2021年3月6日（土）に阪神競馬場で行われる『チューリップ賞（G3）芝1600m』の最終追い切り評価となります。
出走馬は12頭。追い切り動画で確認できた11頭の追い切り評価となります。
- タイニーロマンス
エイシンピクセル 54.0 【C】
栗東坂路単走。馬なり。
馬場の真ん中を登坂。アタマの位置が安定せず、手前替えもスムーズさを欠いた。脚元が非力で走りも幼い。評価できない。
エリザベスタワー 54.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
馬場の真ん中を右手前一本で登坂。全体時計56.3秒とかなり軽めの内容。アタマの位置は高めも脚元は力強く毛艶はピカピカ。評価は据え置いた。
シャーレイポピー 54.0 【B+】
栗東芝併せ。馬なり④
2頭併せの内。2馬身追走からコーナーで差を詰め直線向いて1馬身差。追う相手にたいして余裕たっぷりに馬なりで併入。前脚をしっかりと前に突きだし滞空時間の長い走りができている。評価したい。
シャドウエリス 54.0 【B】
栗東P単走。馬なり④
四肢の可動域が狭くピッチ走法で気分良さそうに駆けた。動きに伸びやかさはなかったのは内容が軽かったこともあるだろう。調子が悪そうには見えず据え置いた。
ストゥーティ 54.0 【A】
栗東CW併せ。馬なり⑧
2頭併せの内。2馬身追走から追う相手を尻目に3馬身突き放す好内容。クビの角度が良くバランスの良い好フォーム。身体全身を使って走れている。一完歩一完歩が力強く前への推進力が素晴らしい。高く評価したい。
タガノディアーナ 54.0 【B】
栗東P併せ。馬なり⑥
2頭併せの外。1馬身追走から追う相手にたいして馬なりで併入。ラスト1Fは馬みずからが前を走る馬を捕らえにいっており、クビの可動域は狭めものびやかに動けている。
テンハッピーローズ 54.0 【B】
栗東坂路単走。G前軽く促す。
馬場の真ん中を登坂。時おり推進力を上に逃がす完歩も見られたが、弾むようなフットワークで活気十分。ラスト1Fで頭の位置が右前脚の上におくように走っていた点は割り引きたい。
バリコノユメ 54.0 【B+】
栗東坂路単走。馬なり。
ラチ沿いを1頭分空けて登坂。時計は遅く調整程度の追い切り内容ではあったが、体幹しっかりの良い走り。クビでリズムをとりながら、力強いフットワーク。余力十分の走りができている。
マリーナ 54.0 【B】
栗東坂路併せ。G前強め。
鞍上は今週末デビュー予定の新人騎手。矢作厩舎所属なので「古川奈穂」騎手だろう。小柄な馬でピッチ走法の馬。ラスト1Fから強めに追われ、ラチ沿いを走る相手にアタマ差先着。右手前に勝る走りで、さいごの3完歩だけ左手前に切り替えて走っていた。スナップの効いたキビキビとしたフットワーク。好時計で加速ラップも踏めている点は評価できるも、動きに余力は感じず評価は据え置いた。
メイケイエール 54.0 【B-】
栗東CW単走。馬なり⑩
鞍上は富田暁騎手（レースは武豊騎手）。映像が映りだしたコーナー手前からアタマを大きく上げて折り合いを欠く仕草。コーナー深くめい一杯ラチ沿いを回し直線に入ったところで鞍上が手前を替えさせようとするも馬がそれを拒み、また折り合いを欠いた。ラスト1Fからは馬みずから手前を替えて走ったが…。まともに走れば強いのだろうが、気正面の課題がまだ解消されていない。ここでは本番を見据え後ろで折り合いを付ける内容となりそう。馬券内に差し届かずという可能性も視野に入れておきたい。
レアシャンパーニュ 54.0 【B-】
栗東坂路併せ。G前強め。
ラチ沿いを走る相手との併せ馬。ラスト1Fで手前を替えるも伸びず、鞍上から強烈な肩ステッキが2発入るも、反応なく馬に余力なし。馬なりのままの相手に半馬身遅れ、ラスト1Fで0.5秒の失速評価できない。
今週開催のその他重賞レース
オーシャンS（G3）
弥生賞ディープインパクト記念（G2）
先週のレースの振り返り
中山記念（G2）
阪急杯（G3）
