《2021》チャレンジカップ【最終追い切り】調教評価

チャレンジC 追い切り 調教 評価
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2021年12月4日(土)に阪神競馬場で行われる『チャレンジC(G3)芝2000m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は11頭。追い切り動画で確認できた10頭の追い切り評価となります。

以下の馬については、追い切り動画がありませんでした。

  • カツジ
目次

アルジャンナ     56.0 【B】

栗東CW単走。G前強め⑤

池江厩舎の4F追い。仕上がっているのだろうか。相変わらずカッコの良いフォーム。クビの角度良く、クビと脚との連動性も高い。四肢の可動域は及第点も弾むようなフットワークでしっかり折り合って走れている。気になるのは右手前1本での走りだった点。評価は据え置いた。

ジェラルディーナ   53.0 【B-】

栗東CW単走。馬なり⑤

後肢の可動域十分で走りのバネ感は素晴らしいものの、線が細く映るのは気がかりなところ。鞍上はやや抑え気味で本気で走らせていなかったとは言え、クビを上手に使えておらず、前脚は地面を撫でるような走りでパワフルさに欠ける走り。今の阪神の馬場に合うか…。評価は割り引いた。

スカーフェイス    56.0 【A】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

ラチ沿いを低い姿勢を保ち、右手前1本で活気十分に登坂。顔を真っ直ぐ前に向け、前後の脚がキレイに前に出る好フォーム。最後まで集中して走れている。高く評価したい。

ソーヴァリアント   55.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑥

2頭併せの内。激しく雨が降る中での追い切り。鞍上は抑え気味にもったまま。相手が違うとばかりに、外の相手にラクラクと首差先着した。併せた外の相手は古馬3勝クラスのショウナンアオゾラ。この馬もかなり良い動きだったが、これをまったく寄せつけない走り。馬体をふっくら見せ、四肢を大きく広げてパワフルに走れている。ただ、いくら余力十分だったとは言え、右手前1本の走りだった点は割引。評価を一つ下げた。

jamie

1週前はルメールが騎乗し、キビキビとした走りでシャープな切れ味を披露。1週前追い切りの評価は【A】評価です。G3に留まる器の馬では無いかも知れません。

ヒートオンビート   56.0 【B】

栗東P単走。馬なり⑧

ポリトラック馬場での追い切り。この日は激しく雨が降っており実戦に近いスピード調教を行うという意味では、この追い切り場所は理に適っている。元々クビに硬さを残す走り方をする馬で、脚力に任せて走るタイプの馬。フォームはあまり綺麗ではない。今回の最終追い切りも、上半身は見栄えしない一方で、下半身は四肢を大きく広げ動き伸びやか。評価は難しかったが据え置いた。

jamie

1週前は川田騎手が騎乗し、CWで2歳OP馬のドウデュースとの併せ馬。これを2馬身追走から相手にならんとばかりに1馬身突き放しており状態は良さそうです。上半身の動きは1週前の方が上ですが、下半身の動きは最終追い切りの方が上でした。強いのでしょうが、不思議な馬です。

ペンシアンナイト   57.0 【B】

栗東CW単走。G前強め⑧

重心が少し高めで推進力を上に逃す走りになっており、強く追ってもグッとギアが入る感じがしない点は割引。また往年と比較すると脚元のパワフルさも薄まっている。とは言え、この馬らしい大きなフットワークはまだまだ健在で適度な活気も見せスピード感ある走りはできている。評価は据え置いた。

マイネルウィルトス  56.0 【B+】

栗東CW単走。馬なり⑦

コーナーをゆったり回ってくる。直線向いて綺麗に手前を替えると、首をグッと前に突き出し、後肢でしっかり地面を押し出す走り。ラクラクと好時計をマークした。一見こんなに時計が出ているのかと思うほど。よほど調子が良いのだろう。フォームも安定しており、集中して走ることも出来ている。高く評価してみたい。

マイネルフラップ   56.0 【C】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。残り250mあたりで、鞍上は何が気に食わなかったのか強烈な左ムチ。一度ならず二度入れた。二度目のムチの際、馬が怯えて顔を背けてしまうほど。手前も戻ってしまう。数完歩で再び正手前に戻すも、いつムチが飛んで来るかと顔を右背け怯えながらの走り。馬というよりかは、追い切りの内容が評価できない。

メイショウオーパス  56.0 【C】

栗東坂路単走。馬なり。

直線半ばからの映像。時計が遅いにも関わらず力のない走り。ゴール手前で手前も戻し走りのバランスを崩していた。時計が遅いため何とか加速ラップは踏めたものの、まったく評価できない。

モズナガレボシ    56.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

栗東販路の緩いコーナーを逆手前でラチ沿いに入って来る。直線半ばで手前を替えたため、直線でも逆手前。時計が遅いにも関わず、ラスト1Fで0.3秒の失速。体幹がしっかりした馬で好フォームで走る馬だけに残念な内容。評価は割り引いた。

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