《2023》スパーキングレディーC、七夕賞、プロキオンS【追い切り短評】

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本記事は、2023年7月5日(水)に川崎競馬場で行われる『スパーキングレディーカップ(ホクトベガメモリアル)(Jpn3)ダ1600m(別定)』と、2023年7月9日(日)に行われる『プロキオンS』と『七夕賞』の追い切り短評となります。

目次

スパーキングレディーカップ(ホクトベガメモリアル)

出走馬は9頭。追い切り動画で確認できたJRA所属の3頭の追い切り短評となります。

以下の6頭については、日曜日時点では追い切り動画がありませんでした。

  • トキノゴールド
  • サイファリス
  • ノーブルシルエット
  • ラインオブフェイト

A評価

レディバグは、不器用な手前替えではあったものの、弾力性十分のフットワークで活気は十分。毛艶もピカピカで状態は良さそうです。最後に見せムチを振るって爽快に駆け抜け抜けました。

B+評価

グランブリッジは、前を大きく追走からショートカット気味にコーナーを回り、直線は馬場の6分どころに入ってきます。外の相手が動けておりスーッと良い脚色。追い抜かれそうになりましたが、しっかり追って抜かせることなくクビ差先着です。勝負根性があるところ見せつける内容で、前後左右のバランス良く走れています。【A】評価でも良いのですが、人気を加味して明示的に一つ評価を下げました。

B評価

エナハツホは、追ってからの迫力がもの足りませんが、フットワークの美しさは目を惹きます。パドックでよく見せてくれそうです。評価は据え置きましたが、オッズ見合いで、この馬から行くのも面白そうです。

マイナス評価

タガノクリステルは、6/24(土)に栗東坂路で早めの時計を出し、これが本追い切り。映像のあった6/28(木)の追い切りは折り合い重視の手控えた内容でしたが、走りに少し力み感じられます。脚元は柔らかなのですが、もう少し自然体で走って欲しいところです。スピーディーキックは、浦和のダートコースでの追い切り。ムチを使ってビシバシ追われましたが、反応は一息です。いつもはもう少しスピード感があります。

プロキオンステークス(G3)

1週前追い切り動画をみての短評記事となります。8頭の追い切り動画がありました。全馬についてコメントします。

A評価

シャマルが、前後左右のバランスの良い素晴らしいフットワーク。四肢の回転も俊敏でありながら滑らか。半腱半膜様筋も浮き出ており、状態はとてもよく映ります。

B+評価

リメイクは、テンから飛ばしてめい一杯という内容です。序盤の迫力は凄いものがありましたが、終いにかけて1.1秒と大きく失速。とは言え、ラスト2Fから1F目にかけての加速は本当に鋭いものがありました。フットワークの質も上質です。極端な負荷のかけ方をしており勝負気配感じる内容。プラス評価です。

B評価

フルムが落ち着いたフットワーク。手前替えでスムーズさを欠いた分、一つ評価は下げましたが、手前を替えてからの伸びは鋭く、脚元の力感は十分。登録21頭で出走叶うかですが、叶えば面白い存在になりそうです。オメガレインボーは、馬場の植え込み側を馬の気分に任せて気分よく駆けさせただけの内容です。フォームのバラバラ感は否めませんが、毛艶はピカピカでフットワークに弾力性あり状態は悪くなさそうです。クロパラントゥは、右手前一本での走り。これを余力と取るか、手前変換ができなかったと取るかが微妙なところ。力強く地面を叩けており余裕ありとも取れますが、ゴール後に追った時の反応を見ると決して余裕があったとは言い切れません。評価は据え置きました。

マイナス評価

タガノビューティーは、低い姿勢で体を大きく使って走れていますが、トモに力が入らず思った以上に推進していきません。鞍上もステッキを使ってめい一杯追いましたが反応は一息。上昇途上でしょう。評価は割り引きました。ジレトールは、キビキビというよりかは寧ろ忙しい走りです。また体幹も安定せず、右に左にフラフラ。うっすらと発汗も見られました。ドンフランキーは、前肢ひらき気味。動きがバラバラで前に推進していきません。鞍上が強めに追うも動きに改善が見られず、内の相手に1馬身遅れです。

七夕賞(G3)

1週前追い切り動画をみての短評記事となります。10頭の追い切り動画がありました。全馬についてコメントします。

B+評価

シフルマンが、体幹しっかりの安定したフットワーク。クビを上に向かって振る完歩もあり、推進力を上に逃がしがちではありましたが、全体でみるとバランス良く走れています。1週前としては上々の動きです。エヒトは、栗東坂路の外目を走り48秒台の猛時計。最後は苦しくなり手前を替えましたが、鞍上に鼓舞され加速ラップを維持。苦しくなってからも大きくフォームを乱さなかった点は好感です。

B評価

テーオーソラネルは、キレるタイプの馬ではありません。ジワッと脚を伸ばす馬で、CWの内目(馬場恩5~6分どころ)を回り、6F時計 79.1-11.4秒という優秀な時計です。バランスの良い走りができています。セイウンハーデスは、馬格を活かしジワッとスピードに乗せる走りで、内の相手に2馬身先着です。エンジンのかかりが遅かった点は、福島の舞台を考えると気になるところです。

バトルボーンは、一度相手の前に出ますが追い付かれ併入という内容です。追ってからの伸びに少し迫力が足りません。ただフォームは素晴らしく適度に活気があります。最終追い切りに期待したくなります。サンレイポケットは、前を走るスズカハービン(ラジオNIKKEI賞に出走した馬)を強めに追って併入です。相手が動けていたため、幾分見栄えが悪くなりましたがしっかり反応できています。

マイナス評価

フライライクバードは、相手に詰められジワッと脚を伸ばす内容です。まだ体が重そうです。時計ほど終いの脚色にスピード感を感じません。評価は割り引きました。ヒンドゥタイムズが、大きなフットワーク。序盤の雰囲気は悪くありません。ですが、直線で手前を替えることなく右手前のまま走った点は大きく割引きです。追って追って1馬身先着という内容でしたが、現時点ではこの評価です。最後にスタッドリーについてです。序盤の動きは、前肢でしっかり地面を掻くパワフルさがありましたが、終いは顎があがり余裕のない走りになっていました。手前も決まり具合もイマイチです。最後は相手に対して手応え劣勢に併入。評価は割り引きました。

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