《2022》阪急杯【最終追い切り】調教評価

阪急杯 追い切り 調教 評価
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2022年2月27日(日)に阪神競馬場で行われる『阪急杯(G3)芝1400m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は14頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。

目次

ヴィジュネル     56.0 【B-】

栗東坂路単走。一杯。

ラチ沿いを登坂。重心は高めで、時折り顔を横に向け鞍上に補正されながらの走り。チップを高々と蹴り下げ、真っ直ぐに走ることはできているのだが…。今一つ走りに余力を感じない。

エイティーンガール  54.0 【B】

栗東CW単走。馬なり⑤

何か力みを感じる動き。最後の方は力みが取れ、いつもどおりのエイティーンガールの走りになったが、その分ラップも落としている。本来なら終いもう少しキレる馬。この力みがプラスになるとは思えない。時計はかなり優秀であるため、評価は据え置くも高い評価は与えづらい。

クリノガウディー   56.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場のラチ側を登坂。トビが大きく弾力性十分のフットワーク。一完歩一完歩大きく走ることができている。何より評価したいのが、真っ直ぐ走れている点。手前を替えた直後少し悪癖を見せたが、我慢して真っ直ぐに駆けた。高く評価したい。

jamie

【A】評価とするか迷った1頭です。今回は過去でもっとも良いできに思えます。元々能力はG1級。真っ直ぐ走ることができれば、もっとも強いのはこの馬ではないでしょうか。今回は福永騎手です。期待が高まります。

グルーヴィット    56.0 【A】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

ラチ沿いを登坂。クリノガウディーほどのフットワークの大きさと弾力性はないものの、体幹しっかりのパワフルな走り。最後の失速は手前を替えなかった分。手前を替えなかった点は割引きも、ここには目を瞑り、体幹の強さを高く評価したい。

jamie

この馬は1週前追い切り映像もありましたが、1週前は【B】程度です。1週前からグッとよくなった印象も受けます。

グレイイングリーン  56.0 【C】

栗東CW単走。一杯⑧

柔らかな走りではあるが動きはスロー。手前替えも遅く、左手前を替わってからの走りにも伸びがない。少しチグハグなラップを踏んだことも影響しているだろうか。評価できない。

ザイツィンガー    56.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

酒井学騎手が騎乗。ラチ沿いを登坂。なかなか手前を替えられずアタマを振りながら煩いところを見せながらの登坂。残り150mあたりでようやく右手前に替わるも少し斜に構えたフォームとなっていた点も割引き。全体時計は56.3秒と遅いも、ゴールに向かって加速度合いを増すラップは踏んでいるものの評価しづらい。

サンライズオネスト  56.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

荒々しい気合乗りを見せながら馬場の真ん中を登坂。活気十分。チップを高々と蹴り上げ脚元もパワフル。いかにも短距離馬という走りでそれほど完歩が大きくないものの、最後までしっかり前脚を伸ばして走ることができている。好調だろう。評価は据え置いた。

jamie

2週前は49.5秒、1週前は驚愕の48.2秒です。2週続けての猛時計。ただともに終い大きく失速しています。映像がないため何とも言えませんが、このレースにかける意欲は感じます。

ダイアトニック    56.0 【B+】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

岩田康騎手が騎乗。終い重点の内容。手前を替える際、走りの軸がズレた点は割引きも、ゴールに向かって鋭く脚を伸ばしていた。脚元パワフルで動きに迫力はあるものの、クビの動きに硬さが見られ手前を戻した点は割引き。評価は迷ったがプラスに評価してみたい。

jamie

1週前は中山記念に出走予定のダノンザキッドとの併せ馬。1馬身半先行から併入という内容でした。少し力みの感じる内容でした。パドックで落ち着いているかはチェックしたいと思います。

タイセイビジョン   56.0 【B】

栗東CW単走。馬なり⑦

昔まであまり追い切り映えしなかった馬だが、近走は映えるようになってきた。四肢の可動域は狭めもこれは元々。気にしない。ただ、時折りフワッと推進力を上に逃していた点は割引。とは言え、リラックスして前脚のスナップが効きた軽やかな走り。力は出せそうだ。

jamie

評価は据え置きましたが、上手に仕上がった印象です。

トゥラベスーラ    56.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。右手前一本でキビキビとしたフットワーク。スナップの効いた走りができている。過去にはもっと素晴らしい動きを見せることのある馬で、高い評価は与えづらいも、決しては悪くはない。評価は据え置いた。

jamie

1週前は鮫島克騎手が騎乗し、栗東坂路で51.1-12.2秒の素晴らしい時計。一杯に追って終い0.3秒失速したようですが十分優秀な時計です。

ミッキーブリランテ  56.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

和田騎手が騎乗。ラチ沿いを登坂。フォームの安定性が売りの馬だが、今回はいつも以上に余力がなく、最後は苦しくなり走りの軸がブレていた。手前を替えることなく右手前一本の走りであった点も割引き。評価しづらい。

モントライゼ     56.0 【B】

栗東CW単走。G前仕掛け⑤

藤岡祐騎手が騎乗。時折りフワッと推進力を上に逃がす完歩が見られたが、四肢の可動域が広く、活気十分の走り。鞍上の仕掛けに対しても素早く反応できている。評価は据え置くも状態は良さそう。

リレーションシップ  56.0 【B】

栗東CW単走。G前強め⑧

松田騎手が騎乗。ピッチ走法法でキビキビとした走りをする馬。この馬は右手前の方が得意なのだろう。直線で右手前に戻していた。ただ手前替えによるロスがほとんどない走りで、この癖はさほど割引には思っていない。評価は据え置いた。

jamie

フェブラリーSの1週前追い切りでソダシと併せ馬をして先行した状態であったとは言え、僅かに先着した点は評価できます。坂路で好時計を出す馬で注目はしていましたが、プラス評価にするにはまだ少し足りません。状態は良いと思います。

リンゴアメ      54.0 【B-】

美浦南W単走。馬なり⑤

軽めの内容。軽やかに駆けてはいるが、アタマの位置が高い走りは割引き。四肢の可動域も狭く、脚元の力感も欠く内容。評価しづらい。

出走が叶わなかった馬

マリーナ       54.0 【B】

栗東坂路併せ。馬なり。

川須騎手が騎乗。馬体を並べての追い比べ。重心低くキビキビとしたフットワーク。手前を替えれなかった分、ラスト1Fは0.2秒の失速。毛艶はピカピカでこの馬なりに調子は悪くなさそう。評価は据え置いた。

jamie

併せた相手は3歳未勝利のスコールユニバンスです。ちなみに、1週前は中山記念に出走予定のパンサラッサ(古馬OP)と併せ馬をしていました。これは5馬身先行から半馬身遅れです。

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