《2020》トヨタ賞中京記念【最終追い切り評価】調教

中京記念 追い切り 調教

2020年7月17日(日)に中京競馬場で行われる『トヨタ賞中京記念(G3)芝1600m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。

目次

エントシャイデン 56.0 【B】

栗東CW単走。G前軽仕掛け⑧

川須騎手が騎乗しての追い切り。右手前1本での追い切り。途中、鞍上が強引に手前を替えようと手綱を引いたことに起因し、前脚の出が悪くなり減速した点は割引。その後、立て直し徐々に可動域が大きくなり最後は伸びた。低い姿勢で活気十分。手前がバシッと替わればプラス評価で良いほどだ。気になるのは、右手前に勝る走法。左回りの中京なら良いが…。今年は阪神開催だ。評価は据え置いた。

ギルデッドミラー 51.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

頭が高く推進力を上に逃がす走りだった点は割引。また馬自ら手前を替えようとするも上手く替えられず、右手前1本で登坂した点も割引。一方で、この日の栗東坂路の馬場状態を考慮すると全体時計53.5秒、ラスト2F時計 24.2-12.3秒は優秀。最後に0.2秒だけ失速したが、活気は十分。何よりこのハンデは魅力。動きの質だけ見るとマイナス評価だが、活気・時計・ハンデを総合的に判断するとマイナス評価にはできない。据え置いた。

ケイアイノーテック 57.0 【B+】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

頭の位置が安定せず、たまに頭が高くなり推進力を上に逃がす走りとなったが、その都度、馬自ら首をグッと下げて修正していた。残り100mで軽く仕掛けたものの、ほぼ馬なり。52.1-12.1秒の時計は、この日の栗東坂路の馬場状態を考慮すると相当優秀。この時計で加速ラップが踏めている点も高く評価すべき点。1週前も時計を出しており状態は間違いなく良いだろう。

ストーミーシー 56.5 【C】

美浦坂路併せ。G前強め。

序盤、アタマの位置が高く、クビを一切使わない走りだった点は大幅にマイナス。直線向いて右手前に替わってからも、走り辛そうなぎこちない走り。右手前の苦手さを露呈した。右手前で走ったのは数完歩だけ。左手前に戻すと、息を吹き返したかのような走りとなり、併せた相手にクビ差先着。時計面で強調できる要素もなく、本調子でないという判断。

ソーグリッタリング 57.0 【B+】

栗東CW単走。G前軽仕掛け⑧

1週前追い切り(シロニイとの併せ馬)が本追切だったのだろう。時計も出ており動きも素晴らしかった。最終追い切りは単走で軽く流しただけの追い切りとなったが、クビの角度が良く、尾も綺麗に流れている。クビと脚が連動性は見事で美しい。活気もある。唯一、左手前に替わることなく、右手前1本で走った点だけを割引いた。好調であることは間違いない。

ディメンシオン 53.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

安定したフォームで活気十分に登坂。走りの軸は安定しておりフォームに一切ブレが生じていない。全体時計は遅いのだが、序盤、1ハロンごとに1.7秒→2.4秒と猛烈に加速したため、ラスト1Fは流石に0.6秒減速。このラスト1Fで減速がなければ十分プラス評価に足る内容。もう少し適度なラップを踏めば、加速ラップとなるような動きをしていた。ハンデも魅力。馬券に含めておきたい1頭。

トロワゼトワル 54.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

1週前にそこそこの時計を出し、最終追い切りは軽めの調整。ただ最終追い切りでの走りはイマイチ。アタマが高く推進力を上に逃がす走りになっていた点は大幅に割引かざるを得ない。身体の向きが進行方向に対しやや右向き。終始舌も出していた。一方で脚元は力強く、加速ラップを踏めていたため、評価は据え置いた。

ハッピアワー 55.0 【B-】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

身体の向きが若干右に向き、アタマの位置も若干高めであったが、走りの軸は安定しており許容範囲。活気十分に四肢をしっかり伸ばして走れている。ただ、時計は55.4-13.0秒と遅く、ラスト1Fも0.3秒失速。この分評価を一つ落とした。

ブラックムーン 57.0 【B】

栗東坂路単走。G前強め。

どっしりと重厚感ある馬体。最終週の重い馬場は難なくこなしそうな雰囲気はある。ラスト1Fから追い出しを開始した際、素早く反応できた点は評価すべき点。気になったのはラスト1Fで見せた動き。クビを使うのではなく、顎を前に突き出すような走りになっていた点。決して良いフォームではない。ただ時計は遅いながらも、綺麗な加速ラップを踏めていた。評価は据え置いた。

