《2022》京都新聞杯【最終追い切り】調教評価

京都新聞杯 追い切り 調教 評価
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2022年5月7日(土)に中京競馬場で行われる『京都新聞杯(G2)芝2200m』の最終追い切り評価となります。

出走馬は12頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。

目次

アスクワイルドモア  56.0 【B】

栗東CW併せ。馬なり⑦

岩田望騎手が騎乗。2頭併せの内。1馬身先着。

前を2馬身追走からコーナーをショートカット気味に回り、ラクラクと1馬身抜け出しを図る。最後は緩めて追った相手に迫られアタマ差先着。この馬らしいクビを使った柔らかなフットワークで走れている。

jamie

併せた相手は3歳勝利馬のバリトンヴァイスです。後肢の蹴りがモノ足りなく映った分、一つ評価は下げましたが、動きの質の高さはこの馬が一番かも知れません。【B】の中では最上位です。

アップデート     56.0 【C】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。アタマが高いだけでなく、アタマの位置を身体の真ん中に置けていない走りは大きく割引き。ラスト1Fの仕掛けに対しても反応薄く、仕掛けてからの走りの方が乱れが大きかった。時計も平凡。評価できない。

ヴェローナシチー   56.0 【B-】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

馬場の真ん中ややラチ側を登坂。直線序盤で左手前に替わったが、それがイヤだったのか少し口向きの悪い走りに。ラスト1Fでようやく頭の位置が安定するも、最後は力なく手前を戻し減速。評価しづらい。

jamie

1週前はコースで好時計も動きに伸びやかさはなく評価しづらいです。

ショウナンアデイブ  56.0 【B】

栗東坂路併せ。G前強め。

ラチ沿いを登坂。相手は植え込み側をショートカット気味に回ってくる。序盤は馬体を離れていたが、相手がジワジワと馬体を寄せきて、ラスト1Fからは最後は馬体をびっしり並べての追い比べ。馬なりのままの相手に、終い強めに追って併入した。脚の回転力は相手に見劣っていたものの、手前替えのタイミングもよく、集中した真っ直ぐな走り。相手に抜かせない勝負根性も見せていた。評価は据え置いた。

jamie

併せた相手は3歳OP馬のスタニングローズ(オークスにD.レーンで出走予定)です。これは相手も動けていました。

ストップザタイム   56.0 【B-】

栗東坂路併せ。馬なり。

前肢の着地ポイントが近いせいもあるかもだが、左手前時に両前肢が外を回っておりロスの多い走り。これは大きく割引。ただ活気は十分で、この馬なりに調子は良さそう。1馬身追走していたとは言え、馬なりのままの相手に届かずの半馬身遅れ。最後は脚色がやや鈍ったようにも見えた。

jamie

併せた相手は古馬1勝クラスのマテンロウアリスです。1週前にはNHKマイルカップに出走予定のマテンロウオリオンとの併せ馬で好時計が出ていましたが、肩の出が少しモノ足りません。

ブラックブロッサム  56.0 【B+】

栗東CW併せ。馬なり⑥

2頭併せの内。前を2馬身追走から直線向いて馬体が並ぶ。そこから左手前に替わると、馬なりでジワジワ相手を引き離し、最後は1馬身半先着してのフィニッシュ。決してキレるタイプの馬ではないものの、長くパワフルな脚色を維持できる走りは高く評価したい。

jamie

併せた相手は古馬OP馬のソフトフルートです。これを馬なりで圧倒しており能力の高さが窺えます。中京で2連勝していますが、左手前の走りはとてもパワフルで本質的には右回りの方が向いているかも知れません。走りにそれほど伸びやかさは感じませんが、長く脚を使うことに長けている印象です。

