《2021》新潟大賞典【最終追い切り】調教

新潟大賞典 追い切り 調教 評価
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2021年5月9日(日)に新潟競馬場で行われる『新潟大賞典(G3)芝2000m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。

出走登録は14頭。追い切り動画で確認できた11頭の追い切り評価となります。

以下の3頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • ニシノデイジー
  • ハッピーアワー
  • バスカヴィル
目次

サトノエルドール   54.0 【A】

美浦南W併せ。馬なり②

2頭併せの内。外の相手は馬体の色から恐らくはハヤヤッコ(古馬OP)。これを1馬身追走から直線で並び掛け、完全馬なりで軽く促す相手にクビ差先着。とてもリラックスして走れており、前脚も伸びやか。綺麗なフォームで柔らかく動けており、状態はかなり良さそう。高く評価してみたい。

サトノソルタス    55.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり③

2頭併せの内。激しく発汗している相手を1馬身追走し、直線序盤で半馬身前に出るも、大雑把な動きの外の相手にあっさりクビ差交わされてフィニッシュ。鞍上は終始手綱を絞り気味だったこともあるが、見栄えの悪い内容。この馬自身好フォームで身体全身を使って走れてはいるのだが…。時計はソコソコ出ているものの、動きはまだ少し重たく感じる。評価は据え置いた。

サンレイポケット   55.0 【B】

栗東坂路単走。G前強め。

ラチ沿いを右手前で登坂。ラスト250mあたりで左手前に替えた際、顔を大きく右に向けてしまったために、手前変換後、身体の向きが進行方向に対して右を向いてしまい右に斜行した点は大きく割引。そこから気合いを付けられ、何とか加速ラップは維持できたものの、何か走りに集中できていない感じ。仕上がり途上の印象を受ける。評価は据え置いた。

jamie

1週前はコース(CW)好時計でしたが、ここでも鞍上がステッキを何度も入れ気を抜かせないようにしっかり追っていました。時計は能力で出しており、本当に良いときの動きと比較すると時計ほど見栄えしません。

ダノンマジェスティ  55.0 【B-】

栗東坂路併せ。G前強め。

直線半ばからの映像。映像が映り出して直後は並んでいたものの徐々に遅れだし、G前強めに追うも馬なりのままの相手に2馬身以上突き放されてしまう何とも見栄えの悪い内容。真っ直ぐ前を向き重心低く走れているものの、ラスト1Fで0.4秒失速しており、追い切りからは評価しづらい。

トーセンスーリヤ   56.0 【B-】

美浦南W単走。馬なり③

クビを前に突き出し、脚の回転鋭く走れているものの、内目を通ったことを考えると時計は遅く終いの伸びも平凡。直線に入ってからの手前替えもぎこちなく、クビと脚との連動性もイマイチ。本当に良いときの動きからするとかなり物足りない内容。評価は一つ下げた。

バイオスパーク    57.0 【B-】

栗東CW併せ。馬なり⑩

2頭併せの外。直線からの映像。半馬身遅れで内の相手を追走するも、相手がラスト1Fから強めに仕掛けると、成すすべなく2馬身突き放されてフィニッシュ。相手が仕掛けても、この馬は最後まで馬なりのまま。低い姿勢でキビキビと走れているものの評価しづらい。

ヒュミドール     55.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑨

2頭併せの外。2馬身先行した状態でコーナー深く回り直線へ。コーナーワークで直線向いて相手が並び掛けてくるも、仕掛ける相手を尻目に、馬なりのまま半馬身先着。ゴールを過ぎても脚色衰えず、最後は1馬身半ほど突き放しただろうか。四肢の可動域が広く、脚元はパワフル。

jamie

気性的に難しいところのある馬ですが、最終追い切りでは落ち着いていました。このメンバーなら距離短縮も問題なさそう。斤量も恵まれた印象です。

ポタジェ       56.0 【B】

栗東芝併せ。馬なり⑦

2頭併せの内。外は京都新聞杯に出走予定のレッドジェネシス。これを1馬身半追走し、直線向いてジワッと並び掛けて、そのまま併走し併入という内容。クビの角度がよく、弾むようなフットワークで走れてはいるが、四肢の可動域は及第点で、今一つ動きに迫力を感じない。

ボッケリーニ     57.0 【B】

栗東CW単走。G前仕掛け。

2頭併せの内。低い姿勢でキビキビとしたフットワークで悪くないのだが、ゴール近辺で、脚色が衰え気味になっていたのが気になるところ。1週前も不良馬場のCWで力強く抜け出すも、抜け出した後に脚色が緩まり、最後に追い付かれていた。一瞬の動きにキレはあるのだが…。最終追い切り時、右手前1本で走っていた点は、舞台設定を考えるとこれで割り引く必要はなさそう。評価は難しいが据え置いた。

マイスタイル     57.0 【C】

栗東坂路単走。馬なり。

通ったコースは馬場のやや植え込み側。序盤は前脚のスナップを効かせながらキビキビと登坂するも、ラスト1Fは疲れたか、何度も顔を右に向けながらの気のない走り。ラスト1Fは0.6秒と大きく失速した。追い切りが良いときと悪いときとで成績がリンクする傾向のある馬で、今回は評価しなくても良いという判断。

ムイトオブリガード  57.0 【B+】

栗東CW併せ。馬なり⑨

3頭併せの中。3頭雁行状態でコーナーを回ってきて、直線では3頭馬体が併さるも、追う内外の相手を尻目に、馬なりのままスーッと抜けだしてくる。そのまま追うことなく、ラクラクと1馬身先着。時計は平凡も、四肢の可動域大きく余力十分な走り。高く評価してみたい。

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