本記事は、2021年6月5日(土)に行われる新馬戦(中京5R 芝1600m)の追い切り評価記事となります。
出走馬は12頭。追い切り動画で確認できた9頭の追い切り評価となります。
なお、追い切り動画がない馬については評価しておりませんので、ご了承ください。
1枠 1番 ゴーウィズフェイス 【B+】
栗東芝併せ。馬なり④
3頭併せの中。コーナーでは前を走る2頭の後ろで我慢させる。折り合いにまだ不安がありそう。直線向いて前の2頭の間に割って入れるあたり、馬群に突っ込める馬であることが分かる。クビの動きが硬いため、脚との連動性が悪くなる完歩が多く見られるも、クビと脚の動きが連動した時の走りは素晴らしい。内の相手とは併入も、時計が出ており、荒々しい活気で動きがパワフル。高く評価したい。
2枠 2番 クラウンドマジック 【B】
栗東坂路併せ。G前仕掛け。
5/20の映像。2頭併せの外。外の相手は、日曜日の2歳新馬(中京5R 芝1400m)に出走予定のソーマレイオウ。馬なりのままの相手に、強めに仕掛けて1馬身遅れという内容。終始相手の方に顔を向けていたが、これは勝負根性ともとれる内容。それより、まだ体幹しっかりせず、少しフラフラとした走りであった点は割引。ただ、活気は十分で時計面ではそこそこしっかりしている。これは併せた相手がかなり良かった。
明日の中京5R(芝1400m)出走するソーマレイオウも注目です。
3枠 3番 チャオベッラ 【B】
栗東坂路併せ。G前軽仕掛け。
ラチ沿いを走る相手と馬体を並べての併せ馬。全体時計が55.4秒と遅いとは言え、ラスト2F時計の24.9-12.3秒は新馬戦では評価すべき時計。線が細く走りの安定性はまだ欠ける内容も、前後の脚が真っ直ぐ前に出るフォームは美しく、マイナス評価にはしたくない動き。
4枠 4番 セリノーフォス 【A】
栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑥
2頭併せの外。直線向いた時点で、相手は1馬身半先。そこから手綱を絞った状態で徐々に差を詰め、馬体を併せると、そこから急速にギアチェンジし、併せた相手を瞬時に3馬身突き放す圧巻の内容。四肢の可動域は広く、身体の使い方が素晴らしい。高く評価したい。
映像を見れる方は是非見てみてください。惚れ惚れする走りで、この馬の馬券を買いたくなるはずです。
5枠 5番 トーホウコマンド 【B-】
栗東CW単走。馬なり。
独特の前脚の使い方をする馬。悪い意味で独特だ。前脚が外を回りコーナーは曲がりづらそうであった。直線向いてからは首をグッと下げ走っていたものの、脚元がまだ非力。残り100mあたり手前を戻した点も割引。評価できない。
筆者の大好きだったトーホウジャッカル産駒なんですね。直線の動きは少し面影がありました。
5枠 6番 クロニクルノヴァ 【B】
栗東CW併せ。G前強め⑥
2頭併せの外。直線向いて僅かに前にいる内の相手に並び掛け、そこから互いに強めに追いだしを開始。本馬の方が強めに追っていたこともあるが、ジワッと伸びて1馬身先着した。四肢の可動域は狭いものの、クビを突き出すように走れている。ただ手前変換は行わず右手前1本で走った点は割引きたい。
6枠 7番 ナインティゴット 【-】
映像なし
6枠 8番 プレシャスソウル 【B-】
栗東坂路併せ。馬なり。
ラチ沿いを走る相手を1馬身追走し直線に入ってくる。ラスト1F手前で鞍上が左肩を叩き気合いをつけるも反応鈍く、1馬身差を詰められずにそのままフィニッシュ。相手の鞍上はまだ来ないのかと心配して振り返るほど。フォームは悪くないのだが、時計も遅く評価しづらい。
7枠 9番 ジャズブルース 【B】
栗東CW併せ。G前強め⑨
コーナーの深いところを逆手前で入ってくる。コーナー途中で手前を切り替えるなどまだ若さ見せる走りも、元気いっぱいのキビキビとした動きは目をひいた。クビは前に出ているものの前脚の捌きが硬く、思ったように前に推進していかない。鞍上がめい一杯追って推進させていた。相手も追っていたが、どちらかと言えば手応えは相手の方が優勢。これと併入した。
この馬はオウケンブルースリー産駒ですか。彩豊かですね。
7枠10番 スズカワールド 【-】
映像なし
8枠11番 ラクスバラディー 【B+】
栗東坂路単走。馬なり。
馬の多い時間帯での追い切り。全体時計は標準的も、ゴールに向かって加速度合いを増すラップを余力十分に踏めており、能力の高さを裏付ける走り。全体的に、少し重心高めの走りである点は気になるところだが、余力十分の内容。プラスに評価したい。
8枠12番 サワーホマレー 【-】
映像なし