《2021》根岸S【評価結果】―レース回顧

2021 根岸S シルクロードS 調教 追い切り 評価結果 レース回顧
目次

追い切り評価の結果はいかに?

jamieのファン

jamie、フェブラリーSの前哨戦となる根岸Sの追い切り評価結果はどうだった?

jamie

出走馬は16頭中、高評価としたのは4頭。唯一の【A】評価馬レッドルゼルが1着で、1週前追い切りで【A】評価を付け、パドックで抜群の気配だったタイムフライヤーが3着だったまでは良かったんだけどね…。

jamieのファン

2着のワンダーリーデル(10番人気)をjamieとしては拾いたかった訳だね。

jamie

うん、ワンダーリーデルは最終追い切りは【B】評価だったんだけど、1週前追い切りが【C】だったので切ってしまったんだよね。どのみち、レッドルゼルとスマートセラヴィーとの組み合わせしか買わなかったのでダメだったよ。

着順馬名評価人気
1レッドルゼルA1
2ワンダーリーデルB10
3タイムフライヤーB-2
4アルクトスB+6
5ブルベイリーデ12
6ヤマニンアンプリメB-14
7デザートストームB8
8ヘリオスB5
9サブノジュニア15
10ステルヴィオB+3
11スマートダンディーB11
12サクセスエナジーB-13
13テイエムサウスダンB4
14ダイメイフジ16
15メイショウテンスイB-9
16スマートセラヴィーB+7

レース回顧

稍重馬場で行われた今年の根岸S。勝ち時計1:22.3秒は馬場状態を考えると普通。

過去10年の根岸Sで稍重または重馬場で行われたのが3年あったが、その平均勝ち時計がちょうど1:22.3秒であった。

ペースは、前半600mが34.4秒、後半600mが36.0秒。1.6秒後半の方が遅いハイペースでレースが行われた。

このペースを作ったのは、スマートセラヴィー(戸崎)であった。

パドック

1着レッドルゼル、3着タイムライヤー、4着アルクトスは拾えていたものの、2着ワンダーリーデルは拾えなかった。

ワンダーリーデルは追い切りからは拾うことは難しかった。こういう場合、筆者はパドックから拾うしかないのだが…。パドックを再確認するとそれはそれで良く見えてしまう。ただ、このレースはパドックで良く見える馬が多く、やはり名前は上げられなかっただろう。

展開

東京ダ1400mは、ポジション争いをした後の3角~4角にかけて下り坂で息が入りづらく、直線向いたら急坂が待ち構えるというコース形態から差しが決まりやすい

ただでさえ差しが決まりやすいコース形態の中、このレースのテンの3Fは過去10年で2番目に早い34.4秒という早いペースで進み、極端に差し有利な展開となっていた

スタート

スマートセラヴィーがやや立ち遅れ、ヘリオスが少し狭くなるシーンがあるも、ほぼ横1線のスタート。

スマートセラヴィーはテンの脚を活かしハナを主張。メイショウテンスイもダッシュが早く前に。サクセスエナジーも出ムチを入れて前に付けた。3頭が互いに競り合う形となり3角を曲がる。息が入らない。

レッドルゼルはスタートを決めるも序盤は無理せず中団(9番手)からの競馬。

目の前にルメール騎乗のタイムフライヤー。これを自然な形でマークすることとなった。

3角~4角の中間地点、残り800m地点での隊列は以下のとおり。

集団
1列目

スマートセラヴィー、メイショウテンスイ、サクセスエナジー

集団
2列目

ヘリオス、*****、テイエムサウスダン

集団
3列目

ダイメイフジ、タイムフライヤー、アルクトス

集団
4列目

*****、レッドルゼル、サブノジュニア

集団
5列目

スマートダンディー、ヤマニンアンプリメ

集団
6列目

ダイシンインディー、ブルベイリーデ、デザートストーム、ステルヴィオ

集団
最後方

ワンダーリーデル

1着 レッドルゼルについて

フェブラリーSを見据え中団からの競馬。

自然なカタチで、タイムフライヤーをマークするポジションが取れたことはラッキーだったかも知れない。

最後の直線はなかなか前が空かない。

タイムフライヤーが抜け出してできたスペースを利用して進路が確保できたのはラスト200m。

ラスト1Fの走りは秀逸。クビと前肢を大きく前に投げ出し、低い姿勢で伸びやかなフォーム。1馬身半前を走るタイムフライヤーを交わして、外から猛追してくるワンダーリーデルの追撃をアタマ差凌いでの優勝。

本馬はこれが重賞初制覇。フェブラリーSへの優先出走権も得た。

次はいよいよフェブラリーSでG1戴冠を目指すこととなる。

筆者はTwitterで、レッドルゼルの最終追い切りを見て次のように評しており、無事過ごしてくれれば早くも実現することとなる。楽しみだ。

筆者はあまりこの手のデータは気にはしないのだが、フェブラリーSの過去10年を見ると前走根岸S組が4勝。うち3勝がこの根岸Sの優勝馬である。

jamie

テスタマッタは根岸S3着。フェブラリーSで馬券になるのは根岸Sの上位3頭までというデータになっているのも興味深いね。

なお、前走東海Sの優勝馬も3勝しており、データを額面どおりとらえると、フェブラリーSの勝ち馬は60%の確率で「レッドルゼル」(根岸Sの1着馬)か「オーヴェルニュ」(東海Sの1着馬)ということになる。

この両馬はともに川田騎手が騎乗。本番で川田騎手はどちらに乗るのだろうか?

