《2022》ユニコーンステークス【最終追い切り】調教評価

ユニコーンS 最終追い切り 調教評価
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2022年6月19日(日)に東京競馬場で行われる『ユニコーンS(G3)芝1600m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は15頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。

目次

インダストリア    56.0 【B-】

美浦南W単走。馬なり⑥

大きなフットワークではあるがのだが、コーナーで逆手前となっており、大きく膨らみながら回ったのは割引き。また、「どうしたのだろうか?」と心配になるほど、全身からの激しい発汗。評価は割引いた。

jamie

動きは悪くありません。パドックで良ければ拾ってみたいと思います。

ヴァルツァーシャル  56.0 【B】

美浦坂路単走。馬なり。

ラチ沿いを1頭分空けたところに入ってくる。ピッチ気味に走る馬で走りのダイナミックさはないもののキビキビ。手前をクイっと替え、活気は十分。弾力性十分のフットワークで綺麗な加速ラップが踏めている。評価は据え置いた。

コンバスチョン    56.0 【A】

美浦南W併せ。馬なり⑦

田辺騎手が騎乗。2頭併せの外。よほど手応えが良かったのだろう。内目を回る相手に対して、馬体を離したカタチで大きく外目を回ってくる。直線向いた時点で3馬身近くあった差を、馬なりで難なく併入。クビの使い方が上手く、身体全身を使って大きく走れている。少しモノが違う動き。高く評価したい。

jamie

併せた相手は古馬2勝クラスのスリートップキズナです。

ジュタロウ      56.0 【C】

栗東坂路単走。G前強め。

馬場の植え込み側を登坂。序盤から顔を右に向け集中力欠く走り。途中、鞍上がステッキを抜くと、顔を右に向け叩かれるのを嫌がる仕草。走ろうとする気持ちになっていない。鞍上は抜いたステッキは使わず手綱を使って追うも、ラスト1Fで0.4秒の失速。評価できない。

jamie

追い切りからは評価できません。パドックで走る気になっているようであれば検討したいと思います。

スマートラプター   56.0 【B】

栗東坂路併せ。G前仕掛け。

ラチ沿いを登坂。半馬身先行していただろうか。右手前一本での走りではあったが、集中した走りで相手を突き放し、2馬身半先着。ピッチ走法の馬ではあるが、鞍上に鼓舞されながらも長く脚を使えている。

jamie

併せた相手は古馬1勝クラスのテキサスフィズです。netkeibaの想定では16人気の馬です。この人気なら必ず押さえたい1頭です。

セキフウ       56.0 【B-】

栗東CW併せ。馬なり④

M.デムーロ騎手が騎乗。3頭併せの内。前を大きく追走し直線に入ってくる。6馬身近くは追走していただろうか。直線は右手前で長く引っ張り、ラスト1Fきってから左手前に替わるも、そこからの走りが一息。一時は半馬身前に出るも、最後は外の2頭に交わされてのフィニッシュ。評価しづらい。

jamie

ただミルコは持ったまま、馬の特徴を掴むことに終始していた印象です。この遅れはさほど気にしなくても良いのかも知れません。パドックで再注目してみたいと思います。

タイセイディバイン  56.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

松若騎手が騎乗。馬場の真ん中に入ってくる。僅かに舌を出していたか。弾力性あるフットワークでゴールに向かって加速度合いを増すラップを踏めている点は評価できるも、後肢が外を回り、早々に手前を戻す走りは大きく割引き。推進力も前に向かず、上に逃がしている。この評価となる。

テーオーステルス   56.0 【B】

栗東坂路併せ。馬なり。

逆手前でラチ沿いに入ってくる。そのまま手前を替える事なく左手前一本の走り。ショートカットして内から切れ込んできた相手が迫ると、馬なりで脚色を上げ加速。相手に並ばせる事なく3/4馬身先着した。集中して長く脚を伸ばすことができている。評価は据え置いた。

jamie

併せた相手は古馬1勝クラスのマクシミリアンです。

ティーガーデン    56.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑦

3頭併せの外。バランスの良い好フォームでコーナーを綺麗に回ってくる。手前替えのタイミングは少し早いもスムーズ。ラクに駆けさせ前を走る2頭に難なく先着。後肢の蹴りが伸びやかで長く脚を使えている。評価したい。

ハセドン       56.0 【B】

栗東CW併せ。馬なり⑤

3頭併せの内。中の相手はマーメイドSに出走予定のクラヴェル。コーナーで逆手前となっており、直線で手前が決まらず、コロコロと手前を替えながらの走りとなっていた点は割引き。ただ、身体全身を大きく使えておりダイナミックな走りができている。評価は据え置いた。

jamie

走りを見る限り、この馬はどちらかと言えば右手前の方が得意に思います。府中の舞台は悪くありません。また、この馬は胴が短く短距離向きの馬体にも思えます。

1週前にはキングオブコージと併せ馬を行い8馬身追走から併入しています。併せている相手をみていると陣営の期待の高さが窺えます。

バトルクライ     56.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑥

2頭併せの外。ダート馬らしからぬ滞空時間の長い走り。父の影響を色濃く受けているのだろう。四肢を大きく広げ、とても伸びやかな動き。内の相手には半馬身先行から併入という内容ではあったが、俊敏性が少しモノ足りなかった分、一つ評価は下げたが、動きの質としては十分にプラスの内容。

jamie

併せた相手は古馬OPのディアセオリ―です。

ビヨンドザファザー  56.0 【B-】

栗東CW併せ。G前一杯④

2頭併せの内。大きく前を追走。6、7馬身は追走していただろうか。コーナーを深く回る相手に対し、本馬は内目を回ってくる。直線向いて1馬身前に出ていたが、相手が馬なりで並び掛けてくる。そこからムチを使ってめい一杯に追ってアタマ差先着という内容。最後は疲れており、動きにキレは感じなかった。動きの質はそれほど高くない。評価は割引いた。

jamie

併せた相手は古馬OPのアメリカンシードです。時計は一見出ているように見えますが、通ったコースは内目です。時計に騙されないようにしたいところです。

ペイシャエス     56.0 【B+】

美浦坂路単走。馬なり。

田辺騎手が騎乗(レースは菅原明騎手)。馬体をスカッと見せ、ラクラクと綺麗な加速ラップを踏んで登坂。脚長の馬体であるものの重心は抑えが効いており、クビの振り幅が大きく前に推進する走り。長く脚が使えており、府中の舞台にいかにも合いそうな走り。高く評価したい。

jamie

田辺騎手は、コバンスチョンの最終追い切りにも騎乗しています。ライバル馬の状態を確認できたことはプラスでしょう。

リメイク       56.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

植え込み側に入ってくる。手前替えはぎこちなかったものの、その後は持ったまま、キビキビと力強いフットワークで登坂。走りの軸は安定しており、綺麗な加速ラップが踏めている点は評価できるも、ピッチ気味に脚の回転鋭く走る馬で短距離志向の強い走り。一つ評価を下げた。

jamie

【B】の中では最上位です。

ロードジャスティス  56.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を登坂。ズカズカといかにもダート馬らしい走り。時計は遅いも、一定のリズムを刻み、ゴールに向かって加速し続けるラップを踏んで登坂した。ただ、調整過程としては少し負荷が少ないように思える。評価は割引いた。

出走が叶わなかった馬

イグザルト      56.0 【B-】

美浦坂路単走。馬なり。

ラチ沿いを登坂。コーナーを逆手前手前で入ってくる。顔はやや右に傾けていただろうか。中間に早い時計を出しておらず、これが本仕上げの内容なのだろうが、単調な走りで時計も平凡。評価しづらい。

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