《2022》中山金杯【最終追い切り】調教評価

中山金杯 追い切り 調教 評価
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2022年1月5日(水)に中山競馬場で行われる『中山金杯(G3)芝2000m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は17頭。追い切り動画で確認できた11頭の追い切り評価となります。

以下の6頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • アールスター
  • アドマイヤアルバ
  • コスモカレンドゥラ
  • ジェットモーション
  • タガノディアマンテ
  • ロザムール
目次

アトミックフォース  55.0 【B-】

12/31(金)美浦坂路単走。馬なり。

金曜日の追い切りは軽め。軽めであったとは言え、終始顔を右に向け斜に構えたフォームとなっていた点は割引き。毛艶はピカピカで、調子は悪くなさそうにも映るが…。ただこの日の動きはこの評価となる。

jamie

1/2(日)に美浦坂路で52.9-12.4秒の早い時計を出しており、これが本追い切りでしょう。映像はありませんでしたが、しっかりとした加速ラップが踏めています。当日パドックが見れる方はパドックで最終確認した方が良いと思います。

ウインイクシード   56.0 【B】

美浦南W併せ。G前強め⑦

12/31(金)横山武騎手(レースは松岡騎手)が騎乗。3頭併せの内。前を走る2頭を見ながらコーナー深く回ってくる。直線でめい一杯仕掛けるも、併せた中の相手に抵抗され、ハナ差先着。折り合い抜群に、仕掛けに対してしっかり反応できているものの、併せた中の相手が新馬であったこと考えると少し物足りない内容。評価は据え置いた。

jamie

併せた中の相手は、新馬のメテオフリューゲルです。この馬も頑張っていました。

ヴィクティファルス  56.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

12/31(金)池添騎手が騎乗。重心高めの走法も、馬体をふっくらと見せ重厚感たっぷりのパワフルなフットワーク。体幹しっかりに馬場の真ん中ややラチ側を真一文字に登坂した。ラスト1Fで行った手前替えも極めてスムーズで秀麗。力の出せる仕上がりだろう。高く評価したい。

オウケンムーン    56.0 【B-】

12/31(金)美浦南W併せ。G前強め④

2頭併せの外。内は古馬OP馬のサクセッション。これに1馬身先行して直線に入ってくるも、内側から馬なりで難なく追い抜かれる。その後めい一杯追われるも、馬なりのままの相手との差は詰まらず、1馬身遅れ。追い切りの良し悪しが比較的成績とリンクする馬という認識。今回は割引きで良いだろう。

サトノクロニクル   56.0 【B-】

12/31(金)栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。重心が高く、クビも真っ直ぐ振れておらず回しながら。推進力が前に向かない走りであるにも関わらず、前に向いているように映るのは脚元がパワフルなためか。とは言え、終始舌を出しながらの登坂。評価しづらい。

シャムロックヒル   52.0 【B】

栗東CW単走。G前強め⑨

12/31(金)団野騎手が騎乗。外目を回ってきたことを考えると好時計。この馬なりに調子は良いのだろう。ただ四肢の広がりは平凡で、激走したマーメイドSの時との比較だと少し落ちる印象。最後は苦しかったのだろうが、団野騎手に追われるとクビを下げ、踏ん張っていた姿勢は好感が持てる。プラスにはできないものの、マイナスにはしたくないという走り。

jamie

ラクに逃げれれば面白い1頭だと思います。同型馬ロザムールの存在は気になります。ただ、52㎏の最軽量ハンデは魅力です。

スカーフェイス    54.0 【B-】

12/31(金)栗東CW単走。G前一杯⑨

低い姿勢で走れているが、左手前に替わってからの伸びが一息。四肢の広がりは平凡で、鞍上のステッキに対する反応も一息。踏んだラップも少しチグハグで、この馬本来の走りからはほど遠い印象。評価は割引いた。

jamie

前走チャレンジC時は【A】評価。今回は前走時と比べると数段落ちる印象です。ただ、調子が良い時はパドックでとても良く見せてくれる馬です。見れる方は、パドックを見ることをお勧めします。

トーセンスーリア   57.5 【B】

美浦南W単走。G前仕掛け

12/31(金)前脚を高くあげキビキしビと走る走法は健在。ただ、いつもと比べると地面をしっかり掴んで走れておらず、何か地面の上っ面を掃うような走り。動きの迫力に欠ける印象。時計は出ているものの通ったコースを考えると過剰な評価は禁物。評価は据え置いた。

jamie

とは言え、【B】評価の中では上位の評価です。

ヒートオンビート   56.0 【B】

栗東P単走。馬なり⑦

12/31(金)アタマが高いのはいつものこと。さして気にしなくても良いかも知れない。上体高めの走りも活気十分に力強い走り。手前替えはスムーズで、毛艶よく筋肉の隆起も目立つ。評価は据え置くも動ける状態にはありそうだ。

jamie

映像はありませんでしたが、 12/24(金)にはレースで騎乗する横山武騎手が騎乗し、栗東CWで古馬OP馬のヨーホーレイクと併せ馬を行っています。一杯に追って、4馬身追走からアタマ差先着とのことです。

ブレステイキング   54.0 【B-】

美浦南W単走。馬なり④

12/31(金)鞍上は抑え気味にコーナーを回ってくる。首筋に若干の発汗が見られ、少し入れ込み気味だっただろうか。クビが前に出ていかず、上半身の伸びやかさはないものの、四肢の広がりは十分で下半身は伸びやか。前駆の掻き込みにも力強さを感じる。ただ、全体としては何かもっさりとした動きで、動きに迫力は感じない。評価は割引いた。

レッドガラン     56.0 【A】

栗東CW併せ。馬なり⑨

12/31(金)斎藤新騎手が騎乗。2頭併せの外。内は京都金杯に出走予定のダイアトニック。本馬がラチ沿い深く回したのに対し相手はショートカット。直線、相手が並び掛けにくるも、馬なりでスッと半馬身前に。ダイアトニックに騎乗の岩田騎手が「これは堪らん」とばかりに尻ムチ2発で追うも、馬なりのままもう一伸び。勝負根性も垣間見れた。最後は併入も、後肢の踏み込み深く、クビを上手に使った力みの少ない軽やかな走り。高く評価したい。

jamie

余力十分の内容にとても好感が持てました。通ったコースを考えると時計も優秀です。

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