《2020》オールカマー【評価結果】―レース回顧

2020 神戸新聞杯 オールカマー レース回顧 追い切り評価結果
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追い切り評価の結果はいかに?

jamieのファン

jamie、オールカマーの評価結果はどうやった?

jamie

今回追い切り動画で確認できたのは出走9頭中、全馬9頭。【A】評価1頭。【B+】評価1頭、【B】評価1頭の3頭を除き、すべてマイナス評価。馬券もほぼこの3頭だけで構成したよ。

jamieのファン

少頭数で高評価馬たくさんだとね…。

jamie

今回【A】評価した馬が1着はとても嬉しかったけど、【C】評価馬が馬券内に来たことは反省すべき点。当サイトでは【C】評価馬は馬券内に来ることがないと思う馬にしか付けないように意識しているからね。

jamieのファン

そうなんや!ほな結果を見てみよう。

着順馬名評価人気
1センテリュオA5
2カレンブーケドールB-2
3ステイフーリッシュC3
4クレッシェンドラヴB-4
5ミッキースワローB1
6サンアップルトンC7
7ジェネラーレウーノB+6
8オウケンムーンC9
9アウトライアーズB-8

レース回顧

このレースに出走を予定していたフィエールマンが熱発により回避。

23日(水)の夕方に39度近くまで熱があったとのこと。抗生剤を使い、24日(木)の朝には平熱に戻ったが、さすがに追い切りはできない。大事を取っての回避となった。

週明けにも福島県のノーザンF天栄に放牧されるとのこと。「東京のG1には使いたい」と指揮官の言葉から天皇賞・秋やジャパンカップを目指すことになりそうだ。

netkeiba.com 2020年9月24日(木)15:08投稿記事

このレースの勝ち時計2:15.5秒は過去10年で2番目に遅い時計。早くない。

ペースは前半1000mが64.3秒。後半1000mが58.7秒。前後半差が5.6秒もある極端なスローペースとなった。

この緩い流れを作ったのは、ジェネラーレウーノ(三浦皇)であった。

1着 センテリュオについて

ジェネラーレウーノが刻んだペースは前半1000m通過64.3秒の極めて緩い流れ。

完全に前残りのレース展開で大外を回し、上り3F時計34.5秒の脚でハナ差差し切る強い競馬。

上り3F時計2位のカレンブーケドールの35.1秒を0.6秒上回る脚を繰り出しており、1頭次元の異なる末脚を炸裂させたこととなる。

ただ、4角回った残り300m地点で先頭を走るカレンブーケドールとの差は4馬身半差。

カレンブーケドールより0.9秒上回る脚を繰り出していないと届かない計算となるが、この差しが決まったのはカレンブーケドールがラスト1Fの急坂で大きく外に斜行したため。

パロトールビデオを見てもらえばよく分かるのだが、およそ6頭分ほど大きく斜行している。

カレンブーケドールが真っ直ぐ走っていたならば、恐らくこの馬が勝っていただろう。

センテリュオンとカレンブーケドールとの着差はハナ差。

WIN5で、最後にこのハナ差で泣いた人は、筆者のフォロワーの中でも3人はいた。

津村騎手は責任を感じ、更なる技術向上に努めていただきたい。

真っ直ぐ追うのが騎手の仕事で、真っ直ぐ追えないのは騎手の責任と筆者は考える。

2着 カレンブーケドールについて

1着 センテリュオンの記載がすべて。

緩い流れを嫌がり早めの仕掛けとなったものの、4角でももったまま。

追い出しを開始したのは残り坂下手前の残り250mあたり。

最後の1F、急坂を駆け上がりながら大きく斜行しハナ差敗れてしまった。

この2着は騎手が真っ直ぐ追えなかったものであり、馬は力を出し切り強さは示した。

3着 ステイフーリッシュについて

追い切りで【C】評価とした馬。当サイトでは【C】評価馬は馬券に絡むことがないだろうという評価となるため、この馬に【C】評価を付けたことは反省すべき点。

その理由として、併せた相手がコントレイルであったため、見劣りが目立ってしまい、実際の調子以上に過少評価してしまった可能性はある。

レース自体は緩い流れからの瞬発力勝負。

追い出しを開始したのはちょうど残り3Fからであった。

この馬にはあまり向かないレースではあったが、最序盤に押して取りにいった位置取りが良く、4着クレッシェンドラヴ、5着ミッキースワローらと上り3F時計同タイム(3位タイ)となる35.2秒で3着に粘りこんだ。

この馬としては力を出し切っており、上位2頭とは力差があると言わざるを得ない。

その他の高評価馬について

5着 ミッキースワローについて

この馬は1週前追い切り【B+】評価も、最終追い切りは【B】評価。

アタマが高い走法はいつものことなのだが、今回はそれでもこの馬本来の走りには遠く届かないという判断で【B】評価だったのだが、やはり本調子ではなかったのだろう。

前が止まらない緩い展開が向かなかったとは言え、この馬より外を回したセンテリュオンが見事に差し切っており、この馬は坂下で完全に止まってしまっていた。少し心配になる結果。

まだ6歳ととるか、もう6歳ととるか。ただ得意の中山コースでこの内容では今後は買いづらい。

7着 ジェネラーレウーノについて

自身で刻んだこの緩い流れで、直線でカレンブーケドールに競り落とされると戦意喪失。坂下では完全に止まっていた。

1年8カ月ぶりの実戦復帰であったとは言え、追い切りで動けていると判断しての【B+】評価であったが、この馬については筆者の見立て誤りだった可能性が高い。

かなり心配になる内容であったが、この馬はまだ5歳。昨年は調教で唸るように走っていた馬。

今後はこれで人気を落とすことになるだろうが、この馬についてはまだ死んでいないと考える。

調子のよさそうな時にまた狙いたい。

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