《2022》皐月賞【最終追い切り】調教評価

皐月賞 追い切り 調教 評価
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2022年4月17日(日)に中山競馬場で行われる『皐月賞(G1)芝2000m(定量)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。

目次

アスクビクターモア  57.0 【A】

美浦南W単走。馬なり⑧

1週前はエンジンのかかりが悪くマイナス評価としたが、しっかり仕上げて来た。弾むようなフットワークで、この馬らしい大きな動き。特に評価したいのが右回りのコーナーリング。身体を綺麗に倒して上手に曲がれている。高く評価したい。

【1週前追い切り B-】

jamie

トビの大きな馬で良馬場の方が良いと思います。ただ追い切りだけみるなら、この馬が1番です。

イクイノクッス    57.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり⑥

2週続けてルメール騎手が騎乗。1週前に感じた硬さは緩和されているものの、まだクビと肩関節に硬さを残す走り。左手前への変換もスムーズもぎこちなかった。とは言え、外の相手に対し勝負根性を見せ、抜け出す時の脚は素晴らしく、トップスピードに乗ってからの脚色は目立つ内容。ただ、ギアが上がるまでがジワっと。評価は据え置いた。

【1週前追い切り B-】

jamie

東京スポーツ杯からぶっつけで皐月賞という異例のローテーション。言い方は悪いですが、ここを叩いてダービー狙い。そう思えてなりません。更には大外枠。次を見据えた競馬をして来ると見るのが妥当かも知れません。

オニャンコボン    57.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑥

菅原明騎手が騎乗。前で併せ馬をしている3頭の内を突き、纏めて抜き去り先着と言う内容。地面をしっかりと捉えるピッチ気味の走りが、いかにも中山に向きそう。相手のカゲに隠れ、動きはよく見えなかったが、馬体をふっくら見せ、終始リラックスしてバランスの良い走り。高く評価したい。

【1週前追い切り B】

jamie

筆者の想定より軽めの攻めでしたが、十分に好感の持てる内容です。【A】とするか迷った1頭で【B+】の中では最上位です。

キラーアビリティ   57.0 【B-】

栗東CW併せ。馬なり⑨

横山武騎手が騎乗。序盤鞍上は後傾気味。少し入れ込み気味だったかも知れない。馬は前の馬に早く追い付きたそうにも見えた。それもあってか直線の脚色は一息。肩ステッキで前に出るも、追いつかれ気味に辛うじてハナ差先着。鞍上の肩ステッキがなければ、外の相手に交わされていたのではないだろうか。評価しづらい。

【1週前追い切り B-】

jamie

併せた相手は古馬1勝クラスのアウトオブサイトです。好枠を引いた同舞台のG1レースを勝利しているディープインパクト産駒。普通なら1人気になって然るべき馬ですが、ローテーションが嫌われてるのでしょうか…。私も割引きたいと思います。

グランドライン    57.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり⑦

2頭併せの内。直線向いた際、鞍上にステッキに反応して左手前。自分のタイミングで手前が替えられず、無理矢理替えさせられたのが嫌だったかは分からないが、その後はアタマを回しながらの走り。ただ四肢の可動域は広く、一完歩一完歩、力強く走れており、スケールの大きさを感じる馬。まともな走りを見てみたかった1頭。評価は据え置いた。

【1週前追い切り B-】

jamie

1/4の抽選を通った幸運な1頭で全く人気はありませんが、無視は危険かも知れません。動きは少しスローですが走りパワフルです。馬場が渋れば一考の余地はあると思います。

サトノヘリオス    57.0 【C】

栗東CW単走。馬なり④

岩田望騎手が騎乗。クビを使わず脚元だけの走り。ピッチ走法はよく言い過ぎで、ちょこまかとした走り。この馬本来の走りができていない。1週前もよく見えず、今回は状態一息という見立て。評価は割引いた。

【1週前追い切り B-】

jamie

決して能力が低い馬だとは思っていないだけに、「勿体ない」と感じました。

ジオグリフ      57.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり④

福永騎手が騎乗。終い重点の軽めの内容。1週前は古馬OP馬相手で見栄えしなかったが、この最終追い切りの相手は古馬1勝クラス。馬の気分の向上を図って来た。外の相手を弄ぶ余裕あり。エンジンをかけるとアッと言う間に1馬身突き放した。1週前同様クビに硬さは残すも、中山の急坂はこなしそうな走り。終いの脚力を評価したい。

【1週前追い切り B-】

jamie

最後はめい一杯追った相手に半馬身差まで詰められましたが、余力十分の内容で、馬体をスカッと見せ、1週前から大きく上昇している1頭です。【B】の中でも上位です。

ジャスティンパレス  57.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

輸送を考慮してだろう。とても軽い内容の追い切り。2週前、1週前にしっかりした時計を出しており、これが予定どおりの仕上げだろう。軽い内容でありながら、馬は遊ぶ様子も見せず集中した走り。綺麗に手前を替えて、弾力性十分のフットワーク。綺麗に仕上がった。

