《2021》中山牝馬S【最終追い切り】調教

2021 中山牝馬S 追い切り 調教評価
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2021年3月13日(土)に中山競馬場で行われる『中山牝馬S(G3)芝1800m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。

出走登録は16頭。追い切り動画で確認できた15頭の追い切り評価となります。

以下の馬については、追い切り動画がありませんでした。

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目次

アブレイズ     54.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

埒沿いを登坂。最終追い切りは軽めの内容だったが集中して力強く登板。最後に手前を戻したが極めてスムーズ。手前を替えた後も加速度合いを増しており、これについては気にする必要はない。1週前の追い切りの内容が素晴らしく、力のある馬場に合いそうな走り。高く評価してみたい。

jamie

1週前も栗東坂路で単走追いだったが、ラスト1F強めに仕掛けて51.1-12.0秒の好時計。最終追い切り同様、真っ直ぐ力強く走れており活気も十分。

アルーシャ     55.0 【B】

美浦南W併せ。G前軽く促す⑦

2頭併せの内。中山と同じ右回りのWコースで直線手前を替えなかった点は割引も、身体を大きく使って走れており、強めに仕掛けた相手に僅かながらも先着できた点は評価したい。

インターミッション 53.0 【B-】

美浦南W併せ。G前軽仕掛け⑦

2頭併せの内。1馬身追走からコーナーワークで馬体を併せ並んで直線へ。直線で馬なりの外の相手に僅かに前に出られるも、G前仕掛けて何とか併入という内容。仕掛けに対する反応できておらず、脚元の力感も薄い。

サトノダムゼル   53.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり⑤

2頭併せの内。コーナーから鞍上は手綱を絞り抑え気味。馬体を並べて直線に入った際、一瞬だけ追ってアタマ差前に出ると再び手綱をギュッと絞る。負荷をかけ過ぎないことを意識した何とも堀厩舎らしい追い切りだ。そのため動きはぎこちなく映ったが、裏を返せば何とかコントロールも出来ている。直線序盤のリードを保ち最後はアタマ差先着。脚元は力強く評価は据え置いた。

シャドウディーヴァ    54.0 【B】

美浦坂路併せ。馬なり。

埒沿いを走る相手を1馬身半追走し直線へ。やや内目を回り最後はクビ差先着。前脚の動きがせわしなく線も細く見える。コーナーで逆手前だった点も割引き。ただ活気は十分。しっかりとした加速ラップで併せ馬で先着できた点は評価したい。

スイープセレリタス    52.0 【B-】

美浦南W併せ。G前仕掛け⑧

2頭併せの外。併せた相手がショートカット気味に回ったのに対してこちらはコーナー深く回る。走法はピッチ走法。直線で左手前に替わるも左前脚の出が悪く動きに伸びやかさがない。馬なりのままの相手に対して、G前仕掛けて何とか併入。仕掛けてからの反応も鈍く評価できない。

デンコウアンジュ  56.0 【B-】

美浦南W単走。馬なり⑨

この馬らしいピッチ走法でキビキビと走れているが、動きが小さい。クビと四肢の可動域が狭いためだろう。上がりのかかるタフな馬場が得意な馬ではあるが、評価しづらい。

ドナアトラエンテ  53.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり③

2頭併せの内。1馬身半追走から並んで直線へ。直線でアタマ差前に出るも、馬なりの相手に追いつかれ、その後軽く促すも弾けることなく併入という内容。軽めの内容ということもあるが脚元が非力に映る。フォームは悪くないのだが…。評価しづらい。

フェアリーポルカ  55.0 【A】

栗東坂路併せ。馬なり。

前を1馬身追走し、植え込み側を登坂。相手に近づいた際、相手がこの馬の気配を感じて怯むほど気迫十分。ラスト1Fで左肩をポンと叩くだけで反応し、相手を2馬身突き放した。植え込み側で全体時計は強調できないが終いの脚はしっかり。綺麗な加速ラップを踏んで真っ直ぐ走れている。高く評価したい。

ホウオウピースフル 53.0 【A】

美浦南B単走。馬なり⑦

コーナー手前からスピード感十分。コーナーを回る際自然なかたちで減速し、右回りのコーナーリングもスムーズ。直線向いて右手前をいい感じに引っ張り勢いを付けてからカチッと左手前に替わると、四肢の可動域十分の弾むようなフットワークでグングン加速した。クビを使った推進力溢れるフォームで脚元も力強い。1週前の動きから大幅に上昇。高く評価したい。

ランブリングアレー 55.0 【B】

栗東CW単走。馬なり④

直線で上手く手前を替えれず、鞍上に左手綱を引かれてやっと左手前。低い姿勢で体幹しっかりに走れてはいるのだが、動きに伸びやかさがなく脚元も非力。評価しづらい。

リアアメリア    55.0 【B-】

栗東CW単走。馬なり⑧

直線での手前替えがぎこちない。左手前に替わってから数完歩はグッと減速し、その後の十数完歩近くは推進力のない走り。徐々にスピードが乗ってくるも手前を戻してしまう有り様。とにかく不器用さを感じる内容で中山の舞台適正はかなり疑問に感じる内容。

jamie

1週前の坂路もバラバラとした動きで評価できません。

リリーバレロ    52.0 【C】

美浦南W併せ。馬なり⑦

2頭併せの外。コーナーから鞍上が手綱を絞り行かせない構え。直線向いても終始手綱を引いたままで、馬が全く走ることができていない。本当にレースに出すつもりがあるのだろうかと思うような内容で全く評価できない。

ロザムール     52.0 【C】

美浦南W単走。馬なり⑩

埒沿いいっぱいコーナー深く回ってくる。胸前の筋力は発達しているものの、直線向いて左手前に替わってからが何とも走りづらそうな走り。アタマが高くなり推進力が上に逃げるフォームとなり、口も開けている。評価できない。

ロスティレーズ   52.0 【B-】

美浦南W単走。馬なり⑨

コーナー深くゆったり回して軽めの流すだけの調整的な追い切り。軽めであったこともあるとは思うが四肢の可動域が狭く動きに伸びやかさなし。直線でも手前を戻して走っており評価しづらい。

出走が叶わなかった馬たち

クラヴァシュドール 53.0 【B+】

栗東CW単走。馬なり⑨

コーナーからスピード感十分。ピッチ走法でコーナーリングと直線での手前替えはスムーズ。ただ直線での動きがイマイチ。時折気を抜いたような走りになりフワフワした走り。最後に手前を戻すなど集中して走れていない。ただ活気は十分で動きはしなやか。調子が悪そうには思えずプラスに評価してみたい。

リュヌルージュ   52.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

埒沿いを単走で登坂。手前替えにややスムーズさを欠くも許容範囲。低い姿勢でとにかく脚元の力強さが目立つ内容。時計は遅いもののラスト1Fでの減速がなければプラス評価にしたくなる内容。ハンデも魅力。当日のパドックで最終確認したい。

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