《2025》京成杯オータムハンデ【最終追い切り】調教評価

京成杯AH 最終追い切り 調教評価
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本記事は、2025年9月6日(土)に中山競馬場で行われる『京成杯オータムハンデ(G3)芝1600m』の追い切り評価記事となります。

出走馬は16頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。

A評価

もっと良く映ったのは、栗東坂路で単走追いを行ったムーンプローブです。馬場の真ん中をゆったり入ってきたかと思うと、右手前のまま長く引っ張り、余力十分。坂の一番きついところから加速し、終いでは手前を替えてもう一段ギアを入れました。動きは柔らかく弾力性に富み、体もふっくらと見せて好気配。中1週の遠征帰りでも元気いっぱいで、ハンデ50キロの軽量も魅力です。一発を狙える状態にあると判断し、最上位評価に大抜擢です。

B+評価

ニシノスーベニアは、美浦坂路のラチ沿いをずっしりとしたダイナミックなフットワークで楽々と駆け上がりました。1週前との比較でも、動きの迫力と推進力が増している点も好感が持てます。最後に少しヨレる場面はご愛敬。仕上がりは上々です。ジューンオレンジは、気負いなくリラックスした状態で栗東坂路のど真ん中を爽やかに駆け上がり、いつも調教映えするタイプですが今回も例外ではなく余力十分で好調ぶりが伝わってきます。前走の中京記念では0.2秒差の3着と好走しているにも関わらず人気は低めのまま。吉村誠之助騎手ならもっと人気していたはずで、穴狙いの筆者としてはむしろラッキーです。

その他注目馬

アスコルティアーモは栗東CWで抜きつ抜かれつの併せ馬を行いました。まず本馬が一度前に出ましたが、ステッキを使って抜き返しに来た相手に対して、馬なりのまま脚色を強めて再び抜き返した内容が光ります。勝負根性と反応の良さを感じさせる動きでした。好枠に加えハンデも魅力で、一発が期待できる状態です。コントラポストは最終追い切りで上体をやや高めに保ちながら、前肢を大きく放り投げるようなダイナミックなフォームで真っ直ぐ駆け上がってきました。四肢の動きは軽快で、馬場をしっかりと捉える推進力も備わっています。頭の位置が高いぶん姿勢に硬さは残りますが、フォームの整い方や脚捌きの良さは十分評価できます。タイムトゥヘヴンは普段もっと良く見せてくれる馬で、人気がない時ほど動きが冴え、人気が出てきそうなタイミングでは見栄えが悪くなるという不思議な魅力があります。今回は何が気に入らなかったのか、道中で何度か首を振るなど気難しい一面を覗かせ、いつもと比べるとやや物足りない内容でした。それでもフットワークのエレガントさは保たれており、走りの質自体は高いままです。気持ちさえ噛み合えば、一変があっても不思議ではありません。

追い切り評価(まとめ)

枠番馬番馬名性齢斤量最終
11ホウオウラスカーズ牝752.0B
12アスコルティアーモ牝553.0B
23ドロップオブライト牝656.0B-
24ダイシンヤマト牡556.0B-
35ニシノスーベニア牡656.0B+
36アサヒ牡654.0B
47コントラポスト牡556.0B
48シヴァース牡456.0C
59ジューンオレンジ牝554.0B+
510カラマティアノス牡355.0B
611エリカエクスプレス牝354.0C
612キタウイング牝551.0B-
713ムーンプローブ牝550.0A
714タイムトゥヘヴン牡756.5B
815タシット牡656.0B-
816タガノエルピーダ牝454.0B-

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札幌2歳ステークス(G3)

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