ポッドボレット    56.0 【A】

栗東坂路単走。馬なり。

ラチ沿いの一番深いところを回ってくる。直線向いて綺麗に手前を替えると、真っ直ぐ力強いフットワークで楽々と登坂。鞍上は持ったままで完全馬なりであったが、ラスト1Fは馬自ら脚色を上げ綺麗な加速ラップを踏んだ。体幹の安定性も高く評価したい。

jamie

1週前追い切り映像はありませんでしが、1週前は古馬OP馬のザヴァワールエメとコースで併せ馬を行い2馬身追走から併入しています。いかにも状態の良さそう。そう思える動きでした。

ボルドグフーシュ   56.0 【B】

栗東坂路併せ。G前軽仕掛け。

相手の真後ろにつけ、前を2馬身追走。相手がラチ側にズレたところ、真っ直ぐ駆け、ゴール手前で手前を替えてスッと頭さ先着。スラッとした脚長の馬で長距離はいかにも合いそう。この馬も長く脚を使うタイプの馬だろう。クビを真っ直ぐ縦に振り安定したフットワークで走れている。

jamie

併せた相手は3歳勝利馬のダイヤモンドフジです。

ミスターホワイト   56.0 【B】

栗東CW単走。馬なり④

吉田隼騎手が騎乗。軽めの内容。今一つ馬が走りに集中できておらず、何かフワフワとした走り。鞍上が見かねてステッキを見せると少しマシになってはいたが…。ただ、動きは柔らかで、トモのボリュームと後肢の可動域は十分。評価は据え置いた。

jamie

直線でなかなか手前を替えず、鞍上が扶助してようやく左手前。左手前時の走りがフワフワとしておりギアの入りも悪かったことから、この馬は右手前の方が得意かも知れません。

メイショウラナキラ  56.0 【C】

栗東坂路単走。G前強め。

右手前で回るコーナーを逆手前の左手前で入ってくる。直線で右手前に替わるも、その後はまた左手前。左前肢の着地ポイントが悪く、右前肢の非力さをカバーする走りとなっている。この左手前に頼る走法は、中京の舞台では大きく割引き。評価できない。

リアド        56.0 【B-】

栗東CW併せ。馬なり⑦

川田騎手が騎乗。2頭併せの内。前を2馬身追走から馬場7分どころを回ってくる。直線向いた時点で1馬身差まで詰め、不器用に手前を替えジワッとクビ差前に出るも、そこから多少促すも弾けることなく、仕掛けた外の相手に追いつかれ併入。馬体は垢抜けているものの、脚元が非力に映り評価しづらい。

jamie

併せた相手は3歳1勝クラスのセレブレイトガイズです。1週前は同じくCWで川田騎手が騎乗し、古馬OPのフライラクバードと併せ馬を行っていました。しっかり追って喰らい付くのがやっとという内容です。相手も強い馬ですが、動きに魅かれるものがありません。能力以上に人気を集めそうな1頭で個人的には割り引きたいと思います。

リカンカブール    56.0 【B-】

栗東坂路併せ。強め。

ラチ沿いを走る相手を追走し、馬場の真ん中ややラチ側に入ってくる。残り300m辺りから追い出しを開始するも、持ったままの相手を交わすことができない。最後に何とか併入した。活気十分に、この馬なりに集中して走れているものの、脚力の非力さが否めない内容。評価は割引いた。

jamie

併せた相手は古馬3勝クラスのキングスタイルです。

プリンシパルSに回った馬

マイネルクリソーラ  56.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑦

2頭併せの外。2馬身先行から、直線で内から馬体を並べてきた相手に前に出られそうになると、豪快に手前を替えて抜かせない走り。ゴールを過ぎても馬は脚色を緩めくことなく元気一杯。もう少し脚元にパワフルさが出てくるとより良いのだが、前肢を高々と上げ、四肢を大きく広げて走れている。好調だろう。プラスに評価したい。

jamie

併せた相手は3歳OP馬のコムストックロードです。

京都新聞杯とのダブルエントリーでプリンシパルSを選択しました。状態は良さそうでプリンシパルSでも面白い1頭だと思います。

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