《2021》目黒記念【最終追い切り】調教

目黒記念 追い切り 調教 評価
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2021年5月30日(日)に東京競馬場で行われる『目黒記念(G2)芝2500m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は16頭。追い切り動画で確認できた15頭の追い切り評価となります。

以下の馬については、追い切り動画がありませんでした。

  • ウインキートス
目次

アイスバブル     55.0 【B-】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

ラチ沿いを登坂。併せた相手は日本ダービーに出走予定のディープモンスター。ラスト1Fまではアタマが上がり過ぎないよう抑えの効いた良い走りであったが、ラスト1Fでディープモンスターに並ばれてからは、相手の脚色に圧倒され、アタマが高くなり、鞍上に追われるも成す術なく1馬身遅れてしまう。評価しづらい。

jamie

この馬自身綺麗な加速ラップを踏んで走れているのですが…。ディープモンスターの能力を図る意味では参考になるかも知れません。

アドマイヤアルバ   53.0 【B-】

美浦坂路単走。軽く追う。

ラチ沿いをクビを使って活気十分に登坂してくる。アタマの位置が身体の右側にあることで右手前に変換することが難しいフォーム。コーナーから終始左手前1本で登坂した点は、府中の舞台を考えると割引。ゴールに向かって0.3→0.5→0.6秒と加速し続けるラップを踏めている点は評価できるのだが…。相対的に見るとこの評価となる。

アドマイヤポラリス  55.0 【B】

栗東P単走。馬なり⑨

まずとても綺麗なフォーム。良馬場のポリトラック馬場で駆けたことを考えると時計は平凡だが、軸が一切ぶらすことなく、安定したフットワークで気分良さそうに駆けた。また手前の切替も異様にスムーズ。四肢の可動域も及第点。評価は据え置くが、静かな好気配が妙に気になる馬。当日のパドックは注意したい1頭です。

jamie

友道厩舎はポリトラックや芝で最終追い切りを消化することの多い厩舎で実績も豊富。ポリトラックだからと言って評価を落とす必要はないと思います。

グロンディオーズ   56.0 【B】

美浦坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を登坂。クビの使い方に硬さは見られるも体幹しっかりの安定した重厚感あるフットワーク。全体時計は平凡でラスト1Fも12.6秒と時計面では目立たないものの、脚元は力強くゴールに向かって伸び続けた。ルメール騎乗で人気が想定されるが、状態は悪くなさそう。

ゴールドギア     55.0 【B-】

美浦南W併せ。G前軽仕掛け⑥

直線クビ差遅れから軽く仕掛けるも差が詰まらず、そのままクビ差遅れでフィニッシュ。アタマを下げて低い姿勢で走れているものの、動きはスローで仕掛けからの反応も鈍く評価しづらい。

サトノルークス    55.0 【B】

栗東坂路併せ。G前軽仕掛け。

ラチ沿いを1頭分空けて登坂。2馬身先行した状態で差を詰められてクビ差先着。CWではアタマを低く保ちとても伸びやかに動く馬が、今回は坂路での調整。坂路になるとアタマが高くなり動きの伸びやかさもやや欠く印象。脚元は力強く体幹しっかりの安定したフォームで、加速ラップは踏めている。相手に追いつかれそうになっており見栄えは悪かったが、これは相手が動けていた。

jamie

後ろから追いかけてきた相手がかなり動けていました。この馬は1勝クラスのアステロイドベルト。人気はしそうですが昇級初戦が狙い目かも知れません。

サンアップルトン   55.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり⑥

3頭併せの中。外を2馬身追走。内に3馬身先行した状態で直線へ。軽く追った外の相手と、追って追っての内の相手に半馬身遅れ。フォームは悪くないものの、脚元の力感が薄く、馬からも覇気を感じない。評価できない。

