2022年2月19日(土)に東京競馬場で行われる『ダイヤモンドS(G3)芝3400m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は14頭。追い切り動画で確認できた13頭の追い切り評価となります。
- メロディーレーン
アドマイヤアルバ 53.0 【B-】
美浦坂路単走。G前強め。
コーナーを不器用に回ってくる。ラスト1Fからしっかり追われるも反応一息。馬の走る気気持ちが薄く、集中力を欠か内容。評価しづらい。
アンティシペイト 55.0 【A】
美浦南W併せ。G前仕掛け④
2頭併せの内。前を1馬身追走しコーナーをゆったりと回って来る。腕節のクッション性高く手前替えスムーズ。直線、仕掛けた相手に並ばれるも、そこから仕掛け返して半馬身先着。何より評価したいのが、力みの少ないリラックスした走り。距離は伸びた方が良さそう。高く評価したい。
ヴァルコス 54.0 【B+】
栗東坂路単走。馬なり。
手前替えスムーズ。チップを高々と蹴り上げ、体幹しっかりのパワフルな走り。適度な気合乗りを見せ、力むことなく走れている。1週前から大幅に上昇。高く評価したい。
【A】評価とするか迷った1頭です。
ヴェローチェオロ 54.0 【B-】
栗東坂路併せ。G前軽仕掛け。
外を回し1馬身先着という内容も、併せた相手は3歳未勝利馬。この馬自身はラスト1Fで0.8秒失速している。後肢が外に向かって蹴り出されており、終始力みながらの走り。余力感じない内容で評価しづらい。
カウディーリョ 56.0 【B】
栗東CW併せ。G前軽く追う④
クビの使い方に硬さが見られる内容。力んで走っており、長距離戦でこの内容は割引。一方で脚元に力強さがあり、走りにスピード感はある。
当日のパドックで落ち着いており良く見えるようなら評価を上げてみたい1頭です。
カレンルシェルブル 53.0 【B+】
栗東CW単走。馬なり⑦
軽めの調整は輸送を考慮してだろう。身体全身を使った柔らかな走り。軽めの内容も集中して好フォームで走ることができている。プラスに評価したい。
ただ中2週→中2週のローテーション。少し使い詰めの感は否めません。
グレンガリー 54.0 【B】
美浦南P単走。馬なり⑨
ポリトラック馬場での追い切り。1週前追い切りもポリトラック。少し負荷が物足りなく感じる。リラックスしてスピード感ある走りができているものの、平凡な内容。マイナスよりの据え置き評価とする。
ゴースト 54.0 【B+】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑤
2頭併せの内。前を2馬身追走し、直線仕掛けてアタマ差先着という内容。気負うことなく安定したフォームで走れている。
良く見せてくれることの多い馬で、過去に何度も【A】評価している馬です。今回も良いのですが、併せた3歳未勝利馬を突き放すまでには至りませんでした。過去に、もう少し良く見える時がありました。
セントレオナード 53.0 【B-】
美浦坂路単走。馬なり。
アタマが高く推進力損ねる走り。舌がハミを越している点も割引き。
テーオーロイヤル 54.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
菱田騎手が騎乗。前肢がO脚気味。とは言え掻き込み力強く、集中して綺麗な加速ラップが踏めている。評価は据え置いた。
トーセンカンビーナ 55.0 【C】
美浦南W併せ。G前軽仕掛け⑦
3頭併せの内。中を1馬身、外を2馬身追走。何か忙しく追走に余力を感じない。直線並びかけ一時は前に出るも、持ったままの中の相手(古馬1勝クラス)にあっさり追い抜かれ1馬身遅れ。評価できない。
常に後方からの馬。今年もペースは早くなさそうで、この馬が差して来るイメージが持てません。
ランフォザローゼス 54.0 【C】
美浦南芝単走。G前仕掛け④
後ろから馬が迫ってきており、併せ馬かと思ったが表記は単走。直線での仕掛けに対する反応は薄く、伸びも物足りない。脚元に力感もなく、評価できない。
レクセランス 55.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
日曜日に早い時計を出しており、そこが本追い切り。最終追い切りは軽め。ラチ沿いを登坂。舌を出し、上半身にムダな動きが多く、集中力欠く走りだった点は割引き。とは言え、下半身の動きは良く、前後の脚を真っ直ぐ前に出して走れている。評価は据え置いた。