これは完全に筆者の推測となるが、川田騎手の勝利ジョッキーインタビューを聞く限り、勝てばこのレッドルゼルに騎乗することが決まっていそうな雰囲気は感じた。

今回は斤量56㎏で次走は1㎏増となる。それでも有力馬の1頭に変わりなく1番人気になることも十分に想定される。

フェブラリーSの追い切り動画を見るのを楽しみにしておきたい。

2着 ワンダーリーデルについて

最後方からの競馬。展開が向いたこともあったが上り3F時計最速となる34.6秒は立派(過去10年の全出走馬中、5位タイの時計)。

脚抜きの良い馬場もあっていたのだろう。

532㎏の大きな馬体をスピードに乗せて走る姿に迫力もあった。

レッドルゼルが進路を確保できたのがラスト1F時点。この時点でワンダーリーデルはレッドルゼルより1馬身後ろ。

勢いは本馬の方が上で、差し切ってしまいそうではあったが、ラスト50mで脚が止まってしまったのが悔やまれる。

特段追い出しのタイミングが早かったとは思わなかったが、結果的にはもう数完歩追い出しを遅らせていれば差し切っていたかも知れない。

8歳馬ということでフェブラリーSでも人気は出なさそう。

追い切りで動けているようであればフェブラリーSで積極的に買いたい1頭となる。

3着 タイムフライヤーについて

スムーズに競馬し力を出し切っての3着であり「本番では評価できない」という見方もできる一方で、1、2着馬より1㎏重い57㎏を背負い、勝ち馬に終始マークされての3着は悪くなく、「本番でも好走可能」という見方もできる。

根岸SとフェブラリーSでは展開もまた違ってくる訳で、この位置から強い競馬ができたのは収穫があったのではと筆者は考える。

いずれにせよ、筆者は追い切り重視。追い切り次第では当然高く評価すべき馬だろう。

jamie

ルメールがカフェファラオを選択するか、タイムフライヤーを選択するかも要チェックですね。

4着 アルクトスについて

序盤は前から3列目でタイムライヤーの外を併走するカタチ。

3角~4角で一つの判断を求められる。

前を走るヘリオスとテイエムサウスダンとの間にスペースが。

ここに入り距離ロスを少なくするか、テイエムサウスダンの外に出して距離ロス覚悟でスムーズな競馬をするか。

田辺騎手は、前者(間のスペースに入り距離ロスを少なくすること)を選択。筆者には、これはルメールが仕掛けた罠に嵌ったようにも見えた…。実際前が壁になり追い出しのタイミングが遅れることに。ただ見方を変えるとこのおかげで脚が溜まったとも言える。

外に出してスムーズに追えていればどうなっていたか。

とは言え、59㎏を背負って先行馬不利の中、前目に付けての4着は立派。本番では斤量が2㎏減になるとは言え、キレ味勝負になるとやはり分が悪く、本番では先行して早め抜け出しでどこまで粘れるか。こういう競馬になりそうだ。

当然無視できない1頭という認識である。

5着 ブルベイリーデについて

レッドルゼルに次ぐ上り3位(35.3秒)の脚を使った馬。レッドルゼル(川田)に進路に入られた分、まともに追えなかった1頭であり不利を受けた馬の1頭ということで名前をあげておきたい。

レッドルゼル(川田)がいなければ、タイムライヤーまで届いていたかも知れない。そう思われる最後の脚色であった。

ワンダーリーデルのように大外に持ち出していれば面白かったかも知れない。

前に行ったり後ろからの競馬をしたりと脚質が読みづらい馬ではあるが、能力は低くはなさそうだ。

8着 ヘリオスについて

1週前追い切りで良い動きをしており、戦前から面白うだなと思っていた馬。

このレースでも前目に付けて粘って、勝ち馬と0.6秒差の8着なら、まだ見限れないレベルだとは考える。

次走人気がなくなるようなら買いたい馬として名前をあげておきたい。

その他、高評価馬について

10着 ステルヴィオについて

追い切りでは良い動きをしており、ダートが走るか分からない中、芝での実績を考えると「未知の魅力あり」ということで人気していたわけで、筆者としてはオッズをみた際、違和感を覚えるオッズではなかった。

これはレースが終わった後だから言えることだが、この馬はダートは不向きだろう。

16着 スマートセラヴィーについて

追い切りもレッドルゼルに次いでよく、パドックも1番よく見え、かなり期待した馬の1頭であったが最下位という結果。

スタートで若干立ち遅れ序盤に脚を使ってしまったのは痛かった。また最初のコーナーが逆手前。チグハグな競馬となっており、直線向いた時点では既に脚がなかった。

戸崎騎手のレース後のコメントは以下のとおり。

「最近揉まれる競馬をしていなかったので、そのような形になるのは嫌だなと思って運びました。ここのところ右回りばかり使っていたので、右に張って走っていました」

~netkeiba.com 根岸Sレース後コメントより~

揉まれる競馬が苦手なようには見えなかったが、左回り(東京コース)は走りづらそうな感じが映像からも見て取れた。

この馬の持つ特性メモ
  • 左回りがあまり得意そうには思えない
jamie

あくまでレース後の騎手コメントからの筆者の仮説でしかないことご了承下さい。

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