《2022》セントウルステークス【最終追い切り】調教評価

セントウルS 最終追い切り 調教評価
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2022年9月11日(日)に中京競馬場で行われる『セントウルS(G2)芝1200m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は13頭。追い切り動画で確認できた12頭の追い切り評価となります。

以下の馬については、追い切り動画がありませんでした。

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目次

サンライズオネスト  56.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

横山典騎手が騎乗。序盤から力感十分にパワフルなフットワーク。それでいて身体全体をキビキビと素早く動かせている。活気も十分。鞍上がスローにステッキを抜いたこともあり、バランスを崩し終い失速。それでも最後まで脚元の力感は失われておらず、これが無ければ「どれだけ伸びていただろう」と思わせてくれる走り。プラスに評価したい。

jamie

映像はありませんでしたが、1週前も栗東坂路で好時計です。

ジャスパープリンス  56.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の植え込み側を登坂。最後に手前を替えさせようとするも、余力十分だったのだろう。馬は言うことを聞かず、手前を替えることなく右手前一本で登坂。前後の脚をキレイに前に出し、適度な活気を見せ集中して走れている。体も大きく見せており好気配。高く評価したい。

jamie

休み明け、ダートからの参戦ということで人気は全く無さそうです。テンに早い馬も少なく、この枠からなら良い位置が取れるのでは無いでしょうか。最もオッズ妙味を感じる一頭です。

シャンデリアムーン  54.0 【C】

美浦坂路併せ。G前仕掛け。

ラチ沿いを先行した状態で入ってくる。直線向いても手前を替えることなく左手前一本の走り。後ろからめい一杯追ってきた相手に力なく追い抜かれ、1馬身遅れ。コーナー途中で躓き、リズムを崩した影響が大きいことも否めないが、それを考慮しても、メンバー中もっとも冴えない動き。この評価となる。

jamie

開幕週の馬場で、好枠引いた逃げ馬です。テンに早い馬もおらず無条件に買いたくなりますが、追い切りからは評価できません。

ソングライン     56.0 【B】

美浦南W併せ。G前軽く仕掛け⑧

ルメール騎手が騎乗。2頭併せの内。4馬身追走から、追う外の相手に対して馬なりのまま1馬身先着。集中して安定したフットワークではあるものほ、100%の状態と比べると四肢の広がりは狭く、最後に肩を叩いた時の反応も一息。マイナスには出来ないが、8割に満たない程度の仕上げ。

jamie

今回は3年振りにチークピーシーズを着用するようです。そして初の1200m。この枠から自然体でどの程度追走できるか。色々試すことが多いレースになりそうです。

タイセイアベニール  56.0 【C】

栗東坂路単走。G前追う。

ラチ沿いを登坂。序盤は重心低くキビキビとしたフットワークで雰囲気は良かったが、終いしっかり追われるも、脚色の衰えをみせ僅かに失速。時計も決して早いものではなく、この内容。評価できない。

ダディーズビビッド  56.0 【B-】

栗東CW単走。G前軽仕掛け⑨

コーナー深く回ってくる。四肢の可動域は及第点も、クビの振り方が一定とならずフォームの安定性欠く走り。鞍上からの仕掛けに対する反応も一息。評価は割引いた。

チェアリングソング  56.0 【B】

栗東CW単走。G前軽く促す⑦

序盤はクビを上手に使えていなかったが、直線半ばで仕掛けてからの走りはなかなか。肩の出はモノ足りないものの、後肢の蹴りは十分で、脚の回転も豊か。宙に浮くようなフットワークで、メイケイエールのスケールを小さくした走り。状態は良く映る。

jamie

末脚はしっかり使ってくれそうです。ただ今回は臨むような展開にはならなさそうなのが残念です。

ファストフォース   56.0 【A】

栗東坂路併せ。G前強め。

団野騎手が騎乗。普段ずっしりと沈み込むように走る馬が、弾力性十分のフットワーク。ラスト1Fからの仕掛けにしっかり反応し、併せた相手を3馬身突き放した。格下馬が相手だったとは言え圧巻の内容。いつも良く見える馬だが、今回も良く映る。今回で3度目の正直。もう一度この馬を信じて最高評価を付けてみたい。

jamie

前走でテンのスピードに衰えを感じたのですが、この動きはやはり惹かれてしまいます。これで3回連続の【A】評価です。前走に続き今回も外枠ですが、今回はテンに早い馬がシャンデリアムーンくらいしかいません。この枠からでも、しっかり前に行ってくれると思います。

ボンボヤージ     54.0 【B-】

栗東P単走。馬なり⑧

北九州記念から中2週のローテション。馬体重減を意識してのものか、最終追い切りはポリトラック馬場でサラリとしたもの。クビの角度良く、素軽いフットワークでしっかり地面を捉える走れている。状態は平行線を何とかキープさせているという印象。相対評価で一つ評価を下げた。

jamie

前走がフロックだとは思いませんが、小柄な馬が前走から+3㎏の斤量増です。また最内枠ですが、今回は内に馬が殺到しそうです。

メイケイエール    55.0 【B】

栗東CW単走。馬なり④

後肢の蹴り方は天性のもの。確り地面を捉え、全てのパワーをムダなく推進力に変えて走れている。これに加えて四肢の広い可動域も加わり、直線の伸びは弾かれたゴムのよう。春先に少し落ち着きを見せたが、夏を越えて久しぶりにみるといつものメイケイエール。この馬は折り合えるかどうかだけです。

jamie

秋の最大目標はスプリンターズS。この馬もソングライン同様7.8割程度の仕上げでしょう。心配なのは今回はペースがそれほど上がらず団子になりそうな点。池添騎手も、何が何でもこの馬を逃す訳には行かないでしょう。色々な意味で最注目の一頭です。

メイショウケイメイ  54.0 【B-】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

重そうな助手さんを背にラチ沿いをキビキビと登坂。アタマが高く手前替えもぎこちなかったものの、終い鋭い走り。この馬なりに状態は悪くなさそうに映る。とは言え比較下位。評価は割引いた。

jamie

内で脚を溜めるも直線進路開かずとなりそうです。この馬ならチェアリングソングを買いたくなります。

モントライゼ     56.0 【B】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

1週前に早い時計を出し、最終追いは終い重点。仕掛けに対する反応やや鈍く映るも、重心を低く保ち、集中してしっかり地面を捉える走り。着地は力強く、綺麗な加速ラップを踏んで登坂。決して目立たないも、静かな闘志を感じる走り。評価は据え置いた。

jamie

このタイミングで川田騎手というのが何とも不気味です。川田騎手に課せられたミッションは権利取り。きっちり仕事をする騎手です。前走差す競馬で新境地を見せましたが、ここではしっかりポジションを取ってきそうです。正直、馬よりも川田騎手が怖いです。

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