ダンスディライト   55.0 【B-】

栗東CW併せ。G前強め⑧

2頭併せの内。馬体を並べて直線へ。馬なりで半馬身抜け出したところで仕掛けて1馬身先着。ただ追ってからの反応が鈍く、ジワッとした伸び。鞍上に尻ムチを一発入れられるとようやく伸びたが…。評価しづらい。

ディアマンミノル   54.0 【A】

栗東CW併せ。馬なり⑨

2頭併せの外。内目を回る相手に対してコーナー深く回り直線へ。直線では、鞍上が馬の脚元を確認している間に、内の相手に2馬身半ほど離されてしまう。そこからの走りが素晴らしい。真っ直ぐ前を向き、低い姿勢を保ちつつ、クビを大きく振って、脚の回転鋭いキレっキレの走り。四肢の可動域も広く脚元もパワフル。追う相手を相手に、一気に2馬身半差を詰め、併入に持ち込んだ。高く評価したい。

トップウイナー    55.0 【B+】

栗東CW併せ。G前強め⑩

2頭併せの外。1馬身先行からコーナーの一番深いところ回り直線へ。直線半ばから強めに追って1馬身先着。490㎏弱と小さくない馬ではあるが、馬体をスカッとシャープに見せている。素軽いフットワークをしており、とても前走までダートを使われていたとは思えない。仕掛けてからの反応もよく、活気も十分。芝でも十分走れそう。プラスに評価してみたい。

jamie

爆穴ならこの馬かも知れません。

トラストケンシン   52.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑤

2頭併せの外。1馬身追走から直線向いて馬なりのまま並び掛けるも、ムチまで入れて一杯に追う相手に馬なりのまま併入。前脚が高くあがり脚の回転も鋭く、毛艶もピカピカ。好調だろう。ハンデも魅力。

ナムラドノヴァン   54.0 【B】

栗東CW併せ。馬なり⑤

2頭併せの内。1馬身半追走からコーナーワークで並び掛けるも、直線向いて外の相手に半馬身抜け出されてしまう。その後差を詰めるも最後はアタマ差遅れたか。ただトモの可動域が広く、弾力性あるフットワーク。外の相手もかなり動けていたが、この馬もそれなりに動けている。

jamie

併せた相手は、未勝利馬のトラストミー(牡3)でした。近走凡走続きで人気なさそう。出てきたら少し狙ってみたいと思います。

ヒートオンビード   55.0 【B】

栗東芝単走。馬なり⑩

アタマが高くクビを使って走れていないため、何やら脚だけで走っているかのような走り。一方で前脚を高く上げて掻き込むように走れており、脚元はパワフル。評価は据え置いた。

jamie

1週前はCWで好時計を出しているようです。当日のパドックは要チェックですね。

ミスマンマミーア   54.0 【B+】

栗東CW単走。G前仕掛け⑩

コーナー深く回り直線へ。序盤から余力たっぷりにコーナー深く回ってくる。ラスト1Fで鞍上に軽く仕掛けられると素早く反応し、アタマを大きく前に突き出し後肢を大きく蹴り出す、とても伸びやかな動きに。それでいて、馬体をふっくら見せ脚元パワフル。好調だろう。高く評価したい。

jamie

鞍上は恐らくは今村聖奈騎手候補生。当たりの柔らかいとても良い騎乗をする騎手候補生です。この名前は是非覚えておいてください。きっと活躍すると思います。

ムイトオブリガード  57.0 【A】

栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑧

前を2馬身追走から直線へ。直線向いても相手はまだ1馬身前。手前をいつ戻したのかは、相手の陰に隠れよく見えなかったが、相手を交わし前に出たときは右手前。この右手前に勝る走法は府中の舞台を考えると悪くない。めい一杯に追う外の相手に、軽く仕掛けてラクラクと1馬身半先着。四肢を大きく広げ、活気十分に動き伸びやか。高く評価したい。

jamie

横山武史が騎乗予定。ダービーを勝てば、気分よくその勢いでここも勝ってしまいそう。もし負ければ…。判断はお任せいたします。

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