《2023》桜花賞【1週前追い切り】調教評価

桜花賞 追い切り 調教 評価
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2023年4月9日(日)に阪神競馬場で行われる『桜花賞(G1)芝1600m(定量)』の1週前追い切り評価となります。

出走登録は26頭。追い切り動画で確認できた18頭の追い切り評価となります。

以下の8頭の回避馬・除外対象馬については評価していません。

  • ダルエスサラーム(除外対象)
  • ミシシッピテソーロ(除外対象)
  • ミスヨコハマ(除外対象)
  • メイクアスナッチ(除外対象)
  • モリアーナ(除外対象)
  • リバーラ(回避)
  • ユリーシャ(除外対象)
  • ルミノメテオール(除外対象)
目次

追い切り短評

A評価

ドゥーラが、凛としたフットワークで威風堂々。肩ステッキに対する反応は鋭く脚元パワフル。適度に気合いの乗った豪快な手前替えで、体もふっくらみせています。状態はかなりよく映ります。ラヴェルには坂井瑠騎手が騎乗しました。体をスカッとみせ弾力性たっぷりのフットワーク。直線で綺麗に手前を替えると、鞍上の仕掛けに呼応してグイグイ脚を伸ばしました。集中力が高くフォームも秀麗です。

B+評価

キタウイングには杉原騎手が騎乗しました。前後の脚をまっすぐ前に出す好フォーム。大きなフットワークでありながら一完歩一完歩しっかり地面を捉え、古馬3勝クラスに半馬身先着です。まだ手前替えにぎこちなさは残しますが、体幹しっかりの走りです。ジューンオレンジには富田暁騎手が騎乗しました。隣の大きな馬に物怖じすることなく、しっかり前肢を叩きながら浮遊感ある走り。右手前一本の走りでしたが余力は十分。併せたラチ沿いの相手に、ゴール前でスッとハナ差先着です。

B評価

この組は良く見えた順に書いていきます。

ムーンプローブは、馬場の真ん中からジワジワ植え込み側に流れて行きましたが、重心はしっかり体の中心にあり、これはまったく問題ありません。美しいフォームで綺麗な加速ラップを踏んで登坂できています。プラス評価とするか迷った一頭です。断然人気が想定されるリバティアイランドは、思った以上に案外でした。コーナーを逆手前で入るなど若さをみせ、直線半ばからはアタマの振り方も悪くなりました。それでも懸命に追う相手に対して涼しい顔して1馬身先着。ただ、この馬の本気の走りはこんなものではありません。最終追い切りに注目です。

エミューは、フラワーCから中2週の臨戦となるため軽めに追われました。とは言え、緩んだ感じはなく、適度な前傾姿勢。集中して弾力性あるフットワークで走れています。この馬らしい回転のなめらかさは健在です。コンクシェルには騎手候補生が騎乗しました。コナコーストの先導役を果たすイメージだったとは思いますが、懸命に追って迫るコナコーストを馬なりで前受けし、クビ差先着です。緩めた相手にゴール後大きく差を広げ余力十分の内容。四肢の可動域は普通ですがバランスの良い走りができています。

ドゥアイズには吉田隼騎手が騎乗しました。相手と並んでから突き放せなかったあたり、まだギアの入りの悪さを感じる内容です。ただ相手に抜かせることなくアタマ差凌いだ点は評価できます。オマケしての据え置き評価です。モズメイメイには和田竜騎手が騎乗しました。追う相手に、右手前一本でスッと頭差先着。まだ余力感じる内容でしたが、前肢開き気味にバタバタした走り。このフォームでは高い評価は与えられません。

B-評価

この組は想定人気順に書いていきます。

ライトクオンタムには武豊騎手が騎乗しました。キレる脚を見せることなくジワッと脚を伸ばす内容。外の相手に追い抜かせることなくアタマ差先着です。動きがスローで俊敏さを欠く内容です。評価は割り引きました。ハーパーにはルメール騎手が騎乗しました。右手前に勝る走りだった点は割引きです。また、さして動けていない外の相手に抜け出され、仕掛けても追い付きませんでした。見栄えの悪い内容です。

コナコーストには鮫島克騎手が騎乗しました。直線で綺麗に手前を替えて、内の相手(同レースに出走予定のコンクシェル)に並びかけにいきますが、そこからの伸びが案外です。騎手候補生騎乗の相手にクビ差届きませんでしした。肩の出が悪く、体が少し重たく感じる内容です。評価は割り引きました。ペリファーニアは、序盤は抑えられていたのか口をパクパクしながら。直線では右手前を長くひっぱり、仕掛けられて左手前。直線での伸びがモノ足りなく感じたのは力みがあったからかも知れません。1馬身半先着も相手は格下。この評価です。

シンリョクカも前肢開き気味でバタバタと荒削りな走り。阪神JFのときのスケールの大きさがまったく感じられません。四肢の可動域も、阪神JFのときとは雲泥の差です。トーセンローリエは、馬なりのままの相手に半馬身遅れ。右手前を長くひっぱり、ラスト1Fで左手前に替わってから0.7秒と大きく失速した点は割引きです。ブトンドールには池添騎手が騎乗しました。なかなか手前を替えず、しびれを切らし池添騎手が強引な手前替え。その後はじわじわ伸びましたが、脚を伸ばしたのは一瞬です。バランスはまずまずですが、四肢の可動域が狭くキレ味感じない走りです。評価は割り引きました。

C評価

シングザットソングは、ピッチ走法ですが、体幹がしっかりしておらず右に左にフラフラした走り。特に左手前時にフワっとしている点は大きく割引きです。ラスト1Fは右手前に戻しており、ピリッとしない内容です。

追い切り評価

馬名性齢斤量1週前
エミュー牝355.0B
キタウイング牝355.0B+
コナコースト牝355.0B-
コンクシェル牝355.0B
シングザットソング牝355.0C
シンリョクカ牝355.0B-
ジューンオレンジ牝355.0B+
トーセンローリエ牝355.0B-
ドゥーラ牝355.0A
ドゥアイズ牝355.0B
ハーパー牝355.0B-
ブトンドール牝355.0B-
ペリファーニア牝355.0B-
ムーンプローブ牝355.0B
モズメイメイ牝355.0B
ライトクオンタム牝355.0B-
ラヴェル牝355.0A
リバティアイランド牝355.0B

最終追い切りの動きは必ずチェックしよう

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