【1週前追い切り B+】

jamie

1週前に高評価した4頭の内の1頭です。穴っぽい人気になりそうで押さえておきたくなりす。

ジャスティンロック  57.0 【B-】

栗東坂路併せ。馬なり。

この馬も輸送を考慮しての軽めの内容。集中した走りではあったが、体幹が安定せず少しフラフラしながらの走り。軽めとは言え、勝負根性を見せることなく、ラチ沿いの相手にアタマ差遅れ。相手の方が手応え良く映った。評価しづらい。

【1週前追い切り C】

ダノンベルーガ    57.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり⑤

最終追い切りは軽めであったが、この馬らしく前脚を大きく前に突き出し、スナップの効いた伸びやかなフットワーク。脚元の力感も十分。川田騎手が言う通り、右回りに全く不安は感じない。気になったのは、ヨイショと手前を替えた点。右後肢が…というニュースを聞くと、どことなく庇っているようにも見える。まだ上の迫力もあるだろう。評価は割引いた。

【1週前追い切り B】

jamie

1週前よりも動きは良かったです。ですが1週前がそもそもどうだったのか?川田騎手が騎乗し、参戦表明を決めた1週前追い切りが悪いはずがないいうバイアスがかかっていないか?何か一抹の不安が拭いきれないというのが正直なところです。ダービーを考えるとあまり無理はさせたくない中での最内枠。川田騎手と言えど難しい競馬になりそうです。

ダンテスヴュー    57.0 【B+】

栗東CW単走。馬なり。

輸送を考慮しての軽い内容。これについては2週前、1週前としっかりとした負荷をかけられており全く問題なし。軽めとは言え、弾むようなフットワークでありながら、しっかり地面にアプローチする走り。集中できている点も良い。プラスに評価したい。

【1週前追い切り B+】

jamie

2週前追い切り映像をみていなければ、この評価は付けれなかったと思います。2週前の動きが忘れられません。爆穴ならこの馬だと思います。

デシエルト      57.0 【B+】

栗東CW単走。G前仕掛け⑥

馬体を大きく見せパワフルな走り。馬の気分の損ねることなく気分よく走らせることを意図した内容で、その意図どおり、しっかり折り合えていた点はまず評価できる。加えて評価したいのは、ラスト3F目から2F目にかけての加速。ここで2.4秒も加速しており、この馬の右回りのコーナーリング性能の高さが証明されている。時折りフワッとする完歩が見られ、前脚の出が悪かった点には目を瞑りプラスに評価してみたい。

【1週前追い切り A】

jamie

重たい馬場となり、パドック良ければ、この馬を軸にするかも知れません。

ドウデュース     57.0 【B】

栗東P単走。馬なり。

友道厩舎らしくポリトラックでの最終追い切り。クビの使い方が上手く、前脚も高く上がり、繋ぎを綺麗に返して、この馬らしいキビキビとした走り。特段悪いところはないのだが、線が少し細く映り、この馬の前進気勢を考えると距離適正的にはもう少し短いところの方が良さそうにも思える。ポリトラックでの最終追い切りだった点含め、この評価とした。

【1週前追い切り B】

トーセンヴァンノ   57.0 【C】

美浦南W併せ。G前仕掛け⑤

2頭併せの外。追ってからの反応薄く、併せた内の3歳未勝利馬相手に手応え見劣る内容。この中に入ると流石に脚元の非力さが否めない。

【1週前追い切り C】

ビーアストニッシド  57.0 【C】

栗東P併せ。馬なり。

首筋に発汗が見られ、少し入れ込んでいただろうか。またコーナーでスピードをコントロール出来ず大きく膨らみ、直線も手前を替えることなく、右手前一本の走り。右回りに課題を感じる内容。評価できない。

【1週前追い切り B】

ボーンディスウェイ  57.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑥

2頭併せの内。右回りのコーナーリングが上手く、直線でカチッと手前を決めると、馬なりのままスッと抜け出し、併せた相手に1馬身先着。クビの使い方に硬さは残すも、グビを使って走れており、弾力性十分のフットワーク。馬体のハリ艶良く、脚元パワフル。抜け出す時に見せた脚力が魅力的。高く評価したい。

【1週前追い切り A】

jamie

1週前追い切りでも【A】評価とした馬です。人気を考えると面白い1頭だと思います。

マテンロウレオ    57.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

横山典騎手が騎乗。馬場の真ん中を登坂。ラスト1Fで左手前に替わった際、トモが左に流れてしまい、斜に構えるフォームとなった点は大きく割引き。馬なりで水準以上の時計で綺麗な加速ラップはふめているのだが…。相対評価でこの評価となる。

【1週前追い切り B】

jamie

素軽い走りをする馬で渋った馬場は苦手かも知れません。能力ある馬ですが、他に魅力的な馬も多く、今回は割引きました。

ラーグルフ      57.0 【B-】

美浦南W併せ。G前軽く促す⑥

胸元に発汗が見られた。力みながらの走りではあったものの、前肢を上から叩きつけるように走れており、パワフルさは十分。走りに推進力もある。もう少しリラックスして走ることができれば良かったのだが。

【1週前追い切り B-】

jamie

ホープフルS時に【A】とし8人気で3着に好走してくれたです。その時には及びませんが、近い走りはできており、当日パドックでよく見せてくれるなら、爆穴になり得る馬だと思います。要注意の1頭です。

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