追い切り評価の結果はいかに?
ブログ立ち上げ後、初のGⅡ。読者も増えるといいな。
そうだね。スタンスを変えずに淡々とやりたいかな。
で、追い切り評価の結果はどうやった?
マカヒキの回避で出走馬は12頭。3頭に高評価を付けたよ。この追い切り評価では穴馬を見つけることを主眼においてるけど、切れる人気馬を見つけることも大きな目的の一つ。その切れる人気馬としたノームコアが1着…。しかし、、、この馬のパドックは素晴らしかったね。レースの詳細についてはこれから振り返るけど、この馬については完全に見立て違いだったよ。あまり参考にならず申し訳ない。
ドンマイ!変わらず応援するよ。来週頑張ろう!
着順 | 馬名 | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|
1 | ノームコア | B- | 2 |
2 | ペルシアンナイト | B | 6 |
3 | ラッキーライラック | B+ | 1 |
4 | ポンテザール | - | 3 |
5 | イェッツト | B | 10 |
6 | トーセンスーリヤ | A | 5 |
7 | カウディーリョ | B- | 9 |
8 | トーラスジェミニ | B+ | 8 |
9 | ブラックホール | B | 4 |
10 | アドマイヤジャスタ | B | 7 |
11 | ドレッドノータス | B- | 11 |
12 | ルミナスウォリアー | - | 12 |
レース回顧
勝ち時計1:59.4秒は、良馬場で行われた札幌記念だけを対象としても例年よりやや早い。
ペースは前半1000mが1:00.3秒、後半1000mが59.1秒。1.2秒の後傾ラップとなるスローペースでレースが行われた。
このペースを作ったのはトーラスジェミニ(木幡育)だった。
勝ったノームコアは、1枠1番から抜群のスタートを決めて中団のインのポジションで先行集団を見るような形で追走。
3角~4角にかけてトーラスジェミニが徐々にペースを上げ、先行集団の各馬が遅れまいと追い出しを開始。
4角時点で追うことなく直線を向いた馬は、勝ったノームコア、2着ペルシアンナイト、5着イエッツトだけだった。
1着 ノームコアについて
4角での手応えが抜群。直線、スムーズに内から3列目(ラッキーライラックの横)の進路を確保すると、そこから追い出しを開始。上り最速タイとなる34.5秒の脚を使って、2着馬ペルシアンナイトに1馬身差を付けての完勝であった。
横山典騎手も勝利ジョッキーインタビューで言っていたが、返し馬で、馬の状態の良さがダイレクトに伝わってくるほどだったとのこと。パドックでも確かによく見えた。ゴールを過ぎてもまだまだ走れると言わんばかりに突き抜けていたあたり、調子が良かったのは間違いない。追い切り評価【B-】は完全に見立て誤りであった。読者には申し訳ないことをした。
2着 ペルシアンナイトについて
道中は、終始勝ち馬ノームコアの1馬身後ろを追走。追い出しのタイミングもノームコアと同じタイミング。取った進路も同じ。上り時計も34.5秒の最速タイ。そのまま1馬身差を縮めることができず2着に終わった。
最終追い切り評価では、終始頭が高く「本調子ではない」と判断したが、こちらも好走。確かに大きなフットワークは健在で悪くはなかったのだが…。この馬の本当に良いころと比べると物足りない動きであったことについては間違いない。それでも、3着馬ラッキーライラックに1馬身半差を付けての2着なのだから地力が違ったのだろう。大野騎手は冷静に頑張った。
3着 ラッキーライラックについて
道中は逃げるトーラスジェミニの番手で追走。3角~4角でペースが上がりだしてから、合わせるように追い出してペースを上げる。直線向いた時点でトーラスジェミニを交わすと後は1人旅。
上り6位タイとなる35.5秒の脚で粘りこみを図るも、残り100mでノームコアに交わされると、さらに後ろから来たペルシアンナイトにも交わされ、勝ち馬には2馬身半差付けられての完敗。
ただ4着馬ポンテザールには1馬身1/4差付けており、この馬もGⅠ馬の地力を見せた。
終わってみればGⅠ馬の1,2,3(ワン・ツー・スリー)。「札幌記念は”格”がものを言うレース」とは良く聞く言葉だが、実際にその通りの結果となってしまった。