《2022》関屋記念【最終追い切り】調教評価

関屋記念 追い切り 調教評価
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2022年8月14日(日)に新潟競馬場で行われる『関屋記念(G3)芝1600m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は14頭。追い切り動画で確認できた13頭の追い切り評価となります。

以下の馬については、追い切り動画がありませんでした。

  • エンデュミオン
目次

イルーシヴパンサー  56.0 【B-】

美浦南W併せ。G前仕掛け⑦

岩田望騎手が騎乗。2頭併せの内。外を5馬身近く追走し、コーナーをややショートカット気味に回り、馬場の7分どころに入ってくる。ラチ沿い深く回る相手とは少し馬体を離したカタチの併せ馬。相手の方に顔を向け集中出来ていなかった点は割引。また鞍上が手前替えを扶助するも、それを拒み左手前一本の走り。かなりギクシャクした走りになっていた。1週前は俊敏な動きを披露していたが…。評価は割引いた。

jamie

併せた相手は古馬OP馬のルークズネストです。能力は上位です。パドック気配には気を配りたいと思います。

ウインカーネリアン  57.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり⑧

三浦騎手が騎乗。2頭併せの内。前を3馬身追走しコーナーを回ってくる。一週前同様、重厚感たっぷりの安定したコーナーリング。直線向いても、鞍上は一切追わず、ジワっ相手に差を広げられそうになったところで、馬自ら脚色を強めた際、手前を戻してしまい伸びきれなかった点は割引。評価は据え置いた。

jamie

1週前の追い切り映像の中では、もっともよく見えた馬はこの馬でした。状態は良いと思います。【B】の中では最上位です。

エアファンディタ   56.0 【C】

栗東坂路単走。G前強め。

上体高めのフットワーク。そのためクビが前に出て行かず、推進力に欠ける走り。代わりに脚力があればまだ良いのだが、めい一杯追っていた割にはスピード感は感じない走り。評価できない。

ゴールデンシロップ  56.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり④

3頭併せの内。直線向いて手前替えを扶助するもなかなか替わらず、馬が左手前のまま伸びようとしたところで、鞍上に無理やり右手前に替えたため、嫌気がさし頭を大きく上げる仕草。この馬の府中実績と手前替えが上手なデムーロ騎手を考えると、さして気にする必要はなさそう。それより問題は気性面での難しさ見せた点。これは割引。併せた中外の相手とは併入した。

ザダル        58.0 【B】

美浦南W併せ。G前軽く促す④

戸崎騎手が騎乗。3頭併せの内。いつも見せる沈み込むようなフットワークと比べると少し上体が高め。それでも今までが重心低過ぎる感もあり、今回の方がバランスは取れている。ただ、いつもと走り方が違うためか、クビの振り幅が一定ではなく、左手前一本の走り。思った以上には弾けていない。ただ後肢の蹴りは相変わらずパワフル。1週前の動きよく評価は据え置いた。

jamie

併せた中の相手は同レースに出走予定のピースワンパラディです。この馬としては今一つの走りでしたが、3馬身追走から、きっちり併入です。

シュリ        57.0 【A】

栗東坂路単走。馬なり。

直線半ばからの映像。右手前で馬場の真ん中やや植え込み側を登坂してくる。顔を少し左に向けているのはこの馬の癖。さほど気にする必要は無いだろう。最後まで手前は替えず右手前一本の走り。それでも、前肢を大きく前に投げ出し、前肢のスナップをしっかり効かせて、ラクラクとゴールに向かって脚を伸ばせている。何より評価したいのが、真っ直ぐに走れている点。後肢の蹴りが安定している証拠だ。高く評価したい。

jamie

いつも追い切りでよく動く馬ですが、力みが少なく今までの中ではもっともよく映ります。スムーズに競馬することができれば、面白いのではないでしょうか。

スカイグルーヴ    54.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑤

ルメール騎手が騎乗。3頭併せの中で、内外1馬身間隔を保ち雁行状態でコーナーを回ってくる。直線で馬体が並ぶと、カチっと手前を替え、前肢の掻き込みパワフルに、水平移動しているかのように推進力ある走り。クビの角度もよく、動きにムダがない。きっちり折り合えば、この省エネ走法で1F延長も問題なさそう。併せた内外の相手を馬なりのまま寄せ付けず、半馬身先着した。プラスに評価してみたい。

jamie

併せた内の相手は古馬1勝クラスのミファヴォリートです。

ダノンザキッド    57.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

1週前に早い時計を出しており、最終追い切りは軽め。馬場の真ん中ややラチ側に入ってくる。鞍上の扶助を受けての手前替え。上体高めのフットワークはいつものこと。ただ雰囲気は抜群で悠然とした走り。ラスト1Fで一瞬脚色を強めるも、最後は脚色を緩めてフニッシュ。もう一段上の走りがある馬だが、最終追い切りはこの程度で良いのだろう。雰囲気が他馬とは一線を画す。プラス評価とする。

jamie

能力全開なら突き抜けておかしくない馬だと思います。

ディヴィーナ     54.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を登坂。適度な気合い乗りは示しているものの、アタマの位置が安定せず、やや雑な走り。内転筋の強さ感じる俊敏なフットワークではあるものの、高い評価は与えづらい。線も細く映る。

jamie

ヴィクトリアマイルの1週前追い切りで衝撃を受けた馬ですが、今回はそこまで衝撃は覚えません。

ピースワンパラディ  56.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり⑤

柴田善騎手が騎乗。3頭併せの中。内は同レースに出走予定のザダル。これに3馬身先行から直線先に抜け出すも、口が半開きで今一つクビが前に出ない走り。この馬らしく大きなフットワークで走れてはいるのだが、左手前一本のザダルに並ばれており、評価しづらい。

リアアメリア     54.0 【A】

栗東CW併せ。馬なり⑧

2頭併せの内。前を2馬身追走し、ゆったりと直線に入って来る。普段抑えの効かない馬が気負うことなくコーナーを曲がれており、気性面の成長が窺える内容。直線は威嚇するように相手の方に顔向け気の強い一面は見せたが、外で懸命に追う相手を尻目に、ラクラクと馬なりで2馬身先着。前肢の掻き込みが力強く、クビと後肢の蹴りのバランスが良く、ラクに脚色を伸ばすことができている。

jamie

併せた相手は古馬1勝クラスのピーニャです。左手前の走りは少しぎこちなく、右手前に勝る走法も新潟の舞台ではプラスでしょう。

レッドライデン    56.0 【B】

美浦南W単走。馬なり⑧

吉田豊騎手が騎乗。追いすぎないようにという指示だったのだろう。確かに馬体は細く映った。ただ、馬は走る気に満ちており、これを鞍上が抑え込んでいたため、馬はコーナーで頭をを振りながら。直線でも鞍上は後傾で終始抑えるのに必死だった。追い切りの意図と馬の気持ちが一致しておらず評価できないのだが、馬の動きは柔らかで状態は良く映る。評価は据え置いた。

ワールドバローズ   56.0 【B-】

栗東坂路併せ。G前強め。

重心を低く保ちピッチ気味の小気味良いフットワーク。前を大きく追走していたとは言え、ラスト1Fからステッキ入れてめい一杯追うもクビ差届かずという内容。最後に手前を戻していた点も割引。この馬自身は綺麗な加速ラップが踏めており、時計だけ見るとさして悪くはなさそうだが、映像からは脚元が非力に映る。評価しづらい。

jamie

併せた相手は古馬1勝クラスのスタティスティクスです。

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