《2023》新潟2歳ステークス【最終追い切り】調教評価

新潟2歳S 追い切り 調教 評価
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本記事は、2023年8月27日(日)に新潟競馬場で行われる『新潟2歳S(G3)芝1600m』の最終追い切り評価となります。

出走馬は12頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価です。

目次

アスコリピチェーノ  55.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり⑦

3頭併せの外。1週前はまだ走りに芯が入ってなかったが、最終追いで大きく上昇。カチッと芯が入り走りが安定。四肢の回転もなめらかで、前肢を大きく前に投げ出し、動きものびやか。ただ最内の馬の方が良い動き。評価は据え置いた。

jamie

併せた最内の相手は新馬のシアブリスです。

ヴァンヴィーヴ    55.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

M.デムーロ騎手が騎乗。最終追いは坂路でサラリ。1週前にCWでしっかり追われておりこれで良いのだろう。推進力を上に逃がす完歩は見られるも、集中して柔らかに走れており、とても良い雰囲気。プラスに評価したい。

jamie

1週前のCW時計も優秀です。綺麗に仕上がりました。

エンヤラヴフェイス  55.0 【B】

栗東坂路併せ。馬なり。

菱田騎手が騎乗。終いしっかりとしたギアチェンジを見せ、一瞬で古馬2勝クラスを1馬身半突き放す脚力はなかなか。ただコーナーは逆手前で、アタマの位置も悪く走りはまだ荒削り。脚力は十分も、評価は据え置いた。

jamie

映像はありませんでしたが日曜に坂路で好時計。ただ失速ラップが気に入りません。オマケしての【B】評価です。

クリーンエア     55.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり⑥

大野騎手が騎乗。頭を低く保つ独特のフォームで走る馬。ただ肩関節が硬く走りはやや窮屈。もう少し動きに伸びやかさが出ると良いのだが…。併せた外の相手にも半馬身遅れ。評価は割り引いた。

jamie

併せた外の相手は、古馬2勝クラスのニシノレヴナントです。

ジューンテイク    55.0 【C】

栗東CW単走。馬なり⑥

土曜日にしっかりとした時計を出しており、この最終追いは馬なりで軽く流す程度。軽めの内容だったとは言え、走りが硬く脚元非力。迫力も不足しており評価できない。

jamie

映像はありませんでしたが、土曜日に古馬2勝クラスのテイエムヒマラヤを追走から5馬身先着しています。

ショウナンマヌエラ  55.0 【C】

栗東坂路単走。G前軽く促す。

管が細く華奢な馬というのが第一印象。植え込み側からラチ側まで流れており体幹不安定。手前替えの機会も何度か与えるも、馬がそれを拒み続け最後まで左手前一本の走り。評価できない。

シリウスコルト    55.0 【B】

美浦南W併せ。G前仕掛け⑥

直線からの映像。一度は前に出るも、外の相手も動けており、最後は1馬身遅れという内容。ただ相手は格上。この馬自身は、四肢の可動域十分にしなやかに動けている。評価は据え置いた。

jamie

併せた相手は、古馬3勝クラスのルージュリナージュ。穴ならこの馬かも知れません。

ニシノクラウン    55.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり⑦

石川裕騎手が騎乗。2頭併せの外で先行させ相手が来るのを待ち受ける内容。相手のためにやったような内容も、折り合いに苦労することは無さそうで、ギアが入ってからの動きは大きく、ジワっとした脚を長く使えている。悪くはないものの比較下位。評価は割引いた。

jamie

併せた相手は、新馬のグランシリティです。

ヒヒーン       55.0 【A】

栗東坂路併せ。馬なり。

酒井学騎手が騎乗。時折りフワッとする完歩が見られるも、前肢を高々を上げ大きな動き。相手にクビ差遅れも、相手もかなり動けていた。1週前はCWで同じ相手と互角の動き。ここでも大きく動けおり猛時計。併せた相手込みで高く評価したい。

jamie

併せた相手は新馬のヴェローチェエラ。この馬もかなり良い馬。注目です。

ホルトバージ     55.0 【B-】

栗東CW併せ。強め⑥

岩滝康騎手が騎乗。2頭併せの内。コーナーで逆手前。そのため直線でも逆手前だったが、本番が左回りであることを考えると、さほど気にしなくて良いのかも知れない。長く脚は使えているものの、迫力は平凡。評価は割引いた。

jamie

併せた相手は、新馬のワイドステラです。

ルージュスタニング  55.0 【B】

栗東坂路併せ。馬なり。

ラチ沿いを走る3歳未勝利馬大きく追走から、ゴール地点で測ったようにアタマ差先着。1週前にしっかりやっており、これで十分なのだろう。ただ似たような内容のヴァンヴィーヴとの比較で下位。評価は据え置いた。

jamie

とは言え、1週前追い切りは直線だけで外の2頭を一気に突き放す好内容。【B】の中では最上位です。

ルクスノア      55.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

永島まなみ騎手が騎乗。アタマを上に向かって振っており、少し気難しい一面はありそうも、アタマの位置は常に体の中心に置かれ、前後の脚の出はまっすぐ。余力十分に綺麗な加速ラップを踏んで登坂。楽々と坂路を駆け上がっており内転筋の強さを感じる。高く評価したい。

jamie

併せ馬を消化していないのは、この子のピリッとした性格を考慮してのものでしょう。開催の進んだ新潟の馬場もフィットしそう。内枠引くなら面白そうです。

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