2022年4月17日(日)に中山競馬場で行われる『皐月賞(G1)芝2000m(定量)』の2週前追い切り評価となります。
3月30日(水)と31日(木)に追い切られ、動画が公開されていたのは9頭だけでした。
イクイノクッス 【B】
美浦南W単走。馬なり⑥
2週前ということもあり内容は軽め。ただ、とても柔らかな動き。牧場や外厩で良いリフレッシュができたのだろう。リラックスしながらも、クビを上手に使い、四肢の可動滑らかな走り。トモがもう少しパンとすれば更に良くなりそう。
オニャンコボン 【B】
美浦南W単走。馬なり⑤
ずっしりと重厚感あるフットワーク。とは言え、動きに重苦しさはなくパワフルな走り。馬体のハリ艶も良い。肩関節をもう少し柔らかに動かせることができれば、より良くなりそう。2週前としては十分の状態。
キラーアビリティ 【B-】
栗東CW併せ。G前軽く促す⑩
3頭併せの外。内は大阪杯に出走するステラリア。大きく先行もコーナーを深く回ったこともあり直線で並ばれる。その後はジワっと差を広げられて半馬身遅れ。ピッチ走法の馬とは言え、肩の出が悪く、脚元の力感も薄い。
ジオグリフ 【B-】
美浦南W併せ。馬なり⑥
何が嫌だったのか、アタマを高く上げ、顔を背けながらの走り。クビの動きが硬く、終いの伸びがモノ足りない。途中、併せた相手には前に出られしまったが、最後は追いつき何とか併入という内容。下半身はパワフルも、上半身がまだ硬い。
ジャスティンパレス【B+】
栗東CW併せ。馬なり⑥
3頭併せの内。スピード感たっぷりの走り。クビ差遅れも、相手はめい一杯追ってのもの。こちらは馬なりであった。時計はかなり優秀。四肢の可動域は広くないものの、伸びやかに脚の回転鋭く走れている。最後に手前を戻した分、一つ評価を下げた。
ダノンベルーガ 【B】
美浦南W併せ。馬なり③
外で抜群の動きをみせていた相手に、ゴール前スッとハナ差先着。右手前で長い間引っ張っており、右手前に勝る走り。皐月賞の出走可否は来週の追い切り後に判断するとのこと。なお、併せた相手はグランプレジール。この馬名は是非覚えておいて下さい。未勝利馬の動きではありませんでした。重賞でも通用しそうな気がします。
ダンテスヴュー 【A】
栗東CW併せ。G前一杯⑥
2頭併せの内。完歩は大きくないものの、滞空時間の長い走りをする馬。鞍上にめい一杯追われ、外の相手を2馬身突き放していた。重心を低く保ちキビキビと動けている。現時点でかなり状態が良さそう。それでいて、まだ上がありそうな気配も感じる。
ドウデュース 【B-】
栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑤
2頭併せの内。外はダービー卿CTに出走するデゼル。これを2馬身追走からハナ差先着。とは言え、仕掛けてからの反応は、好調時と比べると一息。ただ2まだ週前。上半身の動きに硬さは残すものの、脚を高く上げ、迫力ある走りは出来ている。
マテンロウレオ 【B+】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑦
コーナーから抑えきれない手応え。大きなフットワークでスピード感十分。通ったコースを考えると、時計はかなり優秀。流石に終い疲れをみせ勢いは落ちたものの、最後まで活気十分の走り。馬が走る気に満ち溢れている。良い馬です。
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中山グランドジャンプ(J・G1)に関する記事を書く予定はありません。ご了承下さい。