2020年12月6日(日)に中京競馬場で行われる『チャンピオンズカップ(G1)ダ1800m(定量)』の最終追い切り評価となります。
出走は16頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。
本記事は確定版(木曜日の追い切り映像情報を反映済)となります。
アナザートゥルース 57.0 【A】
美浦南W併せ。G前軽仕掛け⑤
2頭併せの内。直線半ばまで相手を2馬身前に置き、そこからギアを入れるとほんの数完歩で一瞬の内に相手を交わしさり、3馬身以上突き放した。ゴールを過ぎてからもしっかり追われ適度な負荷をかけていた点も好感。クビをしっかり使って活気十分。四肢の可動域もかなり広く間違いなく好調だろう。高く評価したい。
【1週前追い切り B】
アルクストス 57.0 【B+】
美浦坂路併せ。馬なり。
前を3馬身追走から馬場の真ん中に入って直線へ。アゴを右前脚の方に突き出すフォームとなっている点は割引も、一完歩一完歩伸びやかに動けてはいる。また併せた相手にハナ差先着は評価できるも、ラスト1Fで0.3秒の失速は割引。全体的にやや覇気に欠ける内容で評価は難しいが、完全馬なりで全体時計51.1-12.4秒は簡単には出せない時計。プラス評価とした。
【1週前追い切り B】
インティ 57.0 【B】
栗東CW併せ。G前軽く追う⑧
2頭併せの内。外の相手と並んでコーナー深く回り直線へ。右手前で引っ張り、クビ差前に出てから左手前に替わる。左手前に替わってからの数完歩は力強かったが、その後緩んでしまい相手に追い付かれそうになった点がとっても気になるところ。何とかハナ差先着したが…。四肢の可動域は狭目もトモで地面を押し出し推進力ある走りはできている。近走の中では活気感じる内容ではあるが…。評価は据え置く。
【1週前追い切り B-】
エアアルマス 57.0 【B+】
栗東坂路単走。馬なり。
馬場の真ん中やや埒沿いを馬なりで登坂。アタマが少し高めも、安定したフォームで集中して真っ直ぐに駆けた。全体時計は遅めも、区間ラップは1秒ずつ加速する綺麗な加速ラップが踏み、ラスト100mで手前を替えてグンと伸びた点を高く評価したい。
【1週前追い切り B-】
エアスピネル 57.0 【B-】
栗東坂路併せ。G前強め。
真ん中やや埒沿いを登坂。ピッチ走法のため四肢の可動域は狭いのは仕方ないのだが、クビをあまり使えておらず推進力に欠ける走り。ラスト1F過ぎから徐々に手応えが悪くなり、鞍上に仕掛けられるも反応悪く、完全馬なりの相手に半馬身前に出られてしまう。最後の50mでやっと左手前に替わり伸びてはいたがクビ差遅れ。評価しづらい。
【1週前追い切り B-】
カフェファラオ 56.0 【B-】
美浦南W併せ。馬なり④
2頭併せの外。馬場の4分どころを通り直線へ。1馬身前を行く馬なり相手に終始遅れた状態。前を捕らえに行く覇気は感じなかった。直線半ばからジワっと伸びて最後は何とか併入に持ち込むという内容。クビを使って伸びやかには動けているが、全体的に迫力に欠ける内容。時計も平凡で肩に発汗も見られた。評価しづらい。
【1週前追い切り B-】
クリソベリル 57.0 【B】
栗東坂路併せ。G前軽く促す。
サンライズノヴァとの併せ馬。半馬身追走から、そのまま差が詰まらず半馬身遅れという内容。途中口を開けて走っており真剣に走っているようには思えない。馬体に厚みがあり、右手前1本で走り切り余力は感じるが…。毎度追い切りはよく見せない馬。追い切りからはこの評価となる。
【1週前追い切り B】
クリンチャー 57.0 【B-】
栗東坂路単走。G前軽く気合いを付ける。
脚は高く上がっているもののトモの力感欠く走り。また頭が高く推進力を上に逃す走りになっており、推進力が前に向かっていかない。全体時計52.2-12.7秒と出てはいるが、ラスト1Fで0.3秒失速している点も割引。評価しづらい。
【1週前追い切り B-】
ゴールドドリーム 57.0 【B+】
栗東坂路単走。G前軽仕掛け。
馬場の真ん中やや埒沿いを、クビを使って活気十分に登坂。脚元も力強く好フォームで綺麗な加速ラップを踏んで走れている。全体時計51.7-12.1秒も優秀。ただラスト100m辺りから脚色が少し鈍った際、鞍上により手前を戻してもらったが、この手前の切替にスムーズさを欠いた点は割引きたい。
【1週間追い切り B+】
サトノティターン 57.0 【C】
美浦南W併せ。強め④
2頭併せの内。 強めに追うも反応鈍く全く反応できていない。手加減気味の馬なりの相手に併入させてもらっていた。この馬の馬券は買いたくないと思うデキ。
【1週前追い切り 映像なし】
サンライズノヴァ 57.0 【B】
