追い切り評価の結果はいかに?
jamie、今週は3重賞。大変やったね。
そうね。やっぱり3重賞は大変だね。得に今週は1週前追い切りの評価も3重賞分したからね。
あまり無理せんようにね。で紫苑Sはどうだったかな。
追い切り動画で確認できたのは18頭中、15頭。【A】評価1頭、【B+】評価4頭につけたよ。高評価馬の1頭パラスアテナ(10人気 25.0倍)が2着に来てくれたよ。参考になった人がいると嬉しいよ。
着順 | 馬名 | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|
1 | マルターズディオサ | B | 5 |
2 | パラスアテナ | B+ | 10 |
3 | シーズンズギフト | B- | 3 |
4 | マジックキャッスル | B+ | 6 |
5 | ミスニューヨーク | ー | 8 |
6 | ウインマイティー | B | 2 |
7 | クロスセル | B- | 14 |
8 | スマートリアン | ー | 13 |
9 | スカイグルーヴ | B | 1 |
10 | コトブキテティス | B- | 17 |
11 | ホウオウエミーズ | B | 16 |
12 | ラヴユーライヴ | ー | 7 |
13 | ホウオウピースフル | B | 4 |
14 | フェルマーテ | B | 18 |
15 | レッドルレーヴ | B | 9 |
16 | チェーンオブラブ | A | 11 |
17 | ストリートピアノ | B+ | 16 |
18 | ショウナンハレルヤ | B+ | 12 |
レース回顧
勝ち時計2:02.1秒。天候は曇り。馬場状態は稍重。
レース映像を見る限り、稍重馬場とは言え、馬場状態はそれほど悪くなさそうに見えた。
ただ、この日の天候は不安定。競馬場でも降ったり止んだり。中山2R~6Rが雨で、7R~9Rが曇り、10Rが小雨で、このレースは曇りだった。
前日も関東で局所的に激しい雨がふっており、見た目以上に馬場は渋っていたのかも知れない。
ペースは前半1000mが61.8秒。後半1000mが60.8秒の1秒近い後傾ラップとなるスローペース。
前半はゆっくりとしたペースで進め、残り1000mからジワッとスピードがあがり、残り800mからゴールまで、ほぼ12秒フラットというロングスパートのレースとなった。
このレース展開を作ったのは、1.ショウナンハレルヤ(丸山元気)だった。
1着 マルターズディオサについて
スタートを決め、ショウナンハレルヤの直後2番手からの競馬。
4角でも馬なりのまま手応え十分。
早々にショウナンハレルヤを競り落とすと、坂下から追い出しを開始し、上り3F時計10位タイとなる35.8秒も、2着馬パラスアテナを1馬身1/4差突き放しての完勝であった。
このレースの上り最速はウインマイティーの35.0秒。4角時点でマルターズディオサとウインマイティーとの差は6馬身。
4角での馬群は固まっており、後ろにいる馬は外に回さざるを得ない。それほど早くないペースを番手の絶好位で追走できた点が勝因の一つだろう。
2着 パラスアテナについて
大外枠からの自然体でポジション取り。1角時点では前から4列目の外。8番手。終始外目を回り、4角で先頭に並びかける。
内からショウナンハレルヤ、マルターズディオサ、クロスセル、パラスアテナ。という順番。
この馬の上り時計は上り6位タイとなる35.6秒。大外枠から終始外目を回ったことを考えると、1着馬と同等の価値を与えて良いかも知れない。スローのロングスパート戦では今後も注意したい1頭。
また、この日はパドックも見れた。当日のtweetを掲載する。
パドックでは、2.マジックキャッスル(6人気)、18.パラスアテナ(10人気)、12.クロスセル(14人気)の順で良く見えて、これらが4着、2着、7着。パドックも捨てたものはない。
3着 シーズンズギフトについて
この馬も外枠スタート。パラスアテナと違い、ルメールは最序盤で押してポジションを取りに行く。
取ったポジションは、前から5.6番手。
1~2角のコーナリングでジワジワと前との差を詰め、向こう正面では勝ち馬マルターズディオサの直後4番手のポジション。
最終コーナーでは少々狭いインを付くこととなり追い出しづらい形にはなっていた。
とは言えこれがルメールの作戦であり、まともに追えなかった点は仕方ない。
上り3F時計は、勝ち馬マルターズディオサと同タイムとなる35.8秒であった。
この馬までが秋華賞の優先出走権を得ることとなった。
4着 マジックキャッスル(ハナ差)
5着 ミスニューヨーク(クビ差)
6着 ウインマイティ―(クビ差)
らにとっては悔しい敗戦となった。
その他、高評価した馬について
16着 チェーンオブラブについて
スタート直後、ホウオウピースフルが左に寄れて馬体をぶつけられる不利あり。
4角まで最後方からの競馬で、4角ではウインマイティーを見るような形で追走し直線へ。
正直このペースで、この位置からでは厳しいとは思いつつ、「弾けてくれ」と願っていたが、坂下で完全に止まってしまった。
このレースは、スローペースで前残りの競馬。調子が良かったのは間違いないと思っているが、展開が向かなかったとは言え負け過ぎ…。どういう時に走るのだろうか。この馬についてはもう少し時間をかけて分析が必要だ。