《2023》京都新聞杯【最終追い切り】調教評価

京都新聞杯 追い切り 調教 評価
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2023年5月6日(土)に京都競馬場で行われる『京都新聞杯(G2)芝2200m』の最終追い切り評価となります。

出走馬は12頭。追い切り動画で確認できた10頭の追い切り評価となります。

以下の2頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • ディープマインド
  • マコトヴェリーキー
目次

アスクドゥポルテ   56.0 【A】

栗東CW単走。G前仕掛け④

岩田康騎手が騎乗。クビと肩回りにもう少し柔軟性が欲しいものの、落ち着いた走りでバランスの良いフットワーク。トップスピードに乗せるまでは少し時間を要するところがありそうだが、一度トップスピードに乗せてからは前肢を高々と上げ、活気十分に俊敏な動き。このトップスピードの質を評価したい。

jamie

中2週のため早い時計はこれ一本ですが、乗り込み量豊富で息はしっかり作られています。馬場が悪くなればなるほど面白そうです。

オメガリッチマン   56.0 【B】

栗東CW併せ。馬なり④

横山典騎手が騎乗。2頭併せの内。柔らかなフットワークをする馬で四肢の回転はスムーズ。抜け出しを図るも交わし切れず、右手前に戻した点は割引き。右手前に替えてから一度は前に出るも、使えた脚は一瞬。その後は相手に抜き返され半馬身遅れ。まだ本調子ではなさそう。ただ走りの質は上質。評価は据え置いた。

jamie

併せた相手は3歳未勝利のエルモサミオです。

サトノグランツ    56.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

前肢の着地ポイントが近い馬で、手前替えでバランスを崩していたが、適度な活気を示しクビを使ってリズミカルな走り。隣でめい一杯に追う相手(古馬2勝クラスのレッドラディエンス)を馬なりで受けてアタマ差先着。1週前は川田騎手を背にコースで併せ馬を行い最先着。好調だろう。

jamie

1週前時計は早くしっかり負荷はかけましたが、川田騎手が追ってラスト1Fで0.3秒失速した点は気になります。ただ素質ある馬で【B】の中では最上位です。

ダノントルネード   56.0 【B+】

栗東CW併せ。馬なり⑨

西村淳騎手が騎乗。2頭併せの内。直線からの映像。5頭ほど固まっていたが一頭違う脚色。重心を低く保ちスーッと平行移動する走りで、外で懸命に追う相手(古馬3勝クラスのロードプレジール)にラクラクと併入。長く脚が使えている。1週前も好時計。好調だろう。

jamie

相手のカゲに隠れ動きはよく見えませんでしたが、新馬の頃からフットワークの安定性が光る馬。多少馬場が渋っても問題なさそうで長い距離も合いそうです。

ドットクルー     56.0 【B】

栗東坂路併せ。馬なり。

ピッチ走法でアタマを低く保つ走り。ラスト1Fをきったあたりで馬体を並べると、手前を替えて2馬身突き放す好内容。ただ相手は格下で内容は軽め。高い評価は与えづらい。

jamie

併せた相手は3歳未勝利のアマートカヴァロです。

トーホウレーゲン   56.0 【B-】

栗東CW併せ。G前強め⑤

2頭併せの内。肌艶良くトモはふっくら見せているものの、直線でステッキを入れてからの伸びが一息。遠慮気味に待ってくれた相手(古馬1勝クラスのトーホウデュラン)に何とか併入という内容。評価は割り引いた。

jamie

フォームは悪くありません。後肢の蹴りに伸びやかさが出てくればより良くなりそうです。

ファームツエンティ  56.0 【B-】

栗東坂路単走。G前軽く促す。

アタマの位置が右前肢の上にあり、鞍上が追いづらいフォーム。これは大きく割引き。前肢周りもバタバタしており、走りが幼く完成度がまだまだ。評価は割り引いた。

jamie

1週前は好時計ですが、前肢のバタバタ感は変わらずで、併せた相手(3歳1勝クラスのトラストエムシー)に半馬身遅れです。ただ、この馬の後肢の蹴りの鋭さはなかなか。将来的には良くなるかも知れません。

マイネルラウレア   56.0 【B+】

栗東坂路併せ。馬なり。

和田竜騎手が騎乗。馬場の真ん中に入って来る。ラチ側の相手が闘志剥き出しで寄せて来きたため一瞬怯みはしたものの、我を失うことなく自身の走り。この精神力はなかなか。左手前に替わると、しっかりとしたギアチェンジを見せ、古馬2勝クラス(タガノカイ)にラクラクと1馬身先着。四肢の回転しなやかに大きなストライドで走れている。相手を追い抜いてから脚を緩めた分だけ一つ評価は下げた。

jamie

相手を追い抜くと気を緩めてしまうため、後ろからのレースを選択しそうです。

マキシ        56.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

松山騎手が騎乗。毛艶はピカピカで弾力性あるフットワーク。胸前の筋肉の発達も目立ち、チップを高々と蹴り上げ脚元パワフル。時計は早くないため強調はできないが、脚色は最後までまったく衰えることがなかった。

jamie

1週前は新潟大賞典に出走するカラテの先導役を務める内容。ここでの動きは一息でしたが、最終追いでグンと状態は上向いています。【B】の中では上位です。

リビアングラス    56.0 【B-】

栗東坂路併せ。馬なり。

前後の脚はまっすぐ前に出せておりトビは綺麗も、動きがスローで重心が高いため、今一つ前に推進していかない走りになっているのが残念なところ。評価は割り引いた。

jamie

併せた相手は3歳未勝利のドゥヴァンスマンです。

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