プリンスリターン 52.0 【A】

栗東坂路CW併せ。G前強め⑦

2頭併せの外。G前強めに追ったとは言え、コーナー深く回ったことを考慮すると全体時計80.1秒はかなり優秀。綺麗な加速ラップを踏んでラスト1Fは12.4秒。直線で相手と並んだところから、軽く仕掛けると4.5馬身突き放す好内容。前進気勢に溢れ活気十分は。前脚も良く前に出ており、四肢の可動域も申し分ない。弾むように滞空時間の長い走りが出来ており、映像から調子の良さが見て取れる。当然、時計も良い。

右手前に勝る走法で、左手前の走りは、右手前時と比べるとやや苦手なようにも見えたが、気にするほどでもなさそう。全体的にはかなり良い動きをしている。ハンデも魅力だ。

ベステンダンク 57.0 【C】

栗東坂路単走。G前軽追い。

途中手前を替えようとすると上手く切り替えることができず、そのまま右手前1本で登坂。終始アタマが高く、反応も悪い。とにかく馬に覇気がない。これでは…。

ペプチドバンブー 54.0 【B-】

栗東坂路単走。一杯。

顔を左に向ける形でリズムをとって走っていたが、鞍上がハミを取らせようと右手綱をひいたタイミングが悪く、馬が嫌がり大きくアタマを上げるシーンあり。気性面の悪さを見せた。落ち着いてからの走りはそれほど悪くはないものの、特段強調できる点もない。加速ラップは踏めているが、全体時計は58.1秒と極端に遅く評価できない。

ミッキーブリランテ 54.0 【B+】

栗東坂路単走。G前強め。

終始低い姿勢を保ち、右手前1本で活気十分に登坂。手前を替えれなかった点は割引も、鞍上の追いに対して反応できており、失速しそうなところを踏ん張り、加速し続けた点は評価できる。時計は遅いも、動きの質は高く、時計度外視でプラス評価としてみたい。

メイケイダイハード 53.0 【B-】

栗東坂路単走。G前強め。

メンバー中、唯一の木曜日追い切られた馬。全体時計51.2-12.3秒は優秀も水曜日との馬場差を考慮するとどうか。勿論悪い時計ではないが、時計に惑わされないようにしたい。走りは、前脚の着地ポイントが近いこともあるのか、走りの軸が安定しない。実際に追い切りでも若干右にヨレており、この天気と最終週の馬場を考えるとこの走りの不安定さは評価しづらい。また胸元に発汗が見られた。好時計とは言え、強めに追ってラスト1Fで0.3秒失速。これらを総合手的に判断すると、この評価となる。

坂路の時計が良いのは、木曜日に追い切りを行ったため。木曜日の栗東坂路の馬場状態は「良」。なお、水曜日の栗東坂路の馬場状態は「やや重」。新聞等で時計を確認される際、この馬場差があったことは意識しておきたい。

ラセット 55.0 【B】

栗東坂路単走。G前追う。

この日の栗東坂路の馬場状態を考慮すると、全体時計53.6-12.4秒は優秀な方。アタマの位置は安定しないものの、クビを使って活気十分。G前で追われてからフォームがより安定し、加速ラップを維持できた点は評価したい。

リバティハイツ 53.0 【A】

栗東坂路併せ。G前軽仕掛け。

軸の一切にブレない安定したフォーム。アタマの位置バランスが良く、クビをしっかり使って走れている。全体時計は54.2-12.1秒と終い重点の内容。ラスト1Fで強めに追いだしを開始した相手に「おいでおいで」の構えで余裕綽々。残り100mから軽く仕掛けると、そこから2馬身突き放した。最後の脚力がもの凄い。高く評価したい。

レッドイグナント 51.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり⑧

3頭併せの内。首の可動域は狭く頭は高め。思ったように前に推進していかない。一方で脚元は力強く、四肢の可動域は及第点。ビッシリ併せる形になったが、自分のリズムを保ち、落ち着いて走れていた点は評価したい。最後は3頭並んで併入。フォームに改善の余地はあるも、余力十分の内容で加速ラップを踏めていたため、評価は据え置いた。

ロードクエスト 57.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり⑧

3頭併せの内。アタマを低い位置に保ち、この馬らしいフォームではあったが、全盛期と比べると脚の回転力が落ちている。直線で手前を替えた際、右にヨレた点も割引。ヨレた後、アタマを振りながら走り、そうしてる間に中外の相手に半馬身前に出られる。その後は集中して駆け、最終的に外の相手には半馬身先着も、中の相手には半馬身遅れ。全体的にパッとしない内容。評価できない。

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