2021年5月23日(日)に東京競馬場で行われる『オークス(G1)芝2400m(定量)』の最終追い切り評価となります。
出走登録は21頭。追い切り動画で確認できた14頭の追い切り評価となります。
- クールキャット
- スウィートブルーム
- ストライプ
- タガノパッション
- ハギノビリナ
- ホウオウイクセル
- メイサウザンアワー
アールドヴィーヴル 55.0 【B-】
栗東坂路単走。馬なり。
手前をコロコロ替え、遊びながら登坂。3回も手前を替えた。それだけならまだしも、手前を替えるたびに首を傾げ適当な手前な替え方。走りの軸も安定せずフラフラとした走り。評価できない。
アカイトリノムスメ 55.0 【B-】
美浦南W併せ。G前軽く促す④
2頭併せの内。2馬身追走から直線で並び掛け、最後は併入。こちらは軽く促すも、外の相手は完全馬なり。軽めの内容だったとは言え、馬格も外の相手の方が良く、見栄えしない内容。評価は割り引いた。
ウインアグライア 55.0 【B】
美浦南W併せ。軽仕掛け⑥
3頭併せの中。内は相手にせず、外の相手との追い比べ。一時はアタマ差前に出られるも、最後はアタマ差先着。クビの可動は狭めも、前脚を高々と上げるダイナミックなフォームで活気十分。スピード感ある走りができている。
エンスージアズム 55.0 【B-】
栗東坂路併せ。G前強め。
植え込み側を登坂。ラスト1Fで手前を替えようとするも上手く替えることができず、そのまま右手前。最後は強めに追われて0.2秒の失速。身体の重心が真ん中に置けない走法も割引。併せた相手には1馬身先着していたが…。
ククナ 55.0 【B】
美浦南W併せ。G前軽仕掛け⑥
3頭併せの内。外を3馬身、中を1馬身半追走し直線へ。直線序盤で早々にクビ差前に出るも、仕掛けた中の相手に追いつかれそうになる。そこから再度伸びて最後はアタマ差先着。時計は遅いも、綺麗なフォームで走れており、マイナスにはしたくない動き。ただ、脚元の力感薄め。
ステラリア 55.0 【B+】
栗東CW併せ。馬なり⑦
3頭併せの内。前を4馬身追走から直線でアッと言う間に3馬身突き放す圧巻の好内容。四肢の可動域は決して広くないものの、クビでリズムを取りキビキビと走れている。キレ味よりも長く脚を使うタイプ。
スライリー 55.0 【B-】
美浦南W併せ。一杯⑥
直線でムチまで入れて一杯に追うも、馬なりのままの外の相手に半馬身前に出られてしまう。最後まで懸命に追うも届かず、結局クビ差遅れ。全体時計は良いものの、終いの失速は評価しづらい。
スルーセブンシーズ 55.0 【B+】
美浦南W単走。G前軽く追う⑧
クビを前に突き出し、前脚を大きく前に放り投げて走る滞空時間の長い走り。動きはとても伸びやか。アタマの位置も良い。序盤、顔を真っ直ぐ向けて走れていなかった点と、最後に手前を戻した分だけを割引いた。
ソダシ 55.0 【B+】
栗東CW併せ。馬なり⑥
3頭併せの内。前を走る2頭の後で折り合わせ、直線で鞍上からの指示を待ちつつ、いつでも抜け出せる構え。鞍上は仕掛けず、自然なカタチで相手を交わし半馬身先着。脚元は変わらずパワフル。右手前で引っ張ったのは余力と捉えたい。気になるのは左手前に替わってからの動きが小さく見えた点。脚元は変わらずパワフルも、評価は一つ下げた。
ニーナドレス 55.0 【A】
栗東CW併せ。G前強め⑥
3頭併せの内。前を2馬身追走から直線で5馬身突き放す圧巻の内容。相手を突き放す時の加速と脚力は見事の一言。四肢の可動域も広く、前脚も高く上がっている。アタマが高く、走りの完成はまだ先も、十分の内容。最終追い切りは軽めの調整になることも想定される。高く評価しておきたい。
パープルレディ 55.0 【C】
美浦南W併せ。G前強め④
2頭併せの内。2馬身追走から直線で馬体を並べ、ほぼ同じタイミングで追い出しを開始するも、外の相手に手応え劣勢。アタマ差遅れた。線が細く、脚元が非力。軽めの内容だったとは言え、評価できない。
ファインルージュ 55.0 【B】
美浦南W併せ。G前仕掛け③
2頭併せの外。左手前のまま引っ張り、相手が馬体を併せて来たところから、手前を替えて仕掛けるも、ハナ差程度、僅かに遅れたか。ただ仕掛けてからの反応は悪くない。評価は据え置いた。
ミヤビハイディ 55.0 【C】
美浦南W併せ。G前軽仕掛け⑥
3頭併せの内。コーナーで逆手前となり、直線向いても逆手前。チグハグな走りで、馬自身も違和感を感じながら走っているかのよう。外には半馬身先着も、1馬身遅れた。全く評価できない。
ユーバーレーベン 55.0 【B-】
美浦南W併せ。G前強め⑧
歩幅が小さくピッチ走法の馬。キビキビとは走れているものの、直線でなかなか手前が決まらない。そうこうしている内に外の相手に詰め寄られ、G前強めに仕掛けて何とか併入という余力ない内容。推進力を上に逃す完歩も多く、評価しづらい。