《2021》京成杯【最終追い切り】調教

京成杯 追い切り 調教 評価
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2021年1月17日(日)に中山競馬場で行われる『京成杯(G3)芝2000m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走は12頭。追い切り動画で確認できた10頭の追い切り評価となります。

本記事は、木曜日の追い切り動画の確認結果を反映した【最終版】となります。

以下の2頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • エイカイファントム
  • タケルジャック
目次

アクセル      56.0 【C】

栗東CW単走。馬なり⑤

直線向いても右手前。顔も真っ直ぐ進行方向に向いていない。最後まで手前を替えることなく右手前1本で駆けた。動きに伸びやかはなく脚元は非力。評価できない。

ヴァイスメテオール 56.0 【B+】

美浦南W併せ。G前軽仕掛け③ 

3頭併せの中。コーナーではピッチ走法。直線向いて左手前に替わると、前脚を大きく前に出し、後肢でしっかりと地面を蹴り上げるような力強い走りに。直線向いて左手前になってからの走りが秀逸。いかにも中山の舞台に合いそう。最後は外に1馬身、内にアタマ差先着した。高く評価したい。

グラティアス    56.0 【A】

美浦南W併せ。馬なり⑧

2頭併せの内。前を1馬身追走し直線へ。相手の後に付くような形からスッと横に出て交わしにかかる。馬体が並んだところで手前を替えると馬なりのまま1馬身先着。何より評価したいのが重厚で安定感抜群のフォーム。前脚で力強く地面を掻き込みながら力強いフットワークで走れている。クビと脚との連動性も素晴らしい。時計は平凡も高く評価したい。

タイソウ      56.0 【A】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を登坂。全体時計は平凡も、区間ごとの加速ラップは1.0→1.0→0.5秒。これを完全馬なりで走れるあたり状態の良さは間違いなさそう。弾むようなフットワークでクビを使って活気十分に走れている。高く評価したい。

タイムトゥヘヴン  56.0 【B+】

美浦南P併せ。馬なり⑤

2頭併せの内。1馬身追走からコーナーワークで相手の前に出て、直線向いてタイミング良く手前を替え、馬なりのまま追う相手に1馬身先着という内容。ピッチ走法のため四肢の可動域は広くないものの、身体全身を使いキビキビとしたバランスの良い走り。ポリトラックでの追い切った意図は分からないが、状態は良さそう。プラスに評価したい。

ディクテイター   56.0 【B-】

栗東CW併せ。馬なり⑨

直線向いて左手前に替わるも、直線半ばで右手前に戻し、すぐまた左手前。この馬は右手前の方が得意だろう。左手前時は前脚の出が悪く、クビの動きに伸びやかさもない。評価できない。

テンバガー     56.0 【C】

栗東CW単走。馬なり⑤

前駆のボリュームに対してトモのボリュームが小さ過ぎ。アンバランスな馬体。そしてアタマが高く、全く前に推進しない走り。動きもスロー。トモの可動域は十分もまだパワー不足。これでは…。

プラチナトレジャー 56.0 【B】

美浦南W併せ。強め⑥

2頭併せの外。先行した状態で馬場の6分所を通り直線へ。直線向いた時点で1馬身先行しており、そこから少しバテ始め脚色が鈍るも、鞍上のムチに反応し、再び伸びて相手を3馬身近く突き放した。動きの迫力には少し欠けるものの、前脚は高く上がり活気十分。身体全身を使った好フォームで走れている点は評価したい。

ブラックロータス  56.0 【C】

美浦南W併せ。G前強め⑧

2頭併せの内。コーナーリングが下手。前脚に伸びやかさがなく、左前脚の着地ポイントも内に入り過ぎ。直線で馬体を並べて強めに追うも馬なりの相手に手応え見劣る内容。終始口を開けて走っており余力なし。時計も平凡。評価できない。

ラカン      56.0 【B+】

美浦南B併せ。馬なり⑤

2頭併せの内。前脚をピンの伸ばしながら。大きなフットワークで走る馬だが、左手前に勝る走法で、タイトなBコースを上手に回り、右回りのコーナーリングはとても上手。直線で右手前に替わってからの走りは、左手前時のダイナミックな動きと比べると前脚の動きは少し見劣りしたものの、脚の回転力と四肢の可動域は十分。2馬身半追走から3/4馬身先着。なかなか面白い馬。【A】を付けたくなったが既に2頭付けている。この評価とするが高く評価したい。

jamie

この馬は、左回りでコースの広い府中の方が走法的に向くような気がします。

他のレースに回った馬たち

1/17(日)中京9R 梅花賞

ヴェローチェオロ  56.0 【B】

栗東坂路併せ。G前仕掛け。

馬場の真ん中を相手と馬体を並べて登坂。直線向いて直ぐ鞍上が手綱を引いたためアタマが上がり口を割る仕草。しばらくアゴをあげるような不恰好な走りであったが、その後は落ち着き、鞍上が長手綱で左右から気合いをつけると、それに呼応して1馬身先着した。気性面に課題がありそうだが、脚元はしっかり。この内容でありながらしっかりとした加速ラップが踏めた点は評価したい。

セルヴァン     56.0 【B】

美浦南B併せ。馬なり④

2頭併せの外。併せた内の相手と馬体を並べてながら直線へ。この馬の課題は手前替えだろうか。Bコースで追い切ったのもタイトなコーナーでの手前替えを意識したものに思える。追い切り意図に反して、手前を替えられなかった点は割引きたい。ただ、脚の回転力は豊富でキビキビとした動き。頭の位置は低く、前に前に推進する走りは十分プラスの動き。評価は難しいが、やはり中山コースで直線右手前に替えられない点は大きく割引。一つ評価を下げた。

1/16(土)中山9R    菜の花賞

ミヤビハイディ   56.0 【B-】

美浦坂路併せ。馬なり。

コーナーで逆手前。直線向いて逆手前。走りが幼い。クビを使って走れておらず、脚元だけで走っている。併せた相手にアタマ差遅れ。通ったコースを考えると時計も遅い。評価できない。

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