栗東坂路併せ。馬なり。
クリソベリルとの併せ馬。埒沿いを半馬身先行した状態で走り、そのまま抜かせることなく半馬身先着した。軽めの内容で覇気に欠ける内容で時計も遅いものの、綺麗な加速ラップは踏めている。威圧感たっぷりの相手に怯むことなく、集中して走れている点は評価したい。
【1週前追い切り 映像なし】
タイムフライヤー 57.0 【B】
栗東CW単走。G前軽く促す⑩
火曜日に追い切られた。中京の左回りを意識した内容で意欲的。コーナーを深く回ってきたが、この左手前でのコーナーリング性能が素晴らしい。コーナーでのスピード感がもの凄い。勢いついたまま左手前で引っ張り、直線半ばで右手前に替わるも、そこからの走りが正直物足りない。右前脚の出が悪く伸びやかさを欠く動き。中京の直線で伸びないことも視野に入れておきたい。評価は据え置いた。
【1週前追い切り A】
チュウワウィザード 57.0 【B+】
栗東坂路併せ。G前軽仕掛け。
併せた相手が前脚を高く上げ豪快な走り。走りのリズムが全く異なり走りづらかっただろうが、リズムを崩すことなく集中して自身の走りができた点は評価できる。G前軽く仕掛けてはいたもののほぼ馬なり。併せた相手にハナ差遅れるも、これについては相手が動けていたという判断で良いだろう。真っ直ぐに綺麗な加速ラップを踏み安定した走りが出来ている点を高く評価したい。
【1週前追い切り B+】
メイショウワザシ 57.0 【B+】
栗東坂路単走。G前仕掛け。
埒沿いを1頭分空けて登坂。アタマは高いものの前脚のスナップが効いたパワフルな走り。ラスト1Fから苦しくなり走りの軸がズレて、鞍上が追いづらいフォームとなった点は割引。走りからは【B】評価が妥当も、鞍上の仕掛けに素早く反応しており調子は良さそう。明示的にプラスとしてみたい。
【1週前追い切り 映像なし】
モズアスコット 57.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
埒沿いを単走で登坂。かなり軽めの内容。1週前追い切り映像もなく何か順調さを欠いてきるのだろうかと勘ぐりたくなる。最終追い切りの動きは、頭が高く活気に欠ける内容でマイナス評価としても良いくらいだが、毛艶はピカピカで調子が悪いようには思えなかったため評価は据え置いた。
【1週前追い切り 映像なし】
ヨシオ 57.0 【D】
栗東
ジャパンカップでキセキに競りかけ盛り上げてくれたヨシオだが、まさかのG1連闘。追い切りは行わず、栗東での軽い運動の様子しか映像では確認できなかった。評価不能の【D】となるが、馬はクビを振って元気いっぱいに歩いていた。故障しないことを願う。
【1週前追い切り B-】
出走が叶わなかった馬たち
サトノギャロス 57.0 【C】
栗東坂路単走。一杯。
馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。頭が高く走りの軸が安定せずフラついた走り。見せムチを使って一杯に追うもラスト1Fで0.5秒と大きく失速。評価できない。
【1週間追い切り D】
デュードヴァン 57.0 【B-】
美浦南W併せ。G前強め⑦
2頭併せの内。コーナーから直線序盤、相手の方に顔を向け相手を威嚇するような走り。併せた相手にはクビ差先着も、終いにかけて大きく失速する内容。フォームに美しさもなく評価しづらい。
【1週前追い切り 映像なし】
1週前追い切りの動きもチェックしておこう
チャンピオンズカップ(G1)の参考レース
11.04 武蔵野S(G3)
- サンライズノヴァ(1着)
- 最終追い切り評価 【B】
- エアスピネル(3着)
- 最終追い切り評価 【B】
- タイムフライヤー(5着)
- 最終追い切り評価 【B+】
11.08 みやこS(G3)
- クリンチャー (1着)
- 最終追い切り評価 【B】
- エアアルマス (4着)
- 最終追い切り評価 【A】
11.03 JBCクラシック(Jpn1)
- クリソベリル(1着)
- 最終追い切り評価 【B+】
- チュウワウィザード(3着)
- 最終追い切り評価 【B】
10.12 マイルCS南部杯(Jpn1)
本レース関連記事はありません。
10.03 シリウスS
- カフェファラオ(1着)
- 最終追い切り評価 【B-】
- メイショウワザシ(5着)
- 最終追い切り評価 【B+】
07.12 プロキオンS
- サンライズノヴァ(1着)
- 最終追い切り評価 【B+】
- エアスピネル(2着)
- 最終追い切り評価 【B+】
その他、06.24帝王賞(G1)、01.29川崎記念(Jpn1)、01.26東海S(G3)、昨年のチャンピオンズカップ(G1)等の参考レースもありますが割愛いたします。