2023年5月4日(祝)に船橋競馬場で行われる『かしわ記念(Jpn1)ダ1600m(定量)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は14頭。追い切り動画で確認できた8頭の追い切り評価となります。
- ミスティネル
- エメリミット
- クレールアドレ
- イグナイター
- ハナウタマジリ
スマイルウィについては、追い切り映像がありましたが出走取消のためコメントは割愛いたします。
ヴァレーデラルナ 55.0 【A】
栗東CW単走。馬なり⑧
本番を意識して左回りのCWで追い切られた点は好感。牝馬とは思えない筋肉質の馬体で、クビの角度の良い好フォーム。手前替え流麗にしっかりと地面をつかんで走れている。高く評価したい。
初の1600mで牝馬。不安要素は多いですが動きは良いです。この枠からならチャンス十分に思えます。
メイショウハリオ 57.0 【B-】
栗東坂路単走。G前軽仕掛け。
アタマ高いのはいつものこと、いつものように前肢のスナップを効かせた走り。ただ、いつもは坂路で終い12秒台前半を出す馬。今回は12.9秒。人気になることも考慮すると高い評価は与えづらい。
蹄鉄が外れたように見えましたが、定かではありません。ただ最後の方でほとんど影響はなさそうです。
スピーディキック 55.0 【B-】
浦和ダ単走。一杯。
いつもどおり尻ムチを使ってめい一杯の追い切りを行ったが、フェブラリーSの時の方がまだスピード感がある。前走との比較でこの評価となる。
シャマル 57.0 【B-】
栗東坂路単走。馬なり。
後肢が開き、蹴り出す方向が一定とならずフォームの安定性欠く走り。右前肢も内に食い込み過ぎており、アタマを体の中心におけていない点も割引。活気は十分も評価しづらい。
怖いのは川田騎手です。
ソリストサンダー 57.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
手前替えを嫌がり右手前一本だけで走った点だけが割引きも、前後の脚を真っ直ぐ前に出せており、弾むようなフットワーク。もう少し脚元に力感が欲しいところだが、左回りは好感で一発あってもおかしくない。評価は据え置いた。
フェブラリーSの凡走で人気を落しており妙味も十分です。
カジノフォンテン 57.0 【B+】
船橋ダ単走。一杯。
良いときのカジノフォンテンの動き。この馬のベストな追い切りは2020年の東京大賞典。流石にそこと比べると迫力は見劣るが、近走の中ではグンとスピード感が蘇っている。オッズ妙味も十分。プラスに評価したい。
通ったコースは馬場の4分ところでしたが、時計も上々です。枠も良く、すんなり好位を取れるなら面白そうです。
ハヤブサナンデクン 57.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
ラチ沿いを登坂。前後の脚をまっすぐ前に出し、この馬らしい爽やかな走り。最後は少し苦しい素振りを見せ僅かに失速も、鞍上が肩を叩き闘魂注入。前走マーチSの素晴らしいデキと比べると少し物足りなく感じた分、一つ評価は下げた。
プラスとするか迷った一頭で【B】の中では上位です。右手前を好む馬で、スピードとスタミナを兼備。船橋の舞台は合いそうです。
タガノビューティー 57.0 【C】
栗東坂路併せ。一杯。
ラチ沿いを登坂。併せた相手には1馬身先着も、相手は3歳未勝利馬と格下で、尻ムチを何度も入れてのもの。不良馬場であったことを考慮しても、肩の出が悪く時計も平凡。評価できない。
【B-】が妥当かもですがメリハリつけて【C】評価です。
JRA重賞の追い切り情報
NHKマイルカップ(G3)
最終追い切り
5/5(金)以降、順次公開予定
1週前追い切り
出走登録は20頭。追い切り動画で確認できた13頭の追い切り評価となります。
京都新聞杯(G2)
5/5(金)以降、順次公開予定
新潟大賞典(G3)
5/5(金)以降、順次公開予定