2022年6月26日(日)に阪神競馬場で行われる『宝塚記念(G1)芝2200m(定量)』の1週前追い切り評価となります。
出走登録は20頭。追い切り動画で確認できた15頭の追い切り評価となります。
- アフリカンゴールド
- アリーヴォ
- ギベオン
- サンレイポケット
- ヒートオンビート
アイアンバローズ 58.0 【B-】
栗東CW単走。強め⑧
クビと肩関節に硬さが見られる走り。動きに伸びやかさがなく評価しづらい。
ウインマリリン 56.0 【A】
美浦南W単走。G前軽く促す⑤
クビを上手に使い、前肢を大きく前に伸ばして走れている。各関節の可動域も良いときと比べても遜色ない広さ。気分良さそうに身体全身を使って走れている。高く評価しておきたい。
何かが落ちましたが、何かは分かりませんでした。ただ走りにはまったく影響なさそうです。
エフフォーリア 58.0 【B-】
美浦南W併せ。G前仕掛け⑧
3頭併せの中。外を1馬身追走、内に2馬身先行し、直線に入ってくる。直線序盤は、外の相手に顔を向けながらの走り。鞍上がステッキを抜いて軽く仕掛けると顔を真っ直ぐに向け、内外の相手にクビ差先着。とは言え、まだ動きが重く、良い頃の迫力には程遠い印象。
外は古馬3勝クラスのランドオブリバティです。徐々に良化している印象を受けなくもありません。最終追い切りに期待したいと思います。
オーソリティ 58.0 【B】
美浦南W併せ。G前仕掛け④
2頭併せの内。コーナーで逆手前だった点は割引きも、この馬のセールスポイントである勝負根性を見せ、しっかりアタマ差先着。ゴールを過ぎても、しっかりとした脚取りで走れている。
キングオブコージ 58.0 【B-】
栗東坂路単走。馬なり。
安田翔伍厩舎であるため水曜日追いは軽め。フットワークの弾力性はあるものの、手前替えでスムーズさを欠き、アタマの位置が右前肢の上にあるフォームは割引き。評価は割引いた。
追い切り映像だけで評価すると評価不能の【D】評価が妥当です。映像はありませんでしたが、6/10(金)の追い切り内容も加味して評価づけしてみました。
グロリアムンディ 58.0 【B】
栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑦
3頭併せの内。中は6/29の帝王賞(大井)に出走予定のチュウワウィザード。これを追走から、軽い仕掛けで抜け出し、ラクラクと1馬身先着。アンタレスSの時の方が状態はよく映るが、調子は良いだろう。評価は据え置いた。
Bの中では上位です。
ステイフーリッシュ 58.0 【C】
栗東CW併せ。G前強め⑧
2頭併せの内。外は同レースに出走予定のパンサラッサ。これを1馬身半追走し、直線入って仕掛けるも前をまったく捕らえられず…。序盤はしっかりとしたフォームで走れていたが、パンサラッサに心折られる内容。評価できない。
タイトルホルダー 58.0 【B】
美浦南W単走。馬なり④
表記は単走も実質は併せ馬。外の相手は十分射程圏内。相手の鞍上も何度も後ろを振り返っていた。ただ、ムリに追うことなく2馬身遅れ。フォームに気負いなく安定。脚元のパワフルさも十分。この馬の調子の良いときの走りはできている。
プラスにするか迷った1頭で【B】の中では最上位です。
ディープボンド 58.0 【B】
栗東CW併せ。G前強め⑧
和田竜騎手が騎乗。2頭併せの内。早い時計で、終いまでしっかり追って負荷をかける内容。併せた外の相手を7馬身近く突き放し圧倒したが、相手は格下。気になったのは動きに少し重苦しさを感じた点。踏んだラップもチグハグになっており、高い評価は与えづらい。
ただ動き質は変わらず良いです。最終追い切りに期待したいと思います。
デアリングタクト 56.0 【B-】
栗東CW単走。馬なり⑧
クビで一定のリズムを刻み、ワンペースでスピードを長く維持させた。ただ、ピッチ走法の度合いが増し、良いときの動きと比べると走りが少しこじんまりと映る。終いも僅かに失速している。評価は割引いた。
2週前の坂路では体幹しっかりの安定した走り。この馬らしい終いの伸びを見せてくれました。どのような最終追い切りとなる注目です。
パンサラッサ 58.0 【B+】
栗東CW併せ。馬なり⑨
後ろを走るステイフーリッシュの心を折る走り。コーナーを深く回り、馬なりであったことを考えると時計も上々。クビと脚との連動性よく、伸縮性に優れた俊敏な走り。四肢も綺麗に回っている。高く評価したい。
【A】評価でも良いくらいの動きです。ラスト1Fで0.3秒失速した分だけを割り引きました。もう一段ギアがありそうな余力十分の内容です。
ヒシイグアス 58.0 【B+】
美浦南W併せ。G前仕掛け④
レーン騎手が騎乗。先行した状態で内の相手を待ち、直線で馬体が並んでから軽く仕掛けて、ラクラクと1馬身先着という内容。終い重点とは言え、ラスト1Fの脚元の鋭さは目を引く内容。発汗が目立っていたため、一つ評価を下げようかと思ったが、それを差し引いてもプラスにしておきたい魅力感じる脚元のパワフルさ。プラスに評価してみたい。
併せた内の相手は古馬3勝クラスのサトノセシルです。
ポタジェ 58.0 【B-】
栗東CW併せ。G前強め⑦
3頭併せの内。毛艶良く集中してしっかりとしたフォームと脚色で走るも、併せた中の相手に1馬身突き放されてしまう。相手が動けていた可能性の方が強いが高い評価は与えづらい。
古馬OP馬のジュンライトボルトです。この馬にも注目ですね。
マイネルファンロン 58.0 【B】
美浦南W単走。G前強め⑨
コーナー深く回り綺麗な加速ラップを踏んでの走り。ただ、本当に調子が良いときは、もう少し四肢の広がりが大きい馬。それと比べると、今回は少しこじんまり。キビキビと活気十分で、調子は決して悪くなく、寧ろ良い方。評価は据え置いた。
メロディーレーン 56.0 【C】
栗東坂路併せ。G前一杯。
ラチ沿いを先行して入ってくる。残り100mで手前を戻したこともありラスト1Fは0.3秒の失速。相変わらず小柄な馬であることもあるが、脚元が非力に映る。56㎏はかなりキツイのではないだろうか。評価できない。