2020年11月7日(土)に東京競馬場で行われる『京王杯2歳S(G2)芝1400m』の最終追い切り評価となります。
出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた15頭の追い切り評価となります。
- ジャガード
- ニシノガブリヨリ
- マツリダスティール
オリアメンディ 54.0 【B-】
美浦南W併せ。馬なり⑤
2頭併せの内。外を走る馬なりの相手に終始アタマ差遅れの状態。最後に鞍上が軽くクビを押し促したが反応なく、そのままアタマ差遅れ。活気も不足しており評価しづらい。
クムシラコ 55.0 【B-】
美浦南W併せ。G前軽く促す⑧
2頭併せの内。コーナーを深く回り、相手と馬体を併せて直線へ。直線半ばでクビ差前に出るも、馬なりのままの相手に追い付かれそうになり、軽く促して何とかアタマ差先着という内容。動きにキレなく評価しづらい。
ストライプ 54.0 【B】
美浦坂路併せ。馬なり。
埒沿いを走る相手と馬体を併せて登坂。直線向いてカチッと手前を替えると、馬なりのまま加速ラップを踏み併せた相手に半馬身先着した。綺麗な加速ラップを踏んだ点は評価できるが、アタマが高く推進力を上に逃す完歩が多く、プラス評価には至らない。
タマダイヤモンド 54.0 【B-】
美浦南W単走。馬なり⑨
5F時計が70.4秒ととても軽い内容。脚が長く大きなフットワークで走る馬ではあるが、四肢の可動域はそれほど広くない。重賞前の最終追い切りとしては軽過ぎる。評価できない。
ファルヴォーレ 55.0 【B-】
栗東坂路単走。馬なり。
埒沿いを登坂。ラスト1Fで鞍上が軽く気合いを付けるも反応なく、そのまま淡々と登坂した。フォームは悪くないのだが、時計は平凡で脚元も非力。評価しづらい。
ブルーシンフォニー 55.0 【A】
美浦南W併せ。馬なり⑦
2頭併せの外。内の相手はショートカット気味に馬場の4分所を回る。こちらはコーナー深く回り馬場の7分所。直線向いた時点で2馬身前にいる相手に対して楽々と並び掛けると、追う相手を尻目に馬なりのまま2馬身突き放す好内容。それほど大きなストライドではないものの、前脚は高く上がり、後脚の蹴り込みは鋭く力強い。毛艶の良さも目立ち好調さが窺える。時計は出ていないが高く評価したい。
プルスウルトラ 55.0 【B-】
美浦南W併せ。馬なり⑧
2頭併せの外。2馬身先行の状態から、直線でクビ差前に出られるも慌てることなく、しっかりとしたフォームで駆けて最後は併入。トモはしっかりと蹴り上げて走れておりフォームは悪くないのだが、活気と力強さに欠く内容。良化途上。
モントライゼ 55.0 【B】
栗東CW単走。馬なり⑧
後肢が空中に浮いている時間が短く、地面を蹴ってから次に地面に接するまでの時間がとても少ない馬。所謂ピッチの早い馬。クビの可動域は狭いものの、地面をしっかり掴み、アタマを前に突き出す動きで推進力を維持できている。走りは根っからのスプリンター。コーナーの多い短かい距離の方が合うように思え、距離延長の府中の舞台では割引きたくなる。評価は据え置いた。
ユングヴィ 55.0 【B】
美浦坂路併せ。馬なり。
前脚が非力。そのため手前をコロコロ替えて登坂した点は割引。小柄な馬も併せた大きな馬体の馬に怯む事なく、真っ直ぐに加速ラップを維持して半馬身先着した点は評価できる。評価は据え置く。
リフレイム 54.0 【A】
美浦北C単走。馬なり⑦
新馬戦で大きく斜行しながらも圧勝した馬だが、問題なく真っ直ぐ走れている。ダートコースでの追い切りは、周りに追い切る馬の少ない追い切り場所を選んだためか。前脚はパワフルでトモの厚みも半端ない。しなやかで弾力性の高い動きが出来ている。前脚のつき方から、将来はダートで走らせてみても面白いかも知れない。
リメス 55.0 【B】
栗東坂路単走。G前強め。
埒沿いを登坂。序盤、右手前に替えた際バランスを崩した点は割引。その後は立て直し活気十分に登坂するもクビを真っ直ぐ振れておらず、回すように動かしている点も評価しづらい。ラスト1Fから強めに追われて、加速ラップを維持した。
リンゴアメ 54.0 【C】
美浦南W単走。馬なり⑦
左回りの美浦南Wのコーナーを逆手前で回る。アタマを上に向かって振っており、推進力を大きく損ねる走り。脚元は非力で四肢の可動域も狭い。評価できない。
レガトゥス 55.0 【B+】
美浦南W併せ。G前軽仕掛け④
3頭併せの中。内に3馬身先行、外を2馬身追走しながら直線へ。まず外に並び掛け、相手が仕掛けるも抜かせない。外を制した後、今度は内から猛然と追ってきた相手に併せに行き、軽く仕掛けて僅かに先着。重厚なフットワークでありながら、トモの使い方はしなやかで、後肢の蹴りはパワフル。アタマは少し高めもプラスに評価してみたい。
ロードマックス 55.0 【B】
栗東CW併せ。馬なり⑥
2頭併せの外。相手の真後ろに付き、直線で外に出して捕らえにかかるという内容。直線では先に相手に抜け出され2馬身離されてしまうものの、馬なりで追い付き並び掛ける。相手はめい一杯追ったものの、こちらは馬なりのまま併入した。前後の脚を素早く伸縮させて鋭く走れているものの、地面を撫でるような走りで走りの力感に欠ける内容。評価は据え置いた。
ロンギングバース 55.0 【B-】
美浦南W併せ。馬なり⑨
2頭併せの外。2馬身先行の状態からコーナーワークで内の相手に追い付かれると、直線で併せ馬に。馬なりままの相手に半馬身前に出られるも、追い付けずそのまま半馬身遅れでゴール。脚元は非力で、勝負根性にも欠く内容。評価できない。
出走回避馬
ルクシオン 54.0 【B】
栗東坂路併せ。馬なり。
序盤は植え込み側を登坂。ラスト1Fから大きく進路を左に取り、埒沿いを走る相手と馬体を併せに行く。最後は若干脚色が劣えたものの、持ったままで併せた相手にアタマ差先着。序盤に植え込み側を走ったとは言え、全体時計51.1秒は優秀。ラスト1Fは12.7秒と時計を要したものの、斜めに走った分もある。終始舌を出していた点は割引も、脚を真っ直ぐ出して走れている。
京王杯2歳S(G2)の参考レース
09.06 小倉2歳S(G3)
- モントライゼ(2着)
- 最終追い切り評価 【B+】
- ルクシオン(4着)
- 最終追い切り評価 【B-】
08.30 新潟2歳S(G3)
- ブルーシンフォニー(2着)
- 最終追い切り評価 【B-】
- ファルヴォーレ(4着)
- 最終追い切り評価 【B-】
- ロードマックス(7着)
- 最終追い切り評価 【A】
07.18 函館2歳S(G3)
- リンゴアメ(1着)
- 最終追い切り評価 【C】
- リメス(6着)
- 最終追い切り評価 【B+】
- モンファヴォリ(15着)
- 最終追い切り評価 【B】