2020年8月16日(日)に小倉競馬場で行われる『小倉記念(G3)芝2000(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。出走登録は17頭。
本記事は水曜日時点で、追い切り動画で確認できた13頭の追い切り評価となります。
木曜日以降に追い切りを行う馬については、別途記事を更新いたします。
- アールスター
- サウンドバーニング
- ブレスジャーニー
- レオコックブルー
明日以降、追い切り動画アップされるようなら記事に追記いたします。
アウトライアーズ 54.0 【B+】
栗東坂路単走。G前軽く追う。
前後の脚が綺麗に真っ直ぐ前に出ており、脚の運びが素晴らしい。頭が高くクビの可動が狭いものの、脚力で推進力低下を免れている。上半身の動きはさておき、脚元だけでプラス評価にしてみたい。当日の気配も注意したい。
【1週前追い切り 映像なし】
アメリカズカップ 55.0 【C】
栗東坂路併せ。G前一杯。
後脚が大きく外を回るロスの多い走り。この馬は前々からこの走り方であり、体の作りがそうなっているのだろう。年齢を重ねるたびに酷くなって来ているようにも思える。全体時計はこのメンバーでは優秀な部類も、ラスト1Fは一杯に追って0.8秒と大きく失速。評価できない。
【1週前追い切り 映像なし】
サトノガーネット 55.0 【B+】
栗東坂路単走。G前強め。
最終追い切りは坂路で終い重点の内容。とても柔らかい動きをする馬。弾むように一定のリズムを刻んで登坂。ラスト1Fからの鞍上の仕掛けにも素早く反応できていた。1週前はコースで、チーターのような動き。好調であるのは間違いない。
【1週前追い切り B+】
サトノルークス 56.0 【B−】
栗東坂路併せ。馬なり。
完全馬なりで右手前1本で登坂。滞空時間の長い弾むような走り。ただ頭が高く推進力を上に逃す走りになっている点が勿体ない。そのため前への推進力がイマイチ。一方で脚元は力強く、体幹は極めて安定。何か重戦車がズカズカと進むようなイメージ。追い切り内容は軽めもしっかりとした加速ラップを踏めていた点は評価できるが、1週前には関屋記念に出走するジャンダルムに子供扱いされており、最終追い切りがこの動きでは…。マイナス評価とした。
【1週前追い切り B-】
サマーセント 52.0 【B】
栗東CW併せ。G前軽く追う⑧
3頭併せの内。直線半ばまで右手前で引っ張り、後から仕掛けて右手前のままスッと抜け出す。抜け出した後に左手前に替わると更に伸びやかな動き。外に1馬身、中には1馬身半先着した。評価を落としたのは、右手前時の走り。前脚の脚捌きが固く、頭の位置も一定でなかった。ハンデは魅力もプラスマイナス0とし、評価は据え置いた。
【1週前追い切り 映像なし】
サラス 53.0 【B-】
栗東坂路併せ。G前強め。
植え込み側を登坂。埒沿いを走る相手を待ってから追い出すも、動きが重く、半馬身遅れた。全体時計は51.2秒と好時計ではあるが、ラスト1F 強めに追って0.3秒失速。手前を替えなかった点も割引き。評価しづらい。
【1週前追い切り 映像なし】
ショウナンバルディ 53.0 【C】
栗東坂路単走。馬なり。
軽めの内容であるにも関わらず体幹が安定せずフラフラとした走り。頭も高く推進力が上に逃げている。手前を替えることも出来ていない。
【1週前追い切り 映像なし】
タニノフランケル 55.0 【B+】
栗東坂路単走。G前軽仕掛け。
残り1F手前からの映像しか無かったが、ステッキを抜く仕草に素早く反応出来ており、ラスト1F 11.8秒は評価できる。全体時計は遅いも終いしっかり動けており余力も十分。この馬も手前は替えなかったが、クビを上手に使い、しっかり前に推進できている。プラスに評価してみたい。
【1週前追い切り B】
ノーブルマーズ 56.0 【B】
栗東CW単走。馬なり⑤
状態は、A評価を付けた前走七夕賞賞の方が上。大きなフットワークでは走れているが、クビはほとんど使えていない。胸元に発汗も目立ち本調子とは思えない。とは言え、脚力だけでそれなりに推進力ある走り。評価は据え置いた。
【1週前追い切り 映像なし】
ミスディレクション 54.0 【B-】
栗東坂路単走。G前強め。
活気十分に馬場の真ん中を登坂。ラスト1Fで苦しくなり、鞍上の肩ステッキで手前を替えて踏ん張るも、ラスト1Fは0.4秒の失速。評価しづらい。
【1週前追い切り 映像なし】
ランブリングアレー 53.0 【A】
栗東CW単走。馬なり⑧
コーナーからスピードに乗った状態で直線へ。1週前追い切りでは替えられなかった手前も、直線半ばでカチッと切り替え加速していた。馬なりで通ったコースを考えると時計も優秀。クビの角度が良く、身体全身を使い力強く走れている。馬体のハリ艶も良く、好調であるのは間違いない。高く評価したい。
【1週前追い切り B+】
レイホーロマンス 51.0 【B-】
栗東坂路単走。馬なり。
埒沿いを右手前1本で、手前を替えることなく登坂。全然関係のない他厩舎の馬にクビ差交わされた。時計は遅く、ラスト1Fは12.7秒と平凡で僅かに失速。活気も不足しており評価しづらい。
【1週前追い切り 映像なし】
ロードクエスト 57.0 【B】
栗東CW単走。馬なり⑧
コーナーを深く入り、直線で前を行く他厩舎の馬(2頭)に並びかけるも、2頭が追い出しを開始すると突き放されてしまった。ただ、この馬自身、終始馬なりで好フォームで走れており気配は悪くない。また全体時計78秒台は通ったコースを考えると秀逸。評価を難しくさせるのは、踏んだラップは不規則でラスト1Fは12.6秒と平凡であること。終いの動きだけではプラスにならないが、全体時計とフォームは評価できる。全体評価は据え置いた。
【1週前追い切り B-】