追い切り評価の結果はいかに?
Jamie、今回はどうやった?
15頭中、4頭に高評価を付けたよ。あと、断然人気の1人気馬には良い評価はしなかったよ。
攻めたね~。で結果は?
上位評価した4頭中、2頭が馬券内。A評価馬も馬券内に来たで。
マジかぁ~!!!それ激熱パターンやん!!!
普通は大喜びしたいところなんやけど…。1着に来た馬がC評価馬…。俺の中ではC評価馬は馬券内に来ることはないという意味合いで付けてる評価なんよ…。
せっかく高評価馬が馬券内に来たゆーのに、、、最悪やな。それ…。
分かってるっちゅーに…。
着順 | 馬名 | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|
1 | リンゴアメ | C | 10 |
2 | ルーチェドーロ | B+ | 4 |
3 | ラヴケリー | A | 3 |
4 | フォドラ | B | 5 |
5 | カイザーノヴァ | D | 2 |
6 | リメス | B+ | 8 |
7 | ニシノエルサ | B | 14 |
8 | フォルセティ | B | 11 |
9 | リキサントライ | D | 12 |
10 | ディープエコロジー | B+ | 13 |
11 | ホーキーポーキー | B- | 9 |
12 | ラジアントエンティ | 映像なし | 15 |
13 | モンファボリ | B | 1 |
14 | グレイトミッション | B- | 6 |
15 | レディステディゴー | B- | 7 |
レース回顧
勝ち時計1:09.8秒は普通。前半33.5、後半36.3と前後半のラップ差が3.1秒もある極端なハイペース。このハイペースを作ったのはフォドラだった。断然1番人気のモンファボリは、大外枠が響き、4角から直線向いた時点で既に手応えなく、あっけなく馬群に沈んだ。
1着 リンゴアメについて
10人気と全く人気はなかったが、ハイペースを4.5番手で追走し、直線堂々と上がり3位タイの脚で抜け出し文句なしの勝利。テンの脚も早く、先行してバテないスタミナもある。タフな馬場への適正も高く、今後もこのような舞台設定においては注意したい。ただ、マイネル軍団の戦略勝ちの一面も垣間見られ、今後この馬がどのような成長曲線を描いていくかも注目したい。
調教評価の振り返り
1着リンゴアメは私の中では完全に伏兵。この馬は、「アタマが高く、顔が真っ直ぐ向かず、右手前で走ったこと」を理由にC評価としたが、本番のレースでも、アタマが高く、直線でもアタマを振って顔は真っ直ぐ向いていなかった。ただ追い切りと異っていた点は、直線はきっちりと左手前で走れていたことだった。
この馬に対する所見
この馬の最終追い切り場所は函館ダートだった。最終週で力のいる馬場でのレースに臨むにあたり、ダートコースで追い切ることは、馬に負荷を与え、タフな馬場でのストレス耐性を付けるという意味では理にかなっているのかも知れない。ただ長く競走馬生活を続けさせるという意味では、2歳時からダートで追い切ることが好ましいとは個人的には思っていない。この辺りは2歳戦(函館2歳S)を勝つためのマイネル軍団の戦略なのかもしれない。
【函館2歳S】マイネル軍団要注意。最終週のタフな馬場におけるダート追い切りには要注意。 ex.リンゴアメ
2着 ルーチェドーロについて
前が潰れる展開を、逃げるフォドラを2番手で追走し、2着となったルーチェドーロ。逃げて自身でペースを刻み4着に粘ったフォドラは強い。今後の短距離路線でも注目したい。
3着 ラヴケリーについて
テンの脚がなく、序盤の位置取りは後ろから3頭目。最終コーナーで外をぶん回すことなく、内でジッとしインを付いたのは団野騎手の好騎乗。勝つための競馬をしていた。残念だったのはラスト1Fの追い方。ルーチェドーロとリンゴアメとの間に進路を求めたのだろうが、上手くその進路が取れず(少しずれて)減速してしまった点。これがあっても上がり最速の35.4秒の脚を繰り出しており、これがなければ勝ち負けだったのではなかろうか。その位の勢いがあった。この最後の追い方・進路どりについては、騎手の技術の要素が強いと考える。自身の調教評価で【A】評価を付けていたこともあり団野騎手の重賞初制覇に期待するとともに騎乗に注目していたが、良い面もあり、改善すべき点も見えた。今後の団野騎手の飛躍に期待したい。
4着 フォドラについて
2着 ルーチェドーロの記事参照。
次走の注目馬について
10着 ディープエコロジー
スタートで出遅れ、最高方からの競馬。4角でも大外(内から11頭分くらい外)をぶん回し、上がり2位の35.6秒の脚を繰り出すも、勝ち馬と0.7秒差(約2馬身半差)の10着。5着以降は団子であり、10着という着順は気にする必要がない。最終追い切り評価が【B+】で動きは良く、実際あがり2位の脚を繰り出していたことから能力は低くないかなと。スタートも出遅れており、10着という着順により自走はかなり人気がないことが想定される。次走の狙い馬としてあげておきたい。