ダ併せ。G前軽仕掛け⑤
2頭併せの内。外は2歳未勝利馬。馬なりのままの相手に直線半ばから強めに追うも半馬身遅れという内容。通ったコースを考えると時計も平凡。評価できない。
3枠 3番 オビワンエンペラー 【C】
札幌芝併せ。馬なり⑦
2頭併せの内。外は2勝クラスのウインカーネリアン。1馬身先行した状態で追い付かれ併入という内容。馬格の良い馬だが動きが悪い。終始アタマが高くクビの可動も狭い。当然四肢の可動域も狭く前への推進力を欠く内容。格上相手に併入とは言え、時計云々の前に動きが悪く評価できない。
3枠 4番 テンウォークライ 【-】
映像なし
4枠 5番 ララマカロン 【B+】
札幌芝併せ。G前軽仕掛け⑧
2併せの外。内は同レースに出走予定のキトゥンズルンバ。パワフルな馬体は目を引く。走りも力強く、直線入口でクイっと相手の前に出るも、左手前に替わると、顔を左に向け走りづらそうなフォームになり減速。この馬は左手前が苦手だ。今回の舞台ではマイナス要素。その後右手前に替わると力強い走りで再び伸びたが…。右手前時は好フォームで、動きはとてもパワフル。目を引く動きをする。判断がとても難しいが、力強さを評価しプラスとした。
4枠 6番 ファジェス 【B-】
札幌ダ単走。G前軽く追う⑦
脚長の馬で大きなフットワークをする馬。アタマが高く重心は高め。もう少し沈み込むように走れるようになると良くなるのだが…。とは言え、鞍上に軽く追われて何とか推進力を保ててはいた。ただフォームの完成度は低くマイナス評価とする。
5枠 7番 ラグランジア 【B】
札幌芝併せ。馬なり⑥
2頭併せの内。外は札幌2歳Sに出走するジオルディ。これと馬なりで互角どころか少し手応え優勢。ピッチ走法の馬でキビキビとした動き。クビを使って集中して走れている点は評価したい。
5枠 8番 デルマアシュラ 【-】
映像なし
6枠 9番 シュネルマイスター 【A】
札幌芝併せ。G前軽仕掛け⑧
2併せの外。内は同日の札幌2歳Sに出走するスライリー。この馬に2馬身先行した状態からコーナーで並ばれるも直線突き放して1馬身先着。馬格も走りも、スライリーより上で、並ぶとスライリーが子どもに見える。コーナーリングも上手く、前脚をしっかり伸ばして活気十分に走れており、何より走りの軸が安定している。最後の最後に手前を替えたのは割引も、ゴールを過ぎても走っており余力も十分。高評価したい。
6枠10番 ビスターシュドール 【B-】
札幌芝併せ。
2頭併せの内。外は2歳新馬。低い姿勢の好フォームだが、四肢の可動域がそれほど広くないためかスピードが出ない。馬なりの相手に2馬身突き放された。また前脚の脚力がまだ非力なのか、直線で何度も手前を替えた点は割引。これだけ手前を替えてバランスを崩さない走りができているのは、ある意味器用なのだが…。
7枠11番 トーセンカトリーヌ 【-】
映像なし
7枠12番 ブレリア 【B】
札幌ダ併せ。馬なり⑧
2頭併せの内。外は2歳未勝利馬のゲツメンチャクリク。直線クビ差前に出るも追い付かれて併入という内容。手前を替えた直後、アタマが高く推進力を損ねる走りになったのはマイナスも、その後は立て直し身体を使って走った。時計は出ていないものの脚元は力強くマイナス評価にはしたくない動き。
8枠13番 エレグア 【B-】
札幌芝併せ。G前強め⑦
3併せの中。外は同レースに出走するモーニングアップ。内の相手に1馬身半遅れたが、モーニングアップにはクビ差先着という内容。ただ、この馬は直線半ばでバテて、ラスト1Fは手前を替えて、鞍上に追われて何とかという内容。時計も平凡で評価しづらい。
内の馬がとても良い動きをしていた。少し調べたが馬名が分からなかった。要チェックの馬で、読者でわかる方がいればぜひ教えてほしい。
8枠14番 モーニングアップ 【B-】
札幌芝併せ。G前強め⑧
3頭併せの外。中は同レースに出走するモーニングアップ。上でも書いたが、この馬にアタマ差遅れは評価しづらい。クビの可動域は狭めも、トップスピードに乗った時の四肢の可動域は広い。とは言え初戦は見送りが妥当か…。