《2020》京都2歳S【評価結果】―レース回顧

2020 ジャパンカップ 京阪杯 京都2歳S 調教評価結果 レース回顧
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追い切り評価の結果はいかに?

jamieのファン

jamie、このレースの評価結果はどうやった?

jamie

出走馬10頭中、追い切り動画で確認できた馬は8頭。うち、3頭を高評価としたよ。

jamieのファン

【A】評価2頭、【B+】評価1頭としたんやね。

jamie

うん、【A】評価の2頭が馬券内に来て、1頭は人気薄。今回は参考になった人がいたかも知れない。

jamieのファン

たまには追い切りだけでも馬券にできること示しとかんとな。

jamie

うん、たまにはね…w

着順馬名評価人気
1ワンダフルタウンB3
2ラーゴムA2
3マカオンドールA7
4グロリアムンディ1
5ダノンドリーマーB+8
6バスラットレオンBー4
7タガノアイB9
8ビップランバン8
9グラディトゥーB5
10テリオスルイB-10

レース回顧

京都競馬場の改修工事の影響で、阪神競馬場で施行された今年の京都2歳S。

このレースの勝ち時計は2:01.6秒。比較対象がなく評価が難しいが、京都競馬場(芝2000m)で行われていた本レースの過去の平均勝ち時計が2:01.7秒(良馬場のみ)であることを考えると優秀な方ではないだろうか。

坂を1回だけ上る京都コースより、坂を2回上る阪神コースの方が、同じ芝2000mの全クラスの平均勝ち時計で見ても阪神コースの方が約1~2秒かかる。

ペースは、前半1000m通過が1:01.5秒。後半1000mが1:00.1秒。後半が1.4秒早い後傾ラップとなるスローペースでレースが行われた。

このペースを作ったのは、タガノカイ(藤岡康)であった。

パドック

この日は予定がありパドックを見ることができなかったため省略する。

1着 ワンダフルタウンについて

スタートでごちゃ付き、隣のダノンドリーマーと馬体が接触するシーンがあったが、掛かることなく1角を7番手、中団後方で回る。

1角回った時点で縦長だった馬群が、中盤緩み3角あたりから凝縮。

ワンダフルダウンは終始外目を回り、4角では埒から5頭分離れた一番外。直線向いた時点で先頭との差は約2馬身。そこから上り3F最速となる35.0秒の脚を繰り出し、2馬身前を走るラーゴムを3/4馬身交わして優勝。

早めに仕掛けてラーゴムの外を回しての勝利は価値が高く、着差以上に強い。

次走は暮れのGⅠになるだろうが、ここでは東スポ杯を制したダノンザキッドとの再戦も予想される。現状はダノンザキッドの方が上という筆者の見立てではあるが、この馬も夏を越して馬体重を増やしグッと成長した。更なる成長に期待したい。

この馬は坂が得意ではないだろうか。坂を駆け上がりだしてからの10完歩くらいがとても力強い。坂下で1馬身前にいたラーゴムをこの10完歩で捕らえてしまう。ラーゴムも並ばれてから脚の回転を上げ食い下がってはいたが、この馬の勢いには敵わなかった。

  • デビュー戦(阪神芝1800m)では、あのダノンザキッドに3馬身差つけられての2着。
  • 次走の未勝利戦(新潟芝1800m)はレコードでの勝利。
  • 夏場は休養し、3ヶ月半ぶりの前走萩S(京都芝1800m)ではグッと馬体重を増やして臨むも3着
  • 叔母がビッシュという血統背景あり。

2着 ラーゴムについて

もっともスムーズな競馬をした馬。

前でやり合う4頭を見ながら中団に構え、終始馬場の良いところを通り力を出し切っての2着

最終追い切りの動きからも今回は力が出せる状況だったとは思うが、現状ではワンダフルタウンの方が上と言わざるを得ない。

3着 マカオンドールについて

この馬は、前走5頭立て紫菊賞(京都芝2000m)でグラディトゥーに3馬身以上突き放されての3着となっており、今回の人気(7人 25.6倍)はある意味妥当だったかも知れない。

jamie

恐らく過去のレース映像を見るだけでは、この馬を買える人は少ないのではないだろうか…。逆を言うと、追い切り映像やパドックを見た人でなければ、この馬の馬券を買うことができなかった馬とも言える。追い切りを見ることの重要性を物語ってくれた馬だった。

道中は、前から6頭目の中団でピタリと折り合い前を追走。

手応え十分に4角を回り直線へ。グラディトゥーとラーゴムとの間に進路を見つけ追い出しを開始するも、その直後、グラディトゥーが左に斜行。

この馬の進路が狭くなる。アクセルを踏むことができない。

その後グラディトゥーが右に戻ったため、再度間を突こうとするも、今後はラーゴムがこの馬の進路に入ってきて、またまた追えない。。この馬がまともに追えるようになったのは、ラーゴムを行かせた後の坂の途中となる残り150mを過ぎたあたりから。そこから追って伸びるもラーゴムに3/4馬身届かずの3着。

直線で2度の不利あり。最も脚を余した馬であった。

競馬にタラレバはないが、もしこの不利がなければ、この馬が勝っていたのではないだろうか。そう思えるほどの余力と最後の脚色であった。(少なくともラーゴムは交わせていたと思われる。)

いずれにせよ3着となり賞金を加算できなかったのは痛い。次走は条件戦となるだろうが、次はさすがに人気してしまいそう。この馬の次走についてはオッズと相談して馬券購入を検討したい。

次走注目馬について

8着 ビップランバンについて

結果的にノーザンファーム生産馬が1〜4着を独占。この馬だけが、ノーザンファーム生産馬で唯一馬券外に飛んだ。

とは言え、前走が恐ろしく強い競馬。

阪神芝1800mを逃げて、2017年のオブセッションが持つ1:45.6秒の2歳コースレコードと同タイムで走っており能力は相当なものだろう。

今回はレコード決着の中1週という事で、調整がかなり難しかったものと思われる。追い切り映像もなかった。

また、タガノカイがハナを主張した事で、1コーナーがごちゃつき、この馬もバスラットレオンと鼻面がぶつかりケンカしていた。

このローテーションと、この状態・状況では、名手川田騎手を持ってしても、馬券内に持ってくるのは難しかったということだろう。最後は追っていなかった。

前走の走破時計および過去の追い切り時計からも、能力の裏付けはしっかりしており、今回のレースで人気を落とすようなら、次走積極的に狙ってみたい馬として取り上げておきたい。

後、このレースはスローペースにも関わらず、先行馬が壊滅。この原因については、時間がなく細かく分析ができなかったが、先述した1コーナーのゴチャ付きにより、先行各馬がみな力んで走っていた可能性はある。馬場の影響もあったのかも知れない。

8着グラディトゥーも先行して凡走という結果。前走は紫菊賞(京都柴田2000m)でマカオンドールに3馬身以上付けており、弱い馬ではないだろう。重賞の厳しいペースを経験した次走は、かなり面白いと思われる。

また、6着バスラットレオンは、後追いで見たパドックでは+20㎏。見た目にも太く、追い切りも【B-】。本調子ではなかったのだろう。

このように、馬柱が汚れた実力馬は、敗因を明確にしておけば、次走力が出せる状態の時に、狙い目となる。

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