本記事は、2025年10月18日(土)に東京競馬場で行われる『富士ステークス(G2)芝1600m(別定)』の最終追い切り評価記事です。
出走馬は14頭。追い切り動画で確認できた13頭の追い切り評価となります。
- シャイニーロック
A評価
ファーヴェント
手前替えの際にトモが流れる癖はあるものの、許容範囲内です。1週前にしっかり追われ、最終追い切りは軽めの内容でしたが、馬体にはふっくらとした張りがあり、フットワークにも弾力性が感じられます。前肢を大きく前に投げ出し、ダイナミックなトビで綺麗な加速ラップを刻む走り。全体から漂う雰囲気の良さを高く評価します。
B+評価
ウォーターリヒト
肩を叩かれるたびにグイグイと加速し、気分良さそうに登坂していました。反応の良さが際立ちます。前肢をまっすぐに伸ばし、後肢の引きつけもしっかりとしており、全身をスムーズに連動させて走ることができています。
その他注目馬
ジャンタルマンタル
ここは叩き台の位置づけです。2週続けて栗東坂路で単走追いを行い、いずれも右手前一本の走りでしたが、動きには余力が感じられます。後肢の蹴りには鋭さがあり、このデキでも斤量が同じなら十分に勝ち負けできる仕上がりです。あとは59kgをどう捉えるかがポイントになりそうです。
マジックサンズ
ラスト1Fで手前を替えると鋭いギアチェンジを見せ、状態の良さを感じさせました。前後の脚の出もまっすぐで、フォームも安定しています。長く脚を使うタイプで、最内枠ならある程度前目で競馬をしたいところ。折り合い面に課題を抱える馬だけに、その点をどう御するかが鍵になりそうです。55㎏の斤量は魅力です。
ガイアフォース
秋初戦。最終追い切りは気分に任せて流す程度の内容でしたが、脚元にはしっかりと力感があり、恥ずかしい競馬にはならないだけの下地を感じます。大きな加点こそないものの、マイナス評価には当てはまらない動きでした。
ニシノスーベニア
結果こそ出ていませんが、この夏を境に追い切りの動きが一変し、大きく成長を遂げたと感じる一頭です。今回も地に足のついた安定したフットワークで走れていましたが、道中で左にヨレる場面があった点は割引き材料。前走・前々走の方が映りとしては上に感じられるものの、オッズとのバランスを考えると妙味は十分。評価は据え置きとしました。
シャンパンカラー
馬なりでしっかりと加速ラップを刻み、相手に1馬身先着しました。動きからは復調気配がうかがえます。パドックでの気配をチェックしたい一頭です。
キープカルム
胸前にわずかな発汗が見られたものの、それ以外は“いつものキープカルム”。手前替えのタイミングこそ意図通りではありませんでしたが、体幹はぶれず、綺麗な加速ラップで登坂できています。この馬もパドック次第では印を回したい一頭です。
追い切り評価(まとめ)
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 最終 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マジックサンズ | 牡3 | 55.0 | B |
2 | 2 | ウォーターリヒト | 牡4 | 57.0 | B+ |
3 | 3 | シャイニーロック | 牡9 | 57.0 | – |
3 | 4 | ウンブライル | 牝5 | 55.0 | B- |
4 | 5 | レイベリング | 牡5 | 57.0 | B- |
4 | 6 | ソウルラッシュ | 牡7 | 59.0 | B- |
5 | 7 | ニシノスーベニア | 牡6 | 57.0 | B |
5 | 8 | ジュンブロッサム | 牡6 | 58.0 | B- |
6 | 9 | キープカルム | セ4 | 57.0 | B |
6 | 10 | グリューネグリーン | 牡5 | 57.0 | C |
7 | 11 | ガイアフォース | 牡6 | 57.0 | B |
7 | 12 | シャンパンカラー | 牡5 | 58.0 | B |
8 | 13 | ファーヴェント | 牡4 | 57.0 | A |
8 | 14 | ジャンタルマンタル | 牡4 | 59.0 | B |
今週開催のその他重賞レース
秋華賞(G1)
最終追い切り
1週前追い切り

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