本記事は、2023年6月2日に行われる新馬戦の追い切り評価となります。
12:15 阪神5R 芝1600m
出走馬5頭中、全馬の追い切り動画がありました。
B+評価馬
2.カントゥータは馬体が少し華奢ですが、ギアチェンジ性能はしっかり。トップスピードに乗せるまで少しモタつく一面もみせましたが、バランス良く伸縮性の高い走りです。スピードの質は高いものがあります。
B評価
1.テラメリタが、新馬らしからぬ落ち着いたフットワーク。肩の可動域はモノ足りませんが、前肢の掻き込みパワフル。簡単に抜かせない勝負根性もあります。1週前は新馬のヒヒーンに対して、馬なりのまま余力十分に先着。最終追いは芝で同じ相手と併入です。3.カズヴィトシャが、ずっしり重厚感あるフットワーク。このメンバーの中ではもっとも見栄えする馬体です。最終追いは坂路で、ステッキと見せムチ使ってめい一杯に追いましたが、相手に半馬身遅れ。手前を替えた際バランスを崩し、大きく失速した点は割引きです。ただ1週前は古馬3勝クラスのカズプレストと互角の動き。四肢の回転は美しく手前替えもスムーズ。この1週前の動きは評価できます。
マイナス評価馬
4.デルマアートマンは、2週続けて芝コースでの併せ馬。相手は3歳未勝利のシーガーディアンでしたが、これに付かず離れず併入。ただ1週前は、同じ相手に力なく2馬身遅れです。上昇していますが、現時点の動き質はそれほど評価できません。5.コンテナワールドはアタマが高くバラバラな走り。時計も平凡です。ここに入ると流石に一枚格が落ちる印象です。
追い切り評価（まとめ）
| 人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 2.9倍 | B | 3.カズヴィトシャ |
| 2人 | 3.0倍 | B | 1.テラメリタ |
| 3人 | 3.7倍 | B- | 4.デルマアートマン |
| 4人 | 5.5倍 | B+ | 2.カントゥータ |
| 5人 | 9.5倍 | C | 5.コンテナワールド |
注：人気とオッズは筆者記事執筆時間（金曜日23:30）のものとなります。
12:30 東京5R 芝1600m
出走馬9頭中、4頭の追い切り動画がありました。
B+評価馬
3.スパイキーボウが、背中で波打つような弾力性十分のフットワーク。着地の力感はまだモノ足りませんが、良い体の使い方をしています。
B評価馬
8.シュトラウスが、前肢を大きく前に投げすスナップの効いたフットワーク。ただ、鞍上が終始手綱を引っ張っているあたり制御が難しそうな馬で、まだ着地の力感はモノ足りません。それでも1週前に古馬2勝クラスに半馬身先着した脚力はなかなか。プラスにするか迷った一頭です。6.ショウナンマントルが、手前はチグハグで走りはまだまだ荒削りですが、前肢を高々と挙げる豪快なフットワーク。内外の相手にクビ差先着です。
マイナス評価馬
5.ウメテマリは管が細く華奢な馬体。四肢の可動域も狭く集中力も一息です。
追い切り評価（まとめ）
| 人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 1.5倍 | B | 8.シュトラウス |
| 2人 | 5.4倍 | B | 6.ショウナンマントル |
| 3人 | 5.6倍 | － | 9.ブシン |
| 4人 | 15.1倍 | B- | 5.ウメテマリ |
| 5人 | 19.3倍 | － | 2.ドリーミングアップ |
| 6人 | 22.1倍 | B+ | 3.スパイキーボウ |
| … | … | … | （以下、省略） |
注：人気とオッズは筆者記事執筆時間（金曜日23:40）のものとなります。
同週開催の重賞レース
鳴尾記念（G3）
安田記念（G1）
最終追い切り
1週前追い切り
