《2023》天皇賞・春【最終追い切り】調教評価

天皇賞・春 追い切り 調教 評価
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2023年4月30日(日)に京都競馬場で行われる『天皇賞・春(G1)芝3200m(定量)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は17頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。

目次

追い切り短評

A評価

6.アスクビクターモアが、前肢を高々と上げるダイナミックなフットワーク。気合い乗りも適度です。1週前も圧巻の動きをみせており、状態の良さは疑う余地がありません。気になるのは馬場。弾力性を活かして走る馬なので、良馬場の方がこの馬のパフォーマンスを如何なく発揮できそうです。

B+評価

7.ディープボンドは、1週前に強い負荷をかけ、最終追いは和田騎手が息を確かめる程度。前後左右バランスの良く、ムダな力を排除しリラックスして気分よく走れています。状態はとても良く映ります。

B評価

この組は7頭挙げましたが、最上位は1週前の評価が【A】の3.タイトルホルダーです。外の相手を気にしながら。自身の走りに集中できなかった点は割引き。それでも四肢の回転はスムーズで、走りは十分エレガント。少し気になるのは、さして動けていない外の3歳未勝利馬に遅れた点。手控えたとは言え、覇気欠く内容だった点は気になります。

13.ボルドグフーシュは、綺麗に手前を替え、最後までしっかりとした脚取り。脚力の強さが十分感じ取れる走りです。相変わらずアタマは高めですが、京都の下りで丁度よいかも知れません。川田騎手がどう乗るかですが、この枠から後ろを選択しそう。後ろからなら、この坂路追いが活きてきそうです。1.ジャスティンパレスは、1週前に仕上げており、最終追いはルメール騎手を背に調整程度の内容。力むことなくゴール前でスッと抜け出し、外の相手にラクラク1馬身先着です。終いの迫力は物足りませんが、裏を返せば落ち着き十分。力の出せる状態にはありそうです。14.マテンロウレオは、1週前にしっかりとした負荷をかけ、最終追いは終い重点。バランスの良いフットワーク。四肢の広がりにやや物足りなさを感じますが俊敏には動けています。ただ雨でややグリップ力を欠いていたかも知れません。良馬場なら面白そうです。

16.シルヴァーソニックは、雨を含んだ栗東の坂路路(植え込み側)を活気十分に登坂。軽めの内容でしたが、前肢の上がりは高く地面に叩き付けるようなフットワーク。クビも大きく動かし活気も十分です。残念なのはこの枠。動きは良いためマイナスにはしませんが、厳しい闘いになりそうです。12.ブレークアップは、舌をハミを越していた割には高い集中力。雨馬場を意に介すことなく弾力性十分のフットワークで余裕感じる内容です。乗り込み量豊富な点も好感が持てます。枠はもう少し内が欲しかったというのが正直なところです。11.ディアスティマが、地に足ついた力強いフットワーク。集中力も高く手前替えも柔らかです。負荷にもの足りなさは覚えるも、動きは十分【B】に足る内容です。逃げるためには序盤の脚が必要となりそうな枠の並び。問題はここにありそうです。

マイナス評価

マイナス評価としたも数頭だけコメントします。

2.ディープモンスターは、顔をまっすぐ向けて走ることができていないのは割引きです。この馬にしては落ち着いて走れていますが、手前替えのタイミングが悪く、1週前同様、まだ力みが感じられる内容です。この枠からなら思い切ってポジションをとった方が良い方に転がりそう。そんな印象です。9.ヒュミドールは、手前を替えた際、フォームが乱れバランスを崩した点は割引き。一方で肌艶はよく状態悪くは映りませんが、ダイヤモンドS時との比較で見劣る内容。となれば敷居は高そうです。

追い切り評価

枠番馬番馬名性齢斤量最終1週前
11ジャスティンパレス牡458.0BB+
12ディープモンスター牡558.0B-B
23タイトルホルダー牡558.0BA
24メロディーレーン牝756.0B-
35アイアンバローズ牡658.0CB-
36アスクビクターモア牡458.0AA
47ディープボンド牡658.0B+B+
48トーセンカンビーナ牡758.0B-B-
59ヒュミドールセ758.0B-C
510サンレイポケット牡858.0B-B
611ディアスティマ牡658.0BB-
612ブレークアップ牡558.0BB-
713ボルドグフーシュ牡458.0BB
714マテンロウレオ牡458.0BC
815エンドロール牡458.0CB-
816シルヴァーソニック牡758.0BB
817アフリカンゴールドセ858.0C

1週前の動きもチェックしておこう

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