《2021》京阪杯【最終追い切り】調教評価

京阪杯 追い切り 調教 評価
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2021年11月28日(日)に阪神競馬場で行われる『京阪杯(G3)芝1200m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた16頭の追い切り評価となります。

以下の2頭については、追い切り動画がありませんでした。

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目次

アイラブテーラー   54.0 【C】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

重心が何度も高くなり推進力を損ねる走りだった点は大きく割引。また、鞍上が手前替えを何度も扶助するも頑なに拒み、最後まで右手前1本の走り。脚元の力感も薄く評価できない。

アウィルアウェイ   55.0 【B-】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

この馬はホント独特な走りをする馬。脚の付き方もあるが、前脚を真っ直ぐに出すことができず、外に向かって出すため、前から見ると「ハの字」のようなフォームで走る馬。重心も上ずった走りとなることが多く、いつも脚力だけで走っているように見える。この馬はいつもこう。これで好走するため問題ないのかもだが、時計は平凡で終い0.2秒の失速。評価しづらい。

アストラエンブレム  57.0 【B-】

美浦坂路単走。G前追う。

手前替えのタイミングが早過ぎる。荒々しい活気はみせ、気持ちは行きたがっているが、身体が付いて来ていない印象。毛艶よく筋肉の隆起も目立つも、時計は平凡でラスト1Fで0.3秒失速しての12.6秒。評価しづらい。

エイティーンガール  55.0 【B+】

栗東CW単走。馬なり⑨

4F追い。肩の動きに硬さが見られるも、後肢の可動域は十分でバネ感たっぷりの走り。通ったコースを考えるとなかなかの好時計。これを完全馬なりのリラックスした爽やかな走りで計時。十分好調であることが伝わる内容。高く評価したい。

オールアットワンス  53.0 【B】

美浦南W単走。馬なり⑦

1週前で仕上げてきたのだろう。最終追い切りは4F追いで折り合い重視の軽めの内容。四肢の可動域はそれほど広くないものの、クビの角度よく一定のリズムで気分良さそうに駆けた。状態は悪くなさそう。評価は据え置いた。

サヴォワールエメ   54.0 【A】

栗東坂路単走。馬なり。

とても軽めの調整ではあったが、アタマをグッと下げ集中。前脚の着地は柔らかでクッションの効いた走りで真っ直ぐに登坂。脚元の力感も十分で、動き伸びやか。何かとても目を引く動き。高く評価したい。

jamie

全体時計は57.7-12.6秒です。この馬に追い切りで高評価する人は少ないかも知れません。ただ映像から伝わる雰囲気はとても良かったです。状態はかなり良く見えます。

シヴァージ      57.0 【A】

栗東坂路単走。馬なり。

ラスト2Fを過ぎた辺りでキレイに手前を替え、真っ直ぐにラチ沿いを登坂。適度な活気を保ち、動きは大きく伸びやか。脚元の力感も十分。時計も優秀で文句なし。高く評価したい。

jamie

スプリンターズS、3着がフロック視されているのでしょうか。単勝2~3倍かなと思っていましたが、土曜日の朝の時点で単勝5倍台です。このオッズには少し驚きました。十分妙味があると思います。

シゲルピンクルビー  53.0 【B-】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

栗東坂路の緩いコーナーを逆手前で、ラチ沿いを1頭分空けたところに入ってくる。直線に入ってからも、重心が少し右側にあり、身体の真ん中に重心を置けていない走りであった点は割引き。アタマの位置も安定せず、上下幅の大きなロスの多い動き。最後の数完歩はさすがに疲れたか、手前を戻していた。評価は割引いた。

タイセイビジョン   57.0 【B+】

栗東CW単走。G前仕掛け⑥

通ったコースは馬場の真ん中だったとは言え、テンから飛ばして6F時計79.0秒の好時計。直線で手前を替えなかった点は割引きも、1週前はキレイに手前を替えることができており、さして気にしなくても良いかも知れない。何より評価したいのが、活気十分に、身体全身を使って走れている点。スピード感ある走りができている。高く評価したい。

jamie

この馬は追い切りの良し悪しがレースの成績とリンクする馬という認識です。幸騎手との初コンビになりますが手が合うイメージも持てます。

ファストフォース   56.0 【B】

栗東坂路併せ。強め。

併せた相手は古馬3勝クラスのサンキューユウガ。これを1馬身追走し、馬場の真ん中ややラチ側に入ってくる。最後は2頭ビッシリ馬体を並べ、共にステッキを入れての追い比べ。本馬が、最後の数完歩でスッと交わし去り、1馬身先着した。重心が高めで右手前1本での走りだった点は割引きも、力強い走りだった点は評価したい。

ミッキーブリランテ  56.0 【B】

栗東坂路併せ。馬なり。

この馬は走るフォームが良いため、比較的良く見えることが多い。今回も例に違わず好フォーム。併せた相手に3/4馬身先着した。ただ今回は全体時計は標準的であるにも関わず、ラスト1Fで0.5秒の失速。これは道中落ちていた黒いヘルメットらしきものを避けたことも影響しているのかも知れない。この障害物を避けた時の動きは軽やかで調子は悪くなさそうだが、脚元の力強さが少し物足りない。評価は据え置いた。

ライトオンキュー   58.0 【B-】

栗東坂路併せ。G前仕掛け。

ラチ沿いを登坂。何かもの凄い活気。この状態でレースに向かったらレース前に消耗してしまいそうな勢い。悪く言えば少し入れ込み気味。最後までこの勢いは持続せず、ラスト1Fから肩ムチ入れて仕掛けるも、0.7秒と大きく失速。併せた相手には1馬身半先着していたが…。

jamie

58㎏の斤量も厳しく、大外枠。この内容では最後の坂で止まってしまうような気がします。割り引きました。

レッドアンシェル   57.0 【C】

栗東坂路併せ。G前仕掛け。

序盤は舌を出し、口をパクパク開きながらの走り。G前仕掛けるも、併せた2歳1勝クラスの相手になす術なく1馬身半遅れ。後肢が外を回る見栄えの悪いフォームも割引。状態は芳しくないだろう。評価できない。

レイハリア      53.0 【B-】

美浦坂路単走。G前軽仕掛け。

ラチ沿いを登坂。手前脚とは逆脚の使い方に不満。動きに柔らかさがなく、何かせわしない走り。走りに余裕を感じない。1週前と比べると少し良くなったが…。人気になることを加味すると、評価は割引きたくなる。明示的に一つ評価を下げてみた。

jamie

この馬は1週前追い切りの映像もありました。併せた相手は、古馬2勝クラスのサツキマス。これを2馬身半突き放す内容でしたが、ラスト1Fで0.5秒失速し、12.4秒だった点は不満です。

ただ、この馬は状態良い時はパドックをとてもよく見せます。パドックはチェックすることをお勧めします。

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