2022年4月24日（日）に東京競馬場で行われる『フローラS（G3）芝2000m』の最終追い切り評価となります。
出走登録は15頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。
ヴァンルーラー 54.0 【B+】
栗東坂路併せ。馬なり。
線は細く映るも脚元パワフルで、内転筋の強さ感じる走り。併せた相手に手応え優勢でハナ差先着。クビを使えていない点には目を瞑りプラスに評価してみたい。
jamieハナを奪いラチ沿いをキープすることができれば面白そうと思っていたので、正直大外枠は残念です。ただ祐介は思い切りの良い騎手です。極端な枠をひいたことで極端な競馬をしてきそう。そこに期待したいと思います。
エバーハンティング 54.0 【B】
美浦坂路併せ。馬なり。
コーナーを逆手前で入ってきた点と、終い脚色が鈍った点は割引きも、3頭併せの中で狭いところを物怖じすることなく捌き、追う外の相手に2馬身先着、内の相手にハナ差先着した勝負根性は評価できる。時計は遅いも脚元パワフル。評価は据え置いた。
jamie爆穴ならこの馬かも知れません。初角で窮屈になりそうですが、この追い切り内容が活き、前に付けることができれば面白そうです。パーソナルハイより前にポジションを取れるようならなお面白そう。人気を考えると買いの1頭です。
エリカヴィータ 54.0 【B-】
美浦坂路単走。馬なり。
田辺騎手が騎乗。ラチ沿いを走る相手を2馬身追走。少し届かないと思ったか。コーナーをショートカット気味に回り、直線の入りで軽く促しての登坂。相手に待ってもらって何とか併入という内容。上体が高く、脚元の力感薄め。評価は割引いた。
jamieテンに早いイメージはなく、内で後方という悪いポジションになりそうな気もします。
キタサンシュガー 54.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
クビを大きく縦に振りながらも、上体は抑えが効いており、弾力性あるフットワーク。活気は十分。終い体幹の弱さをみせ、少し右にヨレたが、余力たっぷりに最後まで綺麗に脚色を伸ばしていた。好調だろう。
jamie【B】の中では最上位です。差してくるなら、ルージュスティリアかこの馬だと思います。ポジション前目に付けることができれば面白そうです。
ゴールデンアワー 54.0 【B-】
美浦坂路単走。馬なり。
横山武騎手が騎乗。安定したフットワークではあるものの、サラッと流しただけの元気のない走り。1週前はプールでの調整。調整過程含め魅力は感じない。評価は割引いた。
シンシアウィッシュ 54.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
道中アタマを上げ、かなり気難しい一面があることが垣間見れらた点は大きく割引き。ただ、ラスト1Fからの本気の走りはなかなか見所あり。動きしなやかに綺麗なフットワークでセンス感じる走り。マイナス面の方が大きいが、そこそこのスケールあり。評価は据え置いた。
jamieM.デムーロ騎手への乗り替わりは魅力です。ルージュスティリアとの位置関係には注目で、ルージュスティリアより前に付けることができるようなら面白いかも知れません。
ストキャスティーク 54.0 【B】
美浦南W併せ。馬なり⑦
石川裕が騎乗しての4F追い。距離をこなすことは分かっているので、これで良いのだろう。3頭併せの中で、左回りのコーナーをぎこちなく回ってくる。アタマが高く不器用な馬。ただ四肢を大きく広げて走れている点は魅力。荒々しい活気を示しつつ余力十分に内外の相手と併入した。勝負根性はありそうで、何か不気味な1頭。評価は据え置いた。
jamie人気を考えると魅力感じる1頭ですが、ポジションは後ろになりそうな気がします。内を上手く捌くことができればという1頭です。
トゥーサン 54.0 【C】
栗東坂路単走。馬なり。
アタマが高いだけでなく、顔をまっすぐ前に向けて走ることができていない点は大きく割引き。動きに伸びやかさもなく、何かちょこまかとした走り。脚元の力感も薄く見栄えしない内容。併せた相手に2馬身先着も評価できない。
jamie併せた相手は3歳未勝利馬のテーオーシャンスです。
パーソナルハイ 54.0 【B+】
栗東坂路単走。馬なり。
手前替えが少しぎこちなかったものの、地面を叩きつけるような力強いフットワーク。時計は遅いも綺麗な加速ラップを踏んで登坂した。最後の最後で右手前に戻しており、この馬は右手前の方が得意なのかも知れない。ギリギリだが今回のメンバーの中では比較上位。プラスとした。
jamie1週前追い切りを行っていないのは馬体重の調整だと思います。当日470㎏くらいだと面白そうです。また右手前に勝る走りで舞台適正は高そうで、先行脚質。何よりこの枠が魅力です。
ホウオウバニラ 54.0 【A】
栗東CW併せ。馬なり⑦
2頭併せの外。序盤なかなか手前が決まらず戸惑った走りとなってしまっていたものの、手前を決めてからはバランスの良い走りで長く脚を使えていた。いかにも府中の舞台が合いそうな走り。序盤の動きには目を瞑り、高く評価したい。
jamieスッと2列目が取れそうな枠の並びにも思えます。このポジションが取れるならかなり面白いと思います。
マイシンフォニー 54.0 【B】
栗東CW単走。馬なり⑨
ゆったりとコーナー深く回ってくる。手前をヨイショという感じで替え、最後まで単調な走りではあったものの、走りのバランスはよく、力むことなく、最後までジワッと脚色を伸ばす走りには好感が持てる。高い評価は与えづらいも、マイナスにはしたくない走り。評価は据え置いた。
jamie2つ上のお兄ちゃんとなるマイラプソディほどのスケールの大きさは感じません。
モチベーション 54.0 【B-】
美浦坂路併せ。馬なり。
相手に先行した状態で馬場の真ん中ややラチ側に入ってくる。キビキビとしたフットワークではあったものの、終いはアタマが上り脚色鈍る内容。併せた相手には1馬身先着も評価できない。
jamie併せた相手は3歳1勝クラスのミツカネムーンです。
ラスール 54.0 【B-】
美浦南W併せ。G前仕掛け④
2頭併せの内。鶴クビで雰囲気は醸し出しているものの、直線仕掛けて馬なりの相手に追いつくのがやっとという内容。相手も動けていたとは言え、仕掛けてからの伸びは物足りない。評価は割引いた。
jamie併せた相手は古馬2勝クラスのスペシャルドラマです。人気を加味すると、この評価が妥当だとは思いますが、ルメール騎手です。この枠からなら確実に好位を取ってきそう。パドックが良ければ拾いたいと思います。
ルージュエヴァイユ 54.0 【C】
美浦坂路併せ。馬なり。
左回りのコーナーリングで手前を替えるのが早過ぎ。腕節がくにゃくにゃしており、前肢を真っ直ぐ前に出せない走りは割引き。それだけならまだしも、アタマの位置も悪く脚元も非力。評価できない。
jamie追い切りだけ見ると、なぜこの馬が上位人気になっているかが不思議です。
ルージュスティリア 54.0 【A】
栗東坂路単走。馬なり。
輸送を考慮してだろう。最終追い切りは坂路でサラリと終い重点の内容。軽めであったとは言え、とても大きなフットワーク。体幹がまだしっかりしないところはあるものの、何かスケールの大きさを感じる走り。人気は承知で高く評価してみたい。
jamieこの枠から序盤でどのポジションを取るかがポイントになりそうです。福永騎手なら中段より前目には位置してくれると思います。陣営もオークスに連れていきたい馬でしょう。福永騎手の手腕に期待したいと思います。
今週開催のその他重賞レース
福島牝馬S（G3）
マイラーズC（G2）
来週のG1レースも先取りしておこう
天皇賞・春（G1）
1週前追い切り
