本記事は、2025年9月7日(日)に中山競馬場で行われる『紫苑ステークス(G2)芝2000m』の追い切り評価記事となります。
出走馬は13頭。追い切り動画で確認できた全頭の追い切り評価となります。
A評価
最も良く映ったのはロートホルンです。均整の取れたフットワークで、前後左右のバランスが際立っていました。時計こそ平凡ですが、トモの筋肉はしっかり発達しており、蹴りの力強さも十分。完成度の高い一頭で、秋華賞の舞台でも楽しみが広がる存在です。
B+評価
次点は、ダノンフェアレディ。大きなフットワークに加え、仕掛けへの反応も上々。クビを前に突き出して一気に加速する姿は迫力十分で、最後まで推進力を持続できていました。夏を越えて心身ともに成長を感じさせる一頭です。
B評価
テリオスララは、美浦南Wでの併せ馬。以前から動きの良さを見せてきた馬ですが、今回もバランスの取れたフットワークを披露しました。もう少し機敏さが欲しいものの、しなやかさと力感は十分。この馬も秋華賞で見たい一頭です。サヴォンリンナは、1週前と比べて脚元の力感が大きく増し、クビを使った連動性ある動きに変化しました。小柄な馬体ながらもキビキビとした走りで、確かな上積みを感じさせます。安定感に加えて成長力もあり、注目したい一頭です。面白そうなのはセイキュート。四肢の可動域はそれほど広くないものの、前肢を鋭く叩きつけるような回転力で推進力を発揮し、トモのバネ感もしっかりと伝わってきます。展開次第では馬券圏内に食い込んできても不思議ではありません。
マイナス評価
今回は時間に余裕があったため、マイナス評価とした上位人気馬3頭についても触れておきます。
リンクスティップは、手前替えがスムーズでなく、頭の位置も高めで軸が安定しない走り。前肢の可動域も狭く、特に急坂では苦戦しそうな印象です。ただし活気は十分で、これまでの戦績からも能力自体は上位。気持ちひとつで大きく変わってくる可能性があります。ジョスランは、時計は出ており、四肢を大きく広げるフォームは悪くありません。ただ、併せた新馬を煽るなど集中力に欠け、最後は仕掛けて併入。相手が馬なりだったことを考えると、走りに余裕はなく、脚元の力感もやや物足りない印象です。エストゥペンダは、トモの筋肉が発達し、蹴りの力強さは十分に伝わってきます。ただ気負いが強く、首の使い方に硬さが残る点は課題。走りの軸が安定してくれば一変の余地はありますが、現状では評価を下げざるを得ません。
追い切り評価
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 最終 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | リンクスティップ | 牝3 | 55.0 | B- |
2 | 2 | ドマーネ | 牝3 | 55.0 | B- |
3 | 3 | セイキュート | 牝3 | 55.0 | B |
4 | 4 | エストゥペンダ | 牝3 | 55.0 | B- |
4 | 5 | ジョスラン | 牝3 | 55.0 | B- |
5 | 6 | ロートホルン | 牝3 | 55.0 | A |
5 | 7 | ケリフレッドアスク | 牝3 | 55.0 | B- |
6 | 8 | サタデーサンライズ | 牝3 | 55.0 | B- |
6 | 9 | ダノンフェアレディ | 牝3 | 55.0 | B+ |
7 | 10 | マイスターヴェルク | 牝3 | 55.0 | B- |
7 | 11 | サヴォンリンナ | 牝3 | 55.0 | B |
8 | 12 | キューティリップ | 牝3 | 55.0 | C |
8 | 13 | テリオスララ | 牝3 | 55.0 | B |
今週開催のその他重賞レース
セントウルステークス(G2)

京成杯オータムハンデ(G3)

札幌2歳ステークス(G3)

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