《2023》中山記念【最終追い切り】調教評価

中山記念 追い切り 調教 評価
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2023年2月26(日)に中山競馬場で行われる『中山記念(G2)芝1800m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は14頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。

目次

イルーシヴパンサー  57.0 【B】

美浦南W単走。馬なり⑨

舌を出しながら遊び遊び。直線向いて早々にソラを使ったため鞍上が肩ステッキを入れそれを咎めていた。それでありながら、動きはエレガントで、バランスの良い好フォーム。走りのキレ味も十分。評価は据え置いた。

【1週前追い切り B-】

jamie

真面目に走っていれば十分プラスの内容です。取捨はパドックで決めたいと思います。

シュネルマイスター  58.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり⑦

2頭併せの内。流石はG1馬の脚力。外の相手は古馬2勝クラスのヴァーンフリートであったが、これとは一完歩ごとの力感の違いが明白。クビを使って段階的にギアを上げていき、最後は追う相手を寄せ付けず、馬なりのまま半馬身先着。手前を替えなかった点とクビに硬さが見られた点は割引きも、評価は据え置いた。

【1週前追い切り B】

jamie

能力に敬意を表してのオマケの【B】評価です。個人的な感想を言うと、今回この舞台で買いたい馬かと問われると答えはNOです。

ショウナンマグマ   56.0 【B-】

美浦南W単走。G前仕掛け⑥

均整の取れたバランスの良い好フォームではあるものの、ここに入ると脚元の俊敏性と力感がモノ足りない。評価は割り引いた。

【1週前追い切り 映像なし】

スタニングローズ   55.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

1週前は雪の坂路でよく映らなかったが、この最終追いの動きはかなりよく映る。この馬単体の縦の比較では最もよいかも知れない。前肢の開きは広いものの、脚力が強く走りの軸は安定。左手前に替わってからの前後の伸縮運動が特に素晴らしい。高く評価したい。

【1週前追い切り B-】

jamie

トモの柔らかで弾力性ある筋肉に目が引きます。一見緩くも映りますが、それでこの時計は出せないはず。単純に良質な筋肉量が増え、トモに厚みが増したという見立てです。坂井瑠騎手でなら【A】としたくなります。

ソーヴァリアント   57.0 【B+】

美浦南W併せ。G前軽く促す④

3頭併せの内。もともと手前替えが苦手な馬。今回もコーナーを逆手前気味に入り、コーナー後半で右手前。これもあり直線は右手前一本の走り。1週前も直線逆手前となっており、フォームのエレガントさとは裏腹になかなかに不器用。併せた外の2頭を突き放す圧巻の内容であったが相手はともに未勝利馬。ただ抜け出すときの迫力は十分でラストの時計もしっかりしている。

【1週前追い切り B+】

ソロフレーズ     57.0 【B-】

美浦坂路併せ。G前仕掛け。

武士沢騎手が騎乗。やや口は開いていたが、前後の脚をまっすぐ前に出す好フォーム。見せムチ振るって相手に1馬身1/4馬身先着した。しっかり前を向き集中して走れており決して悪くはないものの、ここに入ると比較下位。評価は割り引いた。

【1週前追い切り 映像なし】

jamie

武士沢騎手が重賞に出てくるのはいつ以来でしょう。きちんと調べられていませんが、マルターズアポジー以来なのではないでしょうか。悔いなく頑張って欲しいです。

ダノンザキッド    57.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

2週前、1週前でビシッと仕上げ、最終追い切りはコンディションを整えるだけの軽い内容。手前替えは不器用だったものの、落ち着いて堂々としたフットワーク。この馬に関しては、後は当日のパドックだけ。力の出せる万全の仕上がり。

【1週前追い切り B+】

jamie

パドックで落ち着いていたら勝つのはこの馬かも知れません。

ドーブネ       56.0 【B】

栗東CW単走。馬なり⑦

それほど時計は出ていないものの、体全身を使ってのびやか動き。やや後傾気味の独特なフォームで走る馬で、中山の急坂も合いそうだ。2週続けての単走追いで併せ馬を消化していない点は割引きも、動きは決して悪くない。評価は据え置いた。

【1週前追い切り B】

トーラスジェミニ   57.0 【C】

美浦南W併せ。G前一杯⑧

騎手候補生が騎乗。3頭併せの中。コーナーを逆手前で回っており、コーナー終盤で併せて右手前。バタバタとした走り。それもあり直線で右手前を長くひっぱり、左手前に替わって抜け出すも、追って追っての内容で走りに余裕なし。外の相手に何とか半馬身先着したが、相手は待ってくれたもの。評価できない。

【1週前追い切り 映像なし】

jamie

併せた外の相手は、古馬3勝クラスのシャチです。

ナイママ       57.0 【C】

美浦坂路単走。馬なり。

柴田大知騎手が騎乗。顔を終始右に向け、脚元の力感薄い走り。評価できない。

【1週前追い切り 映像なし】

ヒシイグアス     57.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり④

2頭併せの外。内に対して先行した状態で入ってくる。先行したいという意思だろうか。序盤からこじんまりとした走りで、直線では手前替えを嫌がりアタマを振る仕草。ラスト1Fからは鞍上が扶助して強引に左手前に替えたが、馬の中では右手前。手前が決まらずチグハグな走りだった点は大きく割引き。1週前はそうでもなかったが、この最終追いはよく映らない。評価は割り引いた。

【1週前追い切り B】

jamie

併せた相手は、古馬3勝クラスのゼーゲンです。能力ある一頭で舞台適正は高そうです。パドック良ければ拾いたいと思います。

モズベッロ      57.0 【C】

栗東坂路単走。馬なり。

少し体重の重そうな助手さんを背に馬場の植え込み側に入ってくる。手前替えでスムーズさを欠き、大きく左にヨレて馬場の真ん中あたりまで斜行した点は割引き。適度に気合いは入っているも、何か空回りしている印象。終いも力なく失速。評価できない。

【1週前追い切り 映像なし】

ラーグルフ      56.0 【A】

美浦南W併せ。馬なり⑦

ホープフルSの追い切り時に「こんな良い馬がいたのか」と衝撃を受けた馬。近走その走りは影を潜めてしまっていたが、前走から復調気配を見せ、ここにきて一変。前肢を高々と上げ、後肢をしっかり振ってリズミカルな走り。活気も十分だ。時計面で目立たちはしないものの、動きはG1級。2週続けての単独の【A】評価としたい。

【1週前追い切り A】

jamie

併せた相手は、3歳未勝利馬のアースジェイソンテです。枠は外目となりましたが、捲るのが上手な馬です。戸崎騎手でないのが残念ですが、この枠から勝ち切ることができれば本物ということでしょう。どの枠からでもこの馬から行きたいと思います。

リューベック     56.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

吉田隼騎手が騎乗。騎乗予定のスタニングローズに跨らず、なぜ本馬に騎乗したかは分からない。馬場の真ん中を、カチッと格好の良い手前替え。品の良い走りをする馬だ。ただ最後に手前を戻した点は割引き。ここに入ると比較下位。評価は割り引いた。

【1週前追い切り 映像なし】

1週前の動きもチェックしておこう

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