2022年2月26日(土)に阪神競馬場で行われる『すみれS(L)芝2200m(別定)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は8頭。追い切り動画で確認できた7頭の追い切り評価となります。
- シェルビーズアイ
1枠1番 レヴァンジル 【B+】
美浦南W単走。馬なり③
折り合いが難しい印象のある馬だが、前を大きく追走も無理に追わずに折り合いが付いていた点は好印象。少しアタマが高めも、適度な気合い乗りを示し、身体を大きく使って走れている。プラスに評価してみたい。
パドックでは気合い乗り十分に推進力ある歩様をする馬です。気持ちを上手くコントロールできているかに注目です。
2枠2番 トーセンヴァンノ 【B-】
栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑨
3頭併せの外。馬場の一番深いところを回り、ジワっと脚を伸ばし、内の相手に先着。クビの角度よく、最後まで高い集中力を保ち、最後まで脚色衰えることなく走れている。この馬なりに調子は良さそう。もう少しキレる感じを見せてくれれば評価を上げたいのだが…。決して悪くはないものの、相対評価でこの評価となる。
あまりパドック映えしない馬ですが…。たた今回の追い切りにおける集中力は目を見張るものがありました。
3枠3番 シェルビーズアイ 【-】
この馬だけ追い切り映像がありませんでした。
4枠4番 ポットボレット 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
ラチ沿いを登坂。醸し出す雰囲気がいかにも走る馬という感じ。前脚も高々と上げ、堂々と走れている。もう少し重心を落として走る事ができれば、もう少し地面にパワーが伝わるのだろうが…。僅かだが、まだ体感が弱いところも垣間見れる。評価は据え置いた。
5枠5番 セレシオン 【B-】
栗東CW併せ。G前強め⑦
3頭併せの中。内はG1(朝日杯FS)馬のドウデュース。流石に1馬身突き放されたが、最後まで喰らい付いていた点は好感が持てる。時計も上々。ただクビの動きが硬く、今一つ前に推進していかない。評価は割り引いた。
6枠6番 マテンロウボンド 【A】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑥
時折りフワッとなる完歩が見られるも、関節が柔らかいのだろう。四肢の可動域が大きく、動きしなやか。ギアが入ってからはクビも使って走れている。先に抜け出し、外の相手に追いつかれ気味に併入も、相手は古馬3勝クラスのダンディズム。大きく追走してのものでさほど気にしなくても良さそうだ。高く評価したい。
動きの良さが光ります。ここでダメでも、今後含めて楽しみな1頭。川田騎手がノーザンFの良血馬セレシオンではなく、こちらを選んだもの分かるような気がします。
7枠7番 ヴェローナシチー 【B】
栗東坂路単走。G前軽く気合い付け。
馬場の真ん中を登坂。鞍上が扶助して手前を替えさせようとするも呼吸が合わずにスムーズさを欠いた点は割引。ただ左手前に替わってからは、脚をまっすぐ前に出し、綺麗な加速ラップを踏んでの登坂。脚元軽やかで爽やかな走り。状態は良さそうだ。
1週前追い切り映像はありませんでしたが、CWで7F追い。馬場の6分どころを通り、6F時計79.9秒の好時計です。表記は一杯ですが映像なくあまりアテになりません。2週前もCWで好時計。いかにも追い切り人気しそうな馬で、それが気になります。またパドックではモサッと歩く馬。キビキビ歩けているようなら評価を上げたいと思います。
8枠8番 アスクオンディープ【B-】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑧
2頭併せの内。肩の出が悪く動きに伸びやかさはない。狭い可動域でピッチ気味に走る馬。直線で手前を替えることなく右手前1本の走りだった点は割引。強めに仕掛けて半馬身先着も相手はもったまま。脚質は魅力も、追い切りからは評価しづらい。
それでもラスト1F時計は11.2秒です。ラク逃げされれば怖いで1頭で、この馬の脚質は魅力です。