《2025》札幌2歳ステークス【最終追い切り】調教評価

札幌2歳S 追い切り 調教 評価
  • URLをコピーしました!

本記事は、2025年9月6日(土)に札幌競馬場で行われる『札幌2歳ステークス(G3)芝1800m』の追い切り評価記事となります。

出走馬は12頭。追い切り動画で確認できた10頭の追い切り評価となります。

以下の馬については、追い切り動画がありませんでした。

  • ミリオンクラウン
  • トーアサジタリウス

A評価

最も良く見えたのは、ポペットです。この馬は繋ぎの返りが他馬とは段違い。スナップの効いた走りに四肢の回転スピードと連動性が加わり、末脚の爆発力を生み出しています。小柄な馬ですが馬群を苦にしない点も魅力。札幌芝1500mで上がり33秒台を記録した馬は過去に見当たらず、非凡な瞬発力を備えています。ここでどんな走りを見せてくれるか、楽しみな一頭です。

B+評価

次点はアーレムアレス。2週続けて単走で追われましたが、どちらも弾むようでありながら流れるようなフットワーク。品のある動きが目を引きます。最終追いでは1週前と比べて力感も増し、走りも大人びて見え、この時期の2歳馬としては完成度の高さが際立ちます。

その他注目馬

サンセットゴールドは、ギアの入りが遅かった点が割引きですが、トップスピードに乗ってからは四肢の連動が良く、伸びやかなストライドで走りのセンスを感じさせます。新馬戦の追い切りでは良い反応を見せていたので、本番でも同様の動きが出れば上位進出が期待できます。ジャスティンシカゴは脚元の力感が大幅に上昇しました。頭の位置が高くフォームはやや雑なものの、後肢の力強さと一完歩ごとの推進力は十分。上昇度の高さを評価します。

ショウナンガルフは、低い姿勢で走り、フォームの美しさと脚元の力感のバランスが取れています。闘争心に課題があるのかもしれません。最終追い切りでは相手を交わせそうな手応えでしたが併入に終わっています。2週続けて併せ馬を課した意図は闘争心を引き出すことにあったのかもしれません。スマートプリエールは序盤、相手を煽るような走りで幼い一面を垣間見せましたが、直線半ばからは姿勢を整え、美しいフォームで相手にきっちり先着しました。全体のバランスが整っており、推進力も十分。母系由来の品の良さを感じさせる一頭です。

ヒシアムルーズは、鞍上が手綱を短く持ちやや後傾気味。我慢させる意図があったのでしょう。ただ、その影響か動きが緩慢になっていた点は割引きです。それでも脚元の余力は十分で、半腱半膜様筋の発達が際立つ馬。ポテンシャルを感じる一頭で、もう少しリラックスして走れていれば高く評価したかった馬です。

追い切り評価(まとめ)

枠番馬番馬名性齢斤量最終
11ジーネキング牡255.0B-
22ジャスティンシカゴ牡255.0B
33ポペット牡255.0A
44ショウナンガルフ牡255.0B
55ヒシアムルーズ牡255.0B
56サンセットゴールド牡255.0B
67ミリオンクラウン牡255.0
68ロスパレドネス牡255.0C
79トーアサジタリウス牡255.0
710アーレムアレス牡255.0B+
811スマートプリエール牡255.0B
812オブラプリーマ牡255.0B-

今週開催のその他重賞レース

京成杯AH(G3)

あわせて読みたい
《2025》京成杯オータムハンデ【最終追い切り】調教評価 本記事は、2025年9月6日(土)に中山競馬場で行われる『京成杯オータムハンデ(G3)芝1600m』の追い切り評価記事となります。 出走馬は16頭。追い切り動画で確認できた...
札幌2歳S 追い切り 調教 評価

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次