本記事は、2023年2月18日(土)、19日(日)に行われる『京都牝馬S(G3 )』、『ダイヤモンドS(G3)』、小倉大賞典(G3)』の1週前追い切り評価記事です。
上記3重賞で59頭の出走登録がありますが、1週前追い切りの映像があったのは9頭だけです。評価付けはしていますが、他の出走予定馬(横)との比較が弱いことご了承ください。
京都牝馬ステークス(G3)
出走登録21頭中、4頭の評価です。
A評価
ヒメノカリスが栗東坂路で単走追い。鞍上は手を添えているだけでしたが、ゴールに向かってグイグイ加速する走り。脚元の力強さが増し続けているのが映像でもみてとれます。フォームも美しくエレガントです。
B評価
B+に該当する馬はいませんでした。B評価とした2頭についてコメントします。
ロータスランドの併せた外の相手は、ダイヤモンドSに出走予定のミクソロジー。ゴール前軽く仕掛けて、これに難なく1馬身先着です。馬体のハリ艶よく上腕筋の発達も目立ちますが、本当に良いときはもう少し唸るように弾ける馬。まだ100%ではありません。評価は据え置きました。ミスニューヨークは、相手を射程に捕えながらも鞍上からの合図をしっかり待てていた点は好感が持てます。合図が来ると、僅か数完歩で相手の前に出て半馬身先着。前を大きく追走していたことを考えると上々の内容ですが、この馬にしては四肢の可動域がモノ足りません。評価は据え置きました。
マイナス評価
サトノアイは、栗東坂路で併せ馬。追う相手にもったままで1馬身先着です。相手の前に出てから緩んだためラスト1Fは大きく失速しましたが、余力は十分。右手前一本で走りが少し忙しく映った分、一つ評価を下げました。
ダイヤモンドステークス(G3)
出走登録16中、4頭の評価です。
B+評価
メイショウテンゲンはいつもドカドカと走る馬ですが、今回はいつになく俊敏な動き。フォームも抑えが効いておりクビを使って活気も十分です。併せた外の相手に終いの手応えは見劣りましたが、こちらが大きく追走してのもの。いつになく動けています。
B評価
スタッドリーは栗東CWで3頭併せの外。活気十分に一番深いところを回ってきます。馬なりで手応え十分。内には1馬身遅れましたが、これはピースオブエイト。中は2馬身突き放しています。ただ手前をコロコロ替えながら走っているのは割引きです。
マイナス評価
ミクソロジーは体をスカッとみせ脚捌き柔らか。ただクビを上に向かって振って前への推進力を削ぐ走りです。下半身が良いだけに勿体ない動き。内は京都牝馬Sに出走予定のロータスランド。相手は動けており、これに1馬身遅れです。レクセランスは、栗東坂路で15-15程度の軽めの内容でしたが、手前替えにスムーズさを欠き、舌をベロベロ出しながらの走りです。輸送があることを考えると、この1週前はもう少しピリッとして欲しかったというのが正直なところです。
小倉大賞典(G3)
出走登録22頭中、1頭だけの評価です。
マイナス評価
サトノエルドールは、美浦南Wでの併せ馬。前を2馬身追走から併入という内容です。クビを傾げながらコーナーを回ってきており、何かスカっとしません。直線も相手の方に顔を向けるシーンが多く集中力が一息。着地の力感も薄く、脚元の非力さは否めません。
フェブラリーステークス(G1)
出走登録19頭中、9頭の1週前追い切り評価です。
最終追い切りは必ずチェックしよう
京都牝馬S(G3)
ダイヤモンドS(G3)
小倉大賞典(G3)
2/15(水)以降、順次公開予定