2021年1月24日(日)に中京競馬場で行われる『東海S(G2)ダ1800m(別定)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は15頭。追い切り動画で確認できた12頭の追い切り評価となります。
- ケイアイパープル
- コマビショウ
- メモリーコウ
木曜日以降、追い切り動画アップされるようなら記事に追記いたします。
アナザートゥルース 57.0 【B】
美浦南W併せ。G前強め④
2頭併せの外。馬体を並べて直線へ。クビが前に出て行かず思ったように前に推進していかない走り。併せた内の相手にアタマ差前に出られると、鞍上が追って何とかクビ差先着。一度交わされた相手を差し返す勝負根性は評価できるも、動きはまだ本調子手前という見立て。評価は据え置く。
インティ 57.0 【B+】
栗東CW単走。G前軽仕掛け⑤
馬場の真ん中を単走でリラックスして駆けた。直線半ばで鞍上が軽く仕掛けた際、目立つ反応がなかった点は気になるも、アタマを終始低い位置に保つ好フォーム。地面力強く蹴って走れている。最後までしっかり追わず最後は緩めたものの、しっかりとした加速ラップは踏めており、十分に動ける状態にはありそう。相対評価でプラスとしたい。
オーヴェルニュ 56.0 【B-】
栗東坂路単走。G前軽仕掛け。
ラチ沿いを登坂。両前脚の着地ポイントが近い馬。時計は出しておらず軽めの内容。序盤アタマが高く、顔を右を向けて走っていた点は割引。クビも上手に使えておらず、活気も平凡。評価しづらい。
グレートタイム 56.0 【B+】
栗東坂路単走。馬なり。
馬場の真ん中を真っ直ぐに登坂。前後の脚が真っ直ぐに出る好フォーム。時計は出ていないものの折り合い完璧で集中力も高い。また坂の一番キツイところで馬自らが加速して点も評価できる。終始クビを鶴首気味に保ち、静かな闘志を感じる。高く評価したい。
タイキフェルヴール 56.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
完歩の大きいストライド走法の馬。アタマの位置が安定せず、何かふにゃふにゃした走り。一方で前脚は高く上がり、力強く弾むようなフットワーク。軽めの内容ではあったが、決して状態は悪くはなさそうではあるものの、この動きではプラスにはできない。
ダイシンインディー 56.0 【C】
美浦南B併せ。G前軽く追う④
2頭併せの内。1馬身先行からコーナーワークで並びかけ右手前で引っ張るも、相手にアタマ差前に出られる。そこから軽く促すも馬なりの相手に1馬身遅れ。前脚に伸びやかなく脚元も非力。評価できない。
ダノンスプレンダー 56.0 【B】
栗東坂路併せ。G前仕掛け。
馬の多い時間帯での追い切り。馬場の真ん中を植え込み側を登坂。重厚感あるどっしりとした走りでいかにもパワーがありそう。ラスト1Fで肩ステッキ入り0.2秒失速は割引も、前を走る2頭の間を突き、ラチ側の相手をラスト100mで交わした点は評価したい。
テーオーフォース 56.0 【B-】
栗東CW単走。G前軽く追う⑨
映像は直線半ばから。キビキビとは動けているものの動きに覇気なく、軽く追われてからの伸びもない。四肢の可動域は及第点で時計も平凡。評価しづらい。
デュードヴァン 55.0 【A】
美浦南W併せ。G前強め⑦
2頭併せの内。1馬身追走から直線並び掛けると相手の方に顔を向け煽るような仕草。そこから鞍上が仕掛けると瞬時に反応し、顔を真っ直ぐに向け、四肢の可動域十分に力強く伸びて併せた相手を3馬身以上突き放した。状態は間違いなく良いだろう。高く評価したい。
ハヤヤッコ 56.0 【B】
美浦南W併せ。馬なり④
2頭併せの内。2馬身半追走からコーナー内目を回る。外目を回った相手とは直線向いた時点で馬体は離れていたが、相手が寄ってきて併さるカタチに。四肢の可動域も及第点もフォームは決して悪くなく脚元の力強さもある。勢いある相手に交わされることなく併入した点は評価出来るもキラリと光るものは感じない。B評価ど真ん中。
ムイトオブリガード 56.0 【B】
栗東坂路単走。G前強め。
馬場の真ん中を登坂。アタマの位置が左前脚の上にあり、常に左手前で走るかのようなフォーム。手前を替える時だけアタマの位置をズラして手前を替えていた。最後に右手前を戻しバランスの悪い走りになった点も割引。ゴールに向かって加速するラップを踏めているため評価は据え置くが、本来もっと良い動きをする馬。プラスには評価しづらい。
ロードアクシス 56.0 【B-】
栗東CW併せ。G前軽く促す⑦
2頭併せの内。2馬身追走からコーナーワークで並びかけるも、馬なりの相手にスッと前に出られる。その後終始気合いをつけるように軽く促されるも馬なりの相手を交わす気配なし。そのままクビ差遅れた。軽めの内容だったとは言え、動きの伸びやかさなく走りの力感も薄い。評価できない。
出走が叶わなった馬
ハナズレジェンド 56.0 【B】
栗東坂路単走。G前仕掛け。
ラチ沿いを右手前一本で登坂。ラスト1Fから鞍上が肩を叩き合図を送ると反応して伸びようとはしたが身体がついて来ず、逆にアタマが高くなりフォームが乱れた点は割引。ただこれは鞍上の左手綱の使い方がイマイチだった点があるかも知れない。仕掛けたラスト1Fでの失速は評価しづらいものの、全体時計は良く活気は十分。評価は据え置きたい。