本記事は、2023年6月23日に行われる新馬戦の追い切り評価となります。
12:05 函館5R 芝1200m
出走馬5頭中、全馬の追い切り動画がありました。
何とも低調なメンバーレベルです。プラスとなる馬が一頭もいません。1頭だけコメントします。
B評価馬
4.タヤスロンドンは、このメンバーの中では抜けた四肢の広がり。脚力はまだまだで、この評価が妥当ですが、横の比較だと抜けています。
追い切り評価（まとめ）
| 人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 2.4倍 | B- | 3.サクラヒメ |
| 2人 | 2.9倍 | B | 4.タヤスロンドン |
| 3人 | 4.8倍 | C | 2.ネガイヲカナエテ |
| 4人 | 5.5倍 | C | 1.シンチョウゲ |
| 5人 | 15.1倍 | B- | 5.フレデリック |
注：人気とオッズは筆者記事執筆時間（金曜日23:50）のものとなります。
12:15 阪神5R 芝1200m
出走馬9頭中、5頭の追い切り動画がありました。
ここのメンバーもパッとしません。映像があった馬から一頭をプラスとしましたがオマケが入っています。その他追い切り時計をみていて気になる馬が一頭いたので、その馬についても取り上げます。
B+評価馬
5.モンシュマンは右手前が得意な馬。左手前になるとアタマを上げ極端に走りづらそうです。それでも得意の右手前ではしっかりと加速。脚元は俊敏です。
その他注目馬
面白そうなのが、8.ピースラピッド。前肢を大きく前に投げ出し滞空時間の長い走り。大きくは動けていますが、まだ脚力がモノ足りません。豪快なフォームは悪くなく、脚力がついてくれば面白そうです。6.プエルタセクレタは、1週前に古馬3勝ちクラスを3馬身追走から併入していますが、この映像はありませんでした。映像のあった最終追いの動きは一息。脚が長く見栄えする馬体ですが、前捌きが硬くこじんまりとした動きです。
9.ポッドロイの映像はありませんでしたが、時計だけ見ると水準以上の走りをしてきそうです。パドックで注意したい一頭です。
追い切り評価（まとめ）
| 人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 3.5倍 | B+ | 5.モンシュマン |
| 2人 | 4.0倍 | － | 9.ポッドロイ |
| 3人 | 4.9倍 | B- | 6.プエルタセクレタ |
| 4人 | 8.8倍 | C | 7.パシュミナ |
| 5人 | 9.0倍 | C | 4.チークタイム |
| 6人 | 11.9倍 | B | 8.ピースピラミッド |
| … | … | … | （以下、省略） |
注：人気とオッズは筆者記事執筆時間（土曜日0:00）のものとなります。
12:25 東京5R 芝1800m
出走馬11頭中、8頭の追い切り動画がありました。
A評価馬
8.ルージュスエルテは、最終追いで古馬2勝クラスを子ども扱い。気性的に難しいところはありそうですが、四肢の回転は綺麗で脚元の力感十分。バネ感たっぷりの走りです。1週前がこれまた圧巻の走りで、口をパクパクさせながらも軽い合図で一気に加速。3歳未勝利馬を5馬身突き放す圧巻の内容です。驚愕はラスト1F時計の10.7秒。破格の数字です。これまで見た新馬の中ではNo.1。早々とクラシックを意識してしまいます。
B+評価馬
3.エチャケナは、美浦の芝コースでの古馬1勝クラス（スノーハレーション）との併せ馬。まだ上昇の余地は残しますが内転筋の強さ感じるフットワーク。一度前に出られた相手を差し返し、僅かに先着です。ルージュスエルテとの差はかなり大きいですが、横の比較でプラス評価です。
その他注目馬
9.デンティベスは、手前替えが雑でまだ走りが若いですが、前肢ののびやかさは十分。もう少し右手前でしっかり走ることができれば、良くなりそうです。それでも序盤のフットワークの雰囲気は十分。将来性は感じます。11.ミラキュラスドラマはM.デムーロ騎手を背に、3歳未勝利馬（エレガントギフト）との併せ馬。コーナーを逆手前で走るなどまだ走りが若いですが、脚は長く使えており、ゴール前でスッとハナ差先着です。
追い切り評価（まとめ）
| 人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 1.4倍 | A | 8.ルージュスエルテ |
| 2人 | 7.3倍 | B | 11.ミラキュラスドラマ |
| 3人 | 11.5倍 | B- | 7.ヴェロキラプトル |
| 4人 | 13.4倍 | B- | 10.ロジルーラー |
| 5人 | 14.3倍 | C | 1.サンライズホープ |
| 6人 | 20.0倍 | B | 9.デンティベス |
| 7人 | 28.2倍 | B- | 5.ニシノクラウン |
| 8人 | 31.0倍 | B+ | 3.エチャケナ |
| … | … | … | （以下、省略） |
注：人気とオッズは筆者記事執筆時間（土曜日0:10）のものとなります。
12:55 東京6R 芝1400m
このレースは出走馬16頭中、4頭だけしか追い切り動画がありませんでした。
ここも追い切り時計で気になる馬が一頭いたので、その馬についてコメントします。
B+評価馬
5.アスコリピチェーノが、地に足ついた安定感のあるフットワーク。集中した走りで併せた外の古馬3勝クラスを寄せ付けずクビ差先着です。
その他の馬
2.フォルクスリートは、コーナー逆手前もゆったりと大きなフットワーク。軽めの内容で強くは追いませんでしたが、後肢の蹴りはのびやか。外の相手（新馬のプラビータ）を2馬身追走し、ラクラクと併入です。11.レッドセニョールは、三浦騎手を背にポリトラックでの最終追い切り。時計は平凡ですが、集中してバランスの良い走り。新馬のフォローウィンドに対して1馬身先着した状態でしたが併入です。オマケしての据え置き評価です。
10.ミニマルデザインは、追い切り映像はありませんでしたが、1週前のCW時計は新馬戦を突破できるレベルの時計です。どんなパドックをみせてくれるか楽しみな一頭です。
追い切り評価（まとめ）
| 人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 2.3倍 | B+ | 5.アスコリピチェーノ |
| 2人 | 6.4倍 | B | 11.レッドセニョール |
| 3人 | 8.8倍 | － | 9.アルマーレシチー |
| 4人 | 9.9倍 | B | 2.フォルクスリート |
| 5人 | 11.5倍 | － | 10.ミニマルデザイン |
| 6人 | 21.4倍 | C | 7.ピックアンドロール |
| … | … | … | （以下、省略） |
日曜日の新馬戦もチェック！
今週開催の重賞レース
宝塚記念（G1）
最終追い切り
1週前追い切り
