《2021》スワンステークス【最終追い切り】調教評価

スワンS 追い切り 調教 評価
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2021年10月30日(土)に阪神競馬場で行われる『スワンS(G2)芝1400m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた17頭の追い切り評価となります。

以下の馬については、追い切り動画がありませんでした。

  • タイムフライヤー
目次

アイラブテーラー   54.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

植え込み側を登坂。序盤、何が嫌だったのかは分からなかったがアタマを大きく上げて何か嫌がる挙動を見せた。その後も集中力欠く走りで何か嫌々走っているよう。アタマの位置も安定せず、走りがバラバラ。それでも一応の加速ラップを踏めていたため、最低評価にはしなかったが…。評価しづらい。

ガゼボ        56.0 【C】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

ラチ沿いを1頭分空けて登坂。顔が右を向いており、真っ直ぐ走れない点は大きく割引。ラスト1Fからの仕掛けに対しても反応なく、ラスト1Fで僅かとは言え失速。評価できない。

カツジ        57.0 【B-】

栗東CW単走。G前軽く追う⑨

活気が不足。キビキビとコーナー深く回ってくるも、四肢の可動域が狭く、何かこじんまりとした走り。ステッキが入る度に反応し加速していたが、調子が良いときの動きと比べると、今回は少し元気がない。評価は割り引いた。

ギルデッドミラー   54.0 【C】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中ややラチ沿いを登坂。アタマを低い位置に保てず、終始上ずったフォームで脚元バラバラだった点は大きく割引。顔も真っ直ぐ向けて走れておらず、最後まで右手前1本の走り。評価できない。

クリノガウディー   56.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中やや植え込み側に入ってくる。右手前のままジワジワと左に斜行し、ラチ沿いを走る他厩舎の馬の方へ。斜行癖が抜けきらない。ラスト1Fで鞍上の岩田康騎手が手綱で顔を右に向けて進路を補正。そのタイミングで左手前に替わり終い伸びた。完全馬なりかつ、斜行した中でラスト2F時計24.2-11.8秒。能力は一級品だ。プラスに評価しておきたい。

jamie

1週前も同様に斜行しており、この悪癖は改善されていません。本番で真っ直ぐ走れる保証は全くありませんが、調子は良さそうです。

サウンドキアラ    54.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場真ん中やや植え込み側に入ってくる。左手前に替わった直後、トモが左に流れ、それを補正するように身体の向きが左斜め向きになった点は割引。ただ、一定のリズムを刻み、完全馬なりで動きは軽やか。綺麗な加速ラップを刻み登坂できている。評価は据え置いた。

ステルヴィオ     57.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり③

2頭併せの内。前を1馬身半追走からコーナーワークで並び掛け直線へ。終始リラックスした走りであったが、クビをカチッと決め安定したフォーム。先に仕掛けた相手に対し、馬なりで追いつき余力十分に併入という内容。覇気は薄いものの、この馬なりに動けてはいる。評価は据え置いた。

セイウンコウセイ   57.0 【B+】

美浦南W併せ。G前軽仕掛け⑦

序盤、馬が行きたがるのに対して、鞍上が手綱を抑えたためアタマを振り嫌がりながらの走り。折り合いを欠いた点は割引。ただ直線向いて気を取り直してからの走りは迫力ある走りでラスト1F時計11.2秒。見せた脚は一瞬であったがギアの入り方は目を見張るものがあった。プラスに評価しておきたい。

ダノンファンタジー  55.0 【B+】

栗東CW単走。馬なり⑨

1週前は落ち着いて良い走りであったが、最終追い切りはやや入れ込み気味。とは言え、何とか我慢は効いており、キビキビと外目を回り好タイムで駆けた。折り合い面でのリスクはあるものの十分の内容。人気は必至もプラスに評価したい。

jamie

スタートが平坦〜下りとなる阪神1400mは、テンからスピードが出るため、折り合いを欠きやすいこの馬にとっては好舞台。この状態なら落ち着いて走れる算段の方が高いです。

ビッククインバイオ  54.0 【A】

栗東坂路併せ。G前仕掛け。

アタマ高めも脚元が力強く、それで十分補えている。馬体をふっくら見せ、活気も十分。鞍上の上下運動を見ると、この馬の迫力が十分伝わってくる内容。最後に強烈な尻ムチを入れてクビ差先着。右手前1本の走りは割引も、それを差し置いても高評価したくなる動き。最高評価を付けてみたい。

ファーストフォリオ  54.0 【B】

栗東芝併せ。馬なり③

2頭併せの外。アタマが高かったのは鞍上が抑えていたため仕方がない。直線で右手前に戻した点も割引。ただ、四肢の広がりは決して広くないもののバランスの良い広がり。筋肉隆々の馬体で動きに軽やかさがある。時計も芝追いとしては平凡で、併せた内の相手に併入。ただ全く本気で走らせておらず、何か不気味な気配を感じる1頭。評価は据え置いた。

jamie

パドック気配は確実にチェックしたいと思う1頭です。

フィアーノロマーノ  56.0 【B】

栗東坂路単走。G前気合い付ける。

馬場の真ん中ややラチ側を登坂。綺麗な加速ラップを踏んで登坂できており、決してマイナス評価にはならないものの、絶好調時はもう少し重心低く唸るような走りをする馬。活気が少し物足りない。評価は据え置いた。

ホウオウアマゾン   54.0 【A】

栗東坂路併せ。G前仕掛け。

ラスト2F地点で鞍上が手前替えを扶助するも、馬との呼吸が合わずスムーズさを欠く。ただ、その後の走りはクビを使ってバネ感たっぷりの走り。最後は軽く仕掛けて併せたラチ沿いの相手をラクラクと2馬身突き放す好内容。前脚をしっかり前に投げ出し走ることが出来ている。高く評価したい。

マイスタイル     56.0 【B-】

栗東CW単走。馬なり⑨

クビの動きが小さく、脚だけで走っている。鞍上からの合図にも反応なく単調な走りで、ラスト1Fは13秒フラット。良い時は身体全体を使って走る馬。今回は評価しづらい。

jamie

この馬は追い切りの動きと成績とがリンクしや馬と認識しており、今回は割引です。

リレーションシップ  56.0 【B+】

栗東CW併せ。G前仕掛け⑤

クビ差し短いも胸前の筋肉隆々。いかにもスプリンターという感じで、ハリ艶よく馬体もふっくら見せており好気配。内を走る相手よりコーナーを深く回り、めい一杯追う相手に軽く仕掛けて併入という内容。四肢の可動域はそれほど広くなくピッチ気味に走る馬だが、活気は十分で脚の捌きに柔らかさがある。プラスに評価してみたい。

ルークズネスト    54.0 【B】

栗東CW単走。馬なり⑧

直線で右手前を長い間引っ張っていたのは、左回り中心に使われてることもあるだろうか。得意なのは左回りだろう。ただ、動きの良さは相変わらず。関節が柔らかくしなやかなら動き。この馬はいつも追い切りをよく見せてくれる。ただ、本当に良い時と比べると、もう一段上のギアがありそう。今回は据え置いた。

jamie

動きの質はメンバー中上位で、【B】評価の中では最上位の評価です。

ルフトシュトローム  56.0 【C】

美浦南W単走。馬なり⑦

かかり気味でアタマが高め。直線向いてからは、脚色少し伸ばすも緩慢な動きで、動きの伸びやかさはない。首筋に発汗も見られた本調子とは